BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

探偵ガリレオ

2008-01-10 23:21:48 | 読書感想文
フジテレビで福山雅治さん主演で盛り上がった物理学助教授の推理小説です。
東野圭吾さんの小説は面白いと評判を聞いてて、いつか読みたいとは思ってました。このドラマ化の波に乗って第1弾を買ってしまった。
でも読んだら短編なんですね。
5つ収録されてました。
長編だとばっかり思ってたから意外でしたけど。
特殊な事件ばっかり扱ってて、それを物理学的な面から解決していくから、短編でよかったと思いました。じゃないと飽きるかも。
ちょっと物理とか理科系が苦手な人は読めないだろうなぁ、おそらくつまんなく感じるに違いない、、、と思いました。
いずれにしろ、「普通」の推理小説と違うから、これはこれで面白い。
話は全部で5つ。
「燃える」
突然、頭が燃えて死亡した青年。
「転写る」
デスマスクが導く事件の真相。
「壊死る」
心臓だけ腐ったような変死体。
「爆ぜる」
突然、海で大爆発した女性。
「離脱る」
見えるはずのない景色を見た少年。

どれもこれも、事件がトリックのようです。
ドラマでは相棒の草薙さんが柴咲コウさんでしたが、
小説では男友達の設定で、逆になんか湯川教授とのやり取りがいい感じです。
次の予知夢も読んでみたい。