BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

ねぶたアート@ホテル青森

2021-11-04 15:57:03 | ねぶた

先月末、ホテル青森でとある講演会に参加してきました。

ホテル青森来るのってすっごく久しぶり。

なかなか来る機会もないのでフロント周辺を見てると、

そこに2体のねぶたがありました。

ねぶたアート創生プロジェクトの作品です。

これは「棟方志功」さんではないですか!

ねぶたが大好きで、ねぶたバカだったと思われる志功さん。

そのはっちゃけぶりを表すかのようなこの表情。

いいですねー、一緒に跳ねたかったなぁ。

第五代名人千葉作龍さんの作品。

その隣にはかわいらしいフクロウの姿が。

こちらは第六代名人北村隆さんの作品。

青くてつぶらな瞳がかわいらしい。

動物をねぶたで作らせたら、この方の右に出るものはないのではないですね。

久しぶりにねぶたが見れてうれしかったです。


青森夏祭りアドトレーラー来る

2021-08-10 11:18:46 | ねぶた

 

SNSで話題になった「青森夏祭りアドトレーラー」が弘前にやってきました。

ツイッターで弘前のねぷた村で1時間休憩するとあったので、

子供たちと見に行ってきました。

青森県内今年も夏祭りは中止となっていますが、

県民に少しでも祭りの気分を味わってほしいという願いから、

各都市の観光協会などが主体となって共催しているようです。

青森ねぶた、弘前ねぷた、八戸三社大祭がどどーん。

まじかで見ると迫力あります。

運行するのは八戸にある伊藤商事さん。

駐車場に行くとライトアップされた車両が止まっていました。

 

トレーラーからは弘前のねぷた囃子が聞こえてきます。

本来ならこの時間、街のあちこちから聞こえてくるはずの音色。

トレーラーに描かれたメッセージに心打たれますね。

「魂を揺さぶる熱い夏」

「コロナに負けない青森県」

来年こそは!!。。。ほんとにそう願います。

後ろには世界遺産に登録された縄文遺跡をPRするシンボルマークが。

トレーラーは19時30分過ぎにねぷた村を出発して、弘前市内を夜間走行。

少しだけ車で後を付いて行って途中でお別れしました。

運行してくれてありがとう。

見に行って、会えてよかったです。

 

 


今こそ地域ねぷた

2021-08-09 15:01:22 | ねぶた

ねぶたのない夏ふたたび。

6月に今年の青森ねぶた祭が中止と発表されてから、

去年に引き続き今年も祭りのない夏がやってきました。

しかし去年と全く違うのはねぶた、ねぷたの製作は行われているということ。

青森市のねぶた小屋ではいつもより数は少ないですが、

祭りの代替イベントでのお披露目を目指し、

ねぶた師がねぶたを作り上げました(今も製作中の団体あり)。

弘前市内も合同運行はないものの、

昔ながらの町内を周る地区単位のねぷたの運行は行われているようです。

わが藤崎町は残念ながら運行しているか情報は摘まめませんでした。

そんな7月末の週末、夕方外で片づけをしているとどこからともなく、

どんこどんこ・・・どんこどん、、、と、

太鼓と人の掛け声のようなものが風に乗って聞こえてきました。

ねぷたの運行だ!!

祭りに飢えた私はその掛け声にすぐに反応してしまいました。

どこかでねぷたの運行がある!

子供たちにも見せたい。

家の中にいる子供たちを呼び出し、一緒に車に乗せ、音のするほうへ走り出しました。

走っては時々車を止め、音のする方向へまた走り出し、

線路を超えて南へたどり着いたのは田舎館村川部地区。

線路を挟んだ隣の地域です。

ついにねぷたの灯りらしき姿をとらえました。

住宅街の家と家の間の狭い道路に大きなねぷたがいる。

道路わきの畑に車を止めて、

ねぷたの前方へと子供と走っていきました。

住宅街の中では住民が家の前でねぷたが来るのを待ち構えてきます。

スピーカーから流れるお囃子とともに、トラクターにひかれたねぷたがやってきた!!

「かーわべーのねーぷーたー」

 

 

大きい!

