BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

久渡寺山登山

2020-07-31 16:18:58 | 青森・津軽

7月の4連休の初日。

こども園が休みな子供達を母が預かるというので、

昼からフリーになりこれは運動せねば!と、

とっさに近場で思い立った久渡寺山をのぼることにしました。

私は弘前南高校出身なので、通学時に利用していたバスが「久渡寺行き」でした。

なんとなく場所は知っていたし、以前津軽観音巡りをしたとき1番札所で行ったことがあったので、

「子供の森」やビジターセンターがあることも、知っていました。

弘前在住の時も公報でこどもの森で月一で登山が行われていたのを知ってたので、

いつか子供と参加したいなーと思ってたので、その下見を兼ねたいと思っていたのです。

自宅から35分かけて、久渡寺の駐車場につきました。

観光で巡る弘前町中心部とは雰囲気がまるで違い、

田舎のおばあちゃんの家に来たかのような山の中の田舎道を走る。

ここも弘前市だよね、弘前ってほんとうに広いんだなと改めて思います。

お寺へ行くこの参道の石段、登山はここの中腹から左に折れてビジターセンタ―の脇からスタートします。

この石段もかなりハードだよねぇ。

梅雨時の薄暗い曇り空の下、正午からスタートしました。

もうほぼ夏なので緑が元気良すぎてうっそうとしています。

山頂まで片道だいたい1時間半と聞いてたし、低山登山だからと私はなめていました。

この久渡寺山登山はまじめに、ほんとうにきつかったです。

「子供の森」なんていうからかわいらしい雰囲気ですが、はっきり言って修験道です。

山伏が修行で歩くくらい急で大変な道でした。

なんといっても梅雨時の湿度がきつかった。

息が切れやすく少し歩いただけで汗が滝のようにでる。

また低山なので気温もそんなに低くないし、蒸し暑いのでそれだけでもしんどい。

登山道も思ったよりも傾斜があって、少し歩くだけで体がきつい。

正直、何度も途中でやめようかと思いました。

行きの登山ではこのような石仏さんがたくさん見られます。

わかりますか? カエルさんがいます。

結構大きいです(大人の握りこぶし大ぐらいある)。

ヒキガエルかなぁ?

地面と落ち葉に同化してるから下見て歩いているときに、

突然ぴょんこぴょんこ動き出されるとびっくりしてしまう。

熊も出るらしいですが、今回は会わずに済みました。

登ること1時間半、なんだかだんだん道が広く、登山道があいまいになってきた。

既に登頂しててもいい時間だが、私が休み休み超スローペースで登るために、

いまだ山頂の気配すら漂わない。

けれど何となく視界が開けれ来てるからもうすぐっぽい。

 

登る事、1時間50分、やっとやっと頂上につきました。

663mの低山なのにまるで富士山に登頂したかのような感じがする。

そんくらい登るのがしんどくて、途中何度も引き返したくなった。

一人登山だから余計そう感じるのかしら。

14時までに頂上につかなかったら、戻るつもりでした。

山頂には小さなお社があるのみ。

一礼して無事に登れたお礼を言う。

少し木々が途切れたところから弘前の市街地が見渡せる。

おー、高い!山に登ったