BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

大鰐散歩

2021-09-30 16:37:07 | 青森・津軽

前回の続き。

弘南鉄道で大鰐駅へ着いたあと、大鰐の町中を散歩しました。

大鰐は車で数回来たことがあるくらいで、

街中を歩くのは初めてだったりします。

いつも車で目的地へダイレクトなんで、街歩きがなんだか新鮮。

駅からしばらく歩くと川(平川)が出てきました。

我が家の近くにある川も平川なんで、あの川の上流はこうなるのか・・・なんて思うと感慨深い。

河川敷が歩けるように護岸整備してあって、夏場ならなんだか泳げそうな感じ。

カモが気持ちよさそうに泳いでいました。

大鰐の街中の平川にはいくつか橋がかかっているそうで、

このオレンジ色の橋は「月見橋」だそうです。

月夜に川の上から素敵なお月様が見られそうな雰囲気。

橋はどれもレトロな雰囲気があって温泉街ならではの情緒があります。

 

初めに目的の足湯へ向かいました。

大鰐温泉は津軽の奥座敷といわれる800年もの歴史のある古い温泉街です。

その象徴的な場所がここ。

駅から歩いて10分ぐらいで「湯魂石薬師堂」に到着。

石像の大きな鰐の口から熱湯が湧き出ています。

昔、津軽藩の開祖である津軽為信の眼病が治り、お礼にこの薬師堂が建立されました。

しかし、ががーん。

鰐像の脇にある足湯にはお湯が全然ありません。

コロナ感染拡大につき、9月いっぱい足湯は中止みたいです。

再び橋を渡り駅側へ移動します。

大鰐で有名なお寺といえば大円寺です。

御覧の通り真言宗カラーで赤い色の本堂。

中には大日如来が祀られています。

ちょうどお参りに行ったとき祈祷の最中でした。

ここはたいようの干支である申年の一代様でもあります。

お参りに来るのは二度目ですが、とても立派で美しいお寺です。

お参りも済ませ、御朱印をもらった後はお昼ご飯を食べることに。

ちょうどお寺の斜め向かいに有名な朝日屋食堂があります。

創業明治の津軽百年食堂のひとつで、大鰐温泉もやしを使ったメニューが有名。

「大鰐温泉もやし」は温泉熱を使って昔から栽培されている野菜ですが、

その辺のスーパーでは売られていないので、なかなか気軽には食べられません。

注文したのは「もやしいため」です。

とても立派なキクラゲもいっぱい入っていて、シャキシャキで食べ応え十分。

とってもおいしかったです。

この後また金魚ねぷた列車に乗り、弘前へ戻りました。

足湯に入れなかったのは残念ですが、再チャレンジしたいですね。

 

 

 

 

 


金魚ねぷた列車

2021-09-27 15:31:59 | 青森・津軽

 

先日、弘南鉄道大鰐線の金魚ねぷた列車に乗ってきました。

東北DCの一環として、9月30日まで運行中です。

プロのねぷた絵師による金魚ねぷた350個で装飾された、今だけの限定列車。

車内に入るとずらりと頭上からぶら下がった金魚の群れに圧倒。

津軽の夏の風物詩ですが、残暑残る今の時期でもいいですね。

 

中には「アマビエねぷた」も隠れています。

見つけた、ピンク色でかわいいのだ。

裏には悪霊退散の文字が!

弘前学院大前駅から、終点大鰐駅まで往復で乗ってきました。

春先に乗って以来ですが、相変わらず子供たちは大喜び。

 

大鰐線は別名「りんご畑鉄道」と呼ばれているらしい。

駅の看板もこの通り。

車窓からは赤く色づき始めたりんごがたわわになる畑や、

稲刈り前後の田んぼが見渡せます。

秋の津軽の景色も、のどかで美しいなぁ。

石川駅手前の跨線橋。

下は複線なんでJRの線路ですね。

ずっと低いとこばかり走ってたのに、いきなり高く眺めが開けるので毎度びっくりします。

そして向こうに岩木山が見えるとますます嬉しい。

やっぱり津軽の風景にはいつもどこか岩木山を探してしまう。

いつも写真を撮ってしまう、リンゴつり革。

東急電鉄の車両のおさがりなんで、

どこかしらその名残がちらほら見えます。

この「109」のロゴマークにシブヤの文字。

レトロですごくかわいい。

食事、喫茶が夜10時半って弘前じゃありえないからねー。

金魚ねぷた列車は夜も運行していて、夜はねぷたの明かりのみだそうです。

SNSにも幻想的な明かりがUPされていて、

うちは子供がまだ小さいので昼の時間のみでしたが、

いつか乗ってみたいですね(毎年運行しないかな)。

 