思ったよりも大きい。

久しぶりだからか、周りに家があるからかそう思ってしまった。

鮮やかなねぷたがくるりと向きを変えて目の前で一回転し、

子供たちもうれしそう。

囃子方は住宅街の中では演奏せず(コロナ対策?)、

住宅街が途切れたあたりからは生演奏で進んでいきました。

そのねぷた囃子に、「ずっとねぷたの後をついていきたい・・・」

たいちゃんが言いました。

ああ、うちの町内が所属する地域ねぷたも運行があればなぁ、

一緒にねぷたを引っ張って町内を廻る楽しさを教えてあげられるのに。

私もずっとねぷたにくっついて行きたいけれど。

慌てて車に戻り、子供たちとノロノロ運転でねぷたの後ろをついていきました。

ねぷたは川部地区の町内を練り歩き、

途中バイバイして私たちは別れました。

こんな時だからこそ地域ねぷたのありがたさが身にしみます。

運行してくれてありがとう。

見に行けてよかったです。

来年こそはねぶた祭りに参加したい。

そして子供たちは運行やお囃子にも興味があるので、

地域のねぷたの囃子団体にも所属することを考えてみたいなぁと思いました。


ねぶたアート創生プロジェクト

2021-04-15 15:58:06 | ねぶた

青森市で2月中に行われていた「ねぶたアート創生プロジェクト」。

13名のねぶた師による、ねぶたの技法を用いてた新しい形のアート作品。

青森市と浅虫地区にいくつか作品が展示されているので、今回見てきました。

といっても全部を回る余裕はなく、コロナ渦ですので旅館などは宿泊客でもないので立ち寄りがたい雰囲気。

 

こちらは海扇閣にて、北村春一さんの「海扇」。

おお、ホタテ貝ですね。

七輪の上に載っています。

白一色ですが、そこがまたユニーク。

こちらは海扇閣の吹き抜けの中央ステージ上にあって、目立ってました。

 

道の駅ゆーさ浅虫では北村麻子さんの作品(左)と、北村蓮明さんの作品(右)。

それぞれ展示されている階が違います。

麻子さんの作品はこぎん刺しの模様が描かれ、色合いも優しい雰囲気。

やはり女性らしさを感じてしまう。

蓮明さんのは波の色が素敵なイルカ、めっちゃ愛らしい表情。

浅虫水族館のイルカショーのイメージですかね。

2階の休憩コーナーにひっそり飾られていて、少し寂しい。

どちらも人の出入りが多い1階に飾ってより多くの人に見てもらいけどな。

このプロジェクトはこれからもやるのか、

それとも今年限りなんでしょうかね。

なかなかねぶたアートって好きなんですが。

 


ねぶたのない夏2020

2020-08-18 15:52:50 | ねぶた

留学、妊娠中とねぶたがあっても出れない夏はこれまで何度かありました。

でも祭りそのものが存在しない夏は初めてです。

7月に入り徐々に蒸し暑くなる中、祭囃子も聞こえない。

ねぶたの台上げのニュースもない。

なんだかほんとに夏が来たのかと思うさみしさ。

そんな中、本来祭りが行われている8/5にいつもねぶたで青森へ来てくれる、

兵庫県の仲間が青森へ遊びに来てくれました。

いつもねぶたの打ち上げをするねぶた小屋があるアスパム裏で再会!!

うれしい~!!

いつもこの時期だけ会う仲間に会えるとすごくうれしい。

横浜の仲間もそれに合わせて帰省。

ほか県内にいる仲間一名と4人で、オンラインのねぶたのお囃子中継を聞きながらしばし談笑。

いつもならねぶた関係者で人がいっぱいの公園は誰もいなく、

とてもさみしい風景だったけれど、

ねぶた囃子で思わず跳ねる仲間の姿を見て、みんなさみしいのは一緒だと分かっただけで元気が出た。

また来年も絶対祭りで会おうと約束して別れた。

翌日アスパムでねぶたのマスクを購入しました。

いつもつけねばならないマスクもねぶたの柄だと嬉しい。

(上)竹浪比呂夫研究所デザインのものと、(下)リバーシブルねぶたマスク。

このマスクであと一年頑張ろうっと。

 

 


ねぷた塗り絵

2020-07-21 15:41:25 | ねぶた

 

ファミリーマートに寄ったら、レジの前で塗り絵を発見。

弘前ねぷたの塗り絵です。

これぞねぷたと思うめっちゃリアルな津軽為信公の絵や、

子供向けみたくかわいらしいアマビエちゃんの塗り絵も。

子どもの遊びにちょうどいいと3枚持ち帰り、暇なとき塗り絵をやらせてみたら・・・

こうなりました!!