 

 

 


こけしローラースライダー

2021-09-21 13:39:55 | 育児日記

9月に入ってもまだまだ残暑は続くようです。

それでも空を見上げれば、入道雲はなくすっかりと秋空になってきました。

季節的にはちょうどよくて、半そでで出かけると肌にあたる風が心地よい。

そんな行楽真っ盛りシーズンですが、青森県内コロナ拡大につきあちこちの施設が閉鎖。

お出かけする場所がなくて難儀しますが、ここは大丈夫でした。

こけしで有名な黒石市の道の駅虹の湖にある公園。

遊具ではたくさんの子供たちが遊んでました。

  

有名なのはこけしがトレードマークの、長いローラーコースター。

子供たちも大喜びです。

小さいすばるも一人で滑れて、とても気に入って降りては何度も坂を上がってました。

大人が滑るとお尻が振動でちょっと痛くなりますが、楽しいですよ。

大人は日陰で折りたたみいすに座りながらのんびり。

敷物も持って行ってピクニック気分です。

コロナで遊びに行ける場所はだいぶ限られましたが、

少なくとも雪で遊べない冬よりはましだと思うのです。

自然豊かな青森だからこそ、人気味を避ける場所ならいくらでもあるさ。


かわいい結婚

2021-09-17 14:56:11 | 読書感想文

「あのこは貴族」が面白かったので、

地元の図書館で山内マリコの本を借りてきました。

タイトルは「かわいい結婚」。

タイトルはかわいい、、、けど、どこか毒があるかわいいでした。

短編が3つ、どの話もたしかにかわいい話なんだけど、

読んでると理不尽に思えてくる場面もありましたね。

1つ目は家事苦手な女性のお話。

こればっかりはしょうがないと思うのですよね。

家事は女のやる仕事とどこか昔からの決め付けがありますが、

私も料理が好きじゃないし、洗濯はまぁまぁ好きだけど、

掃除は毎日やる分にはいいけど、大掃除は苦手とか。

主人公が奮闘して火事ができるようになったとき、

それが一生続くことに気がついて絶叫する場面とか、

ぞっとしてしまうくらい怖いです。

個人的には2話目の結婚に踏み切らない彼氏が、

ある日起きたら女性化していたという話が好き。

女になって初めて女側のことがわかるという、

ある意味女の理想的な願いが込められた話。

あくまで女性が書いた話なんで、ほんとに男性がこう感じるかはまた別なんですが、

全ての男性に一度こういう状況になってほしいなと思います。

ラストで男性が女装に目覚めて、

結婚後夫婦でおしゃれ(女装)してデートしてるシーンが大好きです。

うちはそうじゃないけれど、結婚後も女友達みたいに楽しめるパートナーっていいですね。

全体的にコミカルでショートストーリーなので読みやすかったです。

 

 