 

たいちゃんの作品です。

何度もクレヨンで塗り重ねて、まるで油絵のようだ。

為信さんは見えなくなったが、こういうねぷたもあってもいい。

なんだかもったいないのでコンテストに応募することにした。

ねぷた村の北側にある城北のファミリーマートにて受付してきました。

たくさんの人に見てもらえるように★

それ、ヤーヤドー!!

 

 


青森ねぶた祭中止

2020-04-10 13:32:29 | ねぶた

8日にですが、正式に青森ねぶた祭の中止が決定しました。

2月からねぶた仲間の中では、中止か?どうかとやきもきしてきましたが、

どこのねぶた関係者も同じ気持ちでいたと思います。

中止と聞いてがっかりした気持ちとほっとしたような安心した気持ちがあります。

ねぶた祭は私たち青森県人(もはや青森だけにとどまりませんが)が、

冬の間にこもったストレスを一斉に吐き出し、

エネルギーをぶつけ合って行う祭りです。

これがあるから生きていられる。

ねぶたは私の人生そのもの、、、そういうねぶた師もいます。

それくらい津軽に住む青森に住む私たちにとって、欠かせない風物詩なのです。

それがないとなるとこの夏はどんな夏が来るのか。

寂しい切ない夏決まっている。

いや、きっと本当の意味で夏なんて今年はないのだろうなぁと思う。

戦後初、、震災直後さえ運行してきたねぶた。

それをいとも簡単に奪っていくコロナが恐ろしく憎い。

ねぶただけでなく、一年で一番美しい弘前の桜でさえ、見ることがかなわなくなってしまった。

それを決断した弘前市長の気持ちを考え、今年は弘前公園には近寄らないことにした。

あの日本一と言えるすばらしい桜が見えないのはなんとさみしいことよ。

きっと日本中、いや世界中の人がこのコロナの脅威にさらされ、

不自由なストレスをかけていることだろう。

つらいのは自分だけではない。

空けない夜はないように、みんなが元気でさえいれば必ずコロナに勝てると信じる。

ねぶたは逃げない、一番悔しいはずなのに笑って答えたねぶた師千葉作龍さんのインタビューに心が震えた。

次の祭りは全力ではねるのがいっそう楽しみである。

 


今年のねぶた大賞2019

2019-08-09 14:37:31 | ねぶた

ねぶた小屋でねぶたを見ながら、
ジュースを飲んでまったり打ち上げしていたら、
夜間運行を終えたねぶたたちが次々と戻ってきます。
おかえりーなんて思いながらねぶたを眺めるのが好き。
知事賞を受賞した北村麻子さんの七色ねぶたを見たかったのですが、
もう垂れ幕が閉じられていて見れなった。。。
残念です。
跳ねるばっかりでちっとも見てなかったので、
この時しかねぶたを見れないと思ってたら、
今年のねぶた大賞がやってきてくれました。

青森菱友会 『紀きの朝とも雄おの一首いっしゅ 千方ちかたを誅ちゅうす』 作:竹浪 比呂央
いやー、かっこいいですね。
下絵を見たときにはおどろおどろした、
ちょっと地味な感じだったのですが、
やっぱりどうしてねぶたになるとこうもかっこいいのか。
さすが竹浪先生。
剣ではなく、和歌なので筆を持って絡まっているのがなんともユニーク。
左の鬼の顔がちょっと不気味で小鬼たちはひょうきんな感じ。

そのあとJRねぶた実行プロジェクト 『浄焔じょうえん 日本武尊やまとたけるのみこと』 作:竹浪 比呂央 もやってきました。
こっちはうって変わって雰囲気ががらりと変わりますね。
赤い炎がかっこいい。
ヤマトタケルノミコトです。
日本史のヒーローですよ。
運行してる時の姿が見たかったな。
竹浪先生、おめでとうございます。

青森ねぶた2019

2019-08-08 15:00:18 | ねぶた

やってきました、今年の青森ねぶた祭り。
8/2から始まり昨日8/7の昼の運行、夜の海上運行でフィナーレでした。
夏だ、青森だ、ねぶただー。
と、今年は例年になくめっちゃ良い(ビニール必要なし)天気に恵まれ、
おまけにめちゃくちゃ暑いお祭り期間でした。