エクエルジュレ

2021-09-15 15:26:09 | 健康ネタ

私も40代後半に突入し、そろそろプレ更年期の気配が漂ってきました。

昨年から月のものが不順続きの時期があったり、手がしびれたり(手根管症候群)など色々不調が。

婦人科を何か月か受診したり、最終的には中医学も頼りました。

その時漢方薬局さんに勧められたのが大豆イソフラボンでした。

よく女性に良いって聞きますよね。

婦人科にも行ってたので病院で見かけたりして気になってたのが、「エクオール」。

お世話になっている整体サロンのセラピストさんも確かいいと勧めてたよなぁ。。。

と時々思い出し、45歳になったのを機にしばらく飲んでみることのしました。

サプリメントで今やいろいろなメーカーから出ていますが、

持病の薬(甲状腺ホルモン剤や抗アレルギー薬)を普段飲むので、

これ以上錠剤を増やすのは嫌だよなぁと思い、大塚製薬のジュレタイプを飲んでみることに。

たしか初めてエクオールのことを知ったのも大塚製薬の製品でした。

なので私の中ではパイオニアなイメージがあって安心かも。

1箱が6個入りで、生理終了後のキラキラ期(8-14日目あたり)に飲むそうです。

味も初めは苦みを感じましたが、慣れてくるとオレンジ味でとてもおいしい。

お風呂上りなどにデザート感覚で飲んでます。

しばらく続けてみて効果を試してみたい。

この先来るその時期を少しでも体が穏やかに過ごせるといいのですが。

 


8月の中国茶会2021

2021-09-13 15:48:08 | お茶

8月の中国茶会に参加しました。

お盆に帰省できなかったおかげで、参加できたのである意味感謝。

部屋に入ると先生の席にはいつものテーブルは無く、畳の上に直に掛け軸をしいて茶席が設けられています。

その上に江戸からかみをテーブルクロス代わりに敷く。

なんとも涼しげなかんじ。

こちらは私の席。

淡い水色のからかみ。

茶譜が書かれたポストカードも海の写真が。

夏ですねー。

グラスで飲む高山茶(梅山烏龍茶)がさわやかでおいしいです。

この日も先生秘蔵の東方美人とグリニッシュ・シャンピン(東方美人の発酵の浅いもの)を頂きました。

透明なこの茶盆?(道具の名前がわからない)に載せられたこの日のお茶。

お茶を飲む前に一度みんなに回して、色や形、匂いを確認するのですが、

いれる前からとてもいい匂いで癒されたりします。

この日もあまりにいい匂いで、ああ、茶香炉にしたいと思ってしまった。

飲まずに香炉ってもったいないというか贅沢すぎる。

でもうちは猫がいるのでアロマポットは禁止なんですが、

お茶なら猫にも大丈夫かなぁと考えてみたり。

お茶請けは、、、ふっわふわの「台湾カステラ」でした。

実は見るのも食べるのも初めてです。

確か前に出張販売で駅で売られているのを見たことあります。

冷やして出されたのでしっとりして甘くておいしく、この日のお茶にぴったりでした。

それにしても、江戸からかみの上に乗せると何ともかわいらしい見栄えだこと!


夏泊半島・大島

2021-09-10 14:55:13 | 青森・津軽

お盆に遊びに行った夏泊半島の大島です。

大島は夏泊半島の先っぽから海の上の遊歩道を歩いた先にある小さな島。

夜越山でのキャンプの次の日に遊びに行きました。

あんなに前日は雨風の悪天候だったのに、この日は夏らしく穏やかに晴れていました。

大島へ行く前に目の前の海でしばし磯遊び。

 

記憶にあったとおり、海の水がとてもきれい。

子供たちはヤドカリ探しに夢中に。

私もヒトデを見つけて呼び寄せると喜んでました。

丸くて大きな石がゴロゴロある岩場で、歩くのはなかなか難しい。

陸奥湾の中なんでさほど波もなく、とても穏やかな海です。

若干雲が多めの日でしたね。

こちらは大島へ渡る遊歩道。

午後15時ぐらいだったので人は少なめ。

大島はさらに岩が多く、歩きにくそうなので一度渡ってまた戻ってきました。

何とも言えずのんびりした雰囲気で、ここは友達やデートで来たい場所ですね。

頭上を時々ヘリコプターがバラバラと音を立てて飛んでいる。

どうやら密漁を取り締まるパトロールのようです。

泳ぎはしなかったけれど、とにかく海がきれいなので今度来たときは泳いでみたい。。。


Cafe MICHIRU

2021-09-09 14:41:18 | ぐるめハント青森

8月末、以前から気になってた弘前市のカフェミチルへやっと行ってきました。

ずっとここのスパイスカレーが気になってました。

ビーガンメニューやスパイスメニューが中心で、とにかくおいしそうなのです。

人気でかなり込み合うと聞いていたので前日に予約していきました。

当日お店に行くとほぼ満席でしたが、予約してたので席は確保されていました。

しかし待てどもオーダーを聞きに来る気配はなし。。。

お腹も空いてきて、さすがにしびれを切らして自分から厨房へ呼びに行きました。

グリーンカレーとマッサマンカレーのWカレーにしたのですが、

デザートメニューもおいしそうだったので、キャロットケーキもオーダー。

しかし今度はなかなか運ばれてこない。

よく見ると私よりも早く来てまだ食べれていないお客さんがほとんど!!

おそらくオープンしてどっとお客が押し寄せあっという間に満席になったのかしら。

ようやく机にカレーが来たのは、座ってから1時間ぐらい経ったころ。

私はお一人様だったので、待つだけで(空腹で)とても疲れてしまいました。

友達と一緒に来てたら話とかして時間はあっという間に過ぎるんだろうけど、

コロナだし友達も誘えないし、基本黙食だもんね。。。

なんでデザートは持ち帰りにしてもらい、カレーだけ食べました。

カレーはグリーンよりもマッサマンカレーが甘くておいしかった!!

付け合わせの野菜のピクルスもちょうどよい箸休めだし。

食べやすいので、10分ほどで完食しました。

無添加なんでお値段は少々御高めです。

でもキャロットケーキもおいしかったです。

あんなに混んでなかったらもっとゆっくりしたかったけれどね。

味はおいしかっただけにちょっと残念。


赤い岩木山の絵ハガキ

2021-09-08 15:30:07 | 青森・津軽

藤崎町にある藤崎食彩テラスの中のスープカレー店で購入した、

「赤い岩木山のはがき」。

お店に行くと画家井上信平氏の赤い岩木山の絵があちこちに飾られていて、

いつも素敵だなぁと眺めていました。

ポストカードもたくさんあって、

なんとなく赤のめでたい雰囲気が年賀状にいいのではないかなと思い、

5枚ほど買ってきました。

来年の年賀状は5人だけこの葉書で挨拶するかもしれません。

家にも今まであちこちで買ったポストカードがわんさかあって、

あたりまえだけど出さないと減らないので、

断捨離ではないのですが少しずつ使って減らしていきたいと考えています。

もっとも年賀状以外ではがきを送る機会が昨今あまりなくて、

だいぶ時間がかかりそうです。

 

 


あのこは貴族

2021-09-07 14:40:02 | 読書感想文

タイトルにひかれて久々ジャケ買いした小説です。

山内マリコさん、初めて読む作家さんです。

が、めっちゃ面白かったー。

なんだろう、とても話が読みやすくて先が気になって、3日で一気読みしてしまった。

一人の男性を挟んで出会う二人の女性が出てきます。

物語はそれぞれの女性目線で彼女らの人生が語られるんですが、

二人は対照的ながらも根っこで思うところは同じというか、共感できるところがいっぱい。

東京人と地方出身者の対比も面白い。

主人公の一人華子がお見合いのために、

東京にあるラグジュアリーホテルを片っ端から渡り歩くんですが、

その都度ホテルのラウンジなどHPで見てて面白かったです。

ウェスティンやマンダリンのアフタヌーンティーなど行きたくなりましたね。

このタイトルの「あのこ」って、主人公等が好きになる男性のことじゃなかろうか。

貴族とまではいかなくてもやんごとなき一族であることは間違いないし、

なんか読んでて、あー、やな感じって思ってしまった。

ほとんどの日本人男性はこうである部分が多いとは思うけれど、

結婚したら「奥さんをケアしない」という。

逆に主張しない日本女性もよくはないけれど。。。

この本を読むと結婚なんかしたくなくなりますね。

私もあまりにも共感してしまいました。

主人公たちはこの男と一方は離婚し、一方はきっぱり分かれて、

その後どちらも独立して一層輝きながら仕事をするのでした。

また文中で出てくる文楽「心中網中島」の女の義理の話。

なるほーどー、女の友情は薄いと聞いたことがあるけれど、

これを聞くとあまりにも「女の義理」がかっこよすぎて、

どちらの主人公も素直に応援したくなります。

また主人公のお友達の相良さんや平田さん、それぞれもかっこいいのです。

映画化にもなってるので、ぜひ見たい(映画館で見たかったな)とこ。。。