私は8/3・8/4は子供達も連れて家族で参加してきました。
8/3はいつも仲間と跳ねるマルハニチロで、
8/4は初めて消防・アサヒビールで跳ねました。
一年に一度全国からやってくるねぶた仲間に会うのが何よりの楽しみ。
今年は6年ぶりに参加した仲間や、
海外に住んでて一時帰国した仲間、
30年連続で参加してる仲間にも会えました。
私自身去年が出れなかったので、
2年ぶりなのにちっともそんな気もしない。
懐かしいのになんだかほっとする、
そんな仲間たちと跳ねるのは最高に楽しい。
写真は8/3と8/6の参加集合写真♪

たいちゃんは赤ちゃん用(0-3才)の簡単ワンタッチ浴衣がまだ着れました。
来年はすばるがこれを着ることになるでしょう。
すばるはベビーカーで参戦です。
泣くこともなく、一日目はねぶたの最中に爆睡でした。
たいちゃんもさすがにすごい人の中で歩くのは疲れたのか、
1時間過ぎたあたりから「だっこー」の連続でした。
結局両日終盤で抜けましたが、参加できてよかったです。
来年は最後まで入れるといいなぁ。

こちらは今回初めて参加した消防・アサヒのねぶたです。
ねぶたを操る扇子持ちの人のサービスが素晴らしく、
跳人の列にこれでもかーとギリギリまでねぶたを近づけてくる。
後ろから覆いかぶさってくるねぶたを見てて、
ああ、これが青森のねぶただよね。。。
ここから見るねぶたが一番かっこいいーと思ってました。

8/6は当初予定になかったのですが、
朝、思い立って参加を決意。
やはり8/3-4の子連れの参加だと跳ねたりないというか、
思いっきりできなかったのだよね。
子供は旦那がベビーカー押しながら見てくれたりもしたんだけど、
やっぱり自由がきかないじゃない。
居ると気になってしまうし、
たいちゃんもあちこちに行ってしまうからね。
だから一人で思う存分(去年の分も)跳ねないと夏は越せないなって唐突に思って、
初めて子供の延長保育を申し込んだ。
これで旦那さんが残業になっても大丈夫。
私は会社を少し早退して青森へ向かったのでした。
おまけにこの日は夜間運行の最終日。
最終日に出る事自体久々だったのでわくわくでした。
なのでみんな思いっきり跳ねています。
運行する側も見る側もどこか弾けている感じ。
おかげさまで仲間と思いっきり跳ねることができ、
最後は足があがらなくなったけど、
終わった後に食べたかき氷がおいしかった。
そのあとは恒例のらっせランド(ねぶた小屋)で乾杯。
夜間運行を終えて戻ってくるねぶたたちを見ながら過ごす時間は、
とってもとっても楽しかったです。
やっぱり行って良かったです。
どうかまた来年も参加できますように。
みんなと元気で会えますように。


地域ねぷた運行

2019-08-07 12:29:01 | ねぶた
7月末から青森県はあちこちで祭モードに突入しました。
そのおかげで忙しくて、
ブログを更新してませんでした。
祭りの時期って、「じゃわめぐ」ので落ち着かないのですよ。
おまけにあっという間に8月に突入し、青森ねぶたが始まった!!
ということで、参加した祭りについて少しずつ書いていきます。


まず、地域ねぷた運行。
引っ越した先の町内会でお金を出している団体が、
7/31にうちの町内をねぷた運行してくれました。
藤崎町の藤蓮会です。
津軽ではあちこちの小さな集落や町内ごとに、
ねぷた(ねぶた)を作って、町内を回る地域ねぷた運行があります。
弘前などのお祭りはその地域ねぷたの合同運行なわけです。
合同運行はいわば集合体なわけで、
その前後に各町内での地域運行が行われています。
うちの子供たちも今年初参加。
集合場所のコンビニの駐車場にねぷたが来てくれました。
まじかで見ると大きくてきれい。
ねぷたにロープを付けて、
みんで「ラッセラッセラッセラー」の掛け声で引いていきます。
藤崎町の掛け声は、これなようです。

集合場所には「じいじ」も駆け付けてくれました。
たいちゃんもうれしそうに「らっせらっせ」と声を出していました。
見送り絵には岩木山や藤崎町に縁がある「梅沢登美男」さんの花魁姿です。
町内のグループホームなどを廻りながら、
町のかなを練り歩きます。
最後には団体と町内と両方から子供たちはジュースやアイス、
お菓子などを貰いました。
藤蓮会は今年の初出陣をうちの町内を選んでくれたとのことで、ありがとうございました。
また来年も運行お願いします。
また子供たちと参加したいですね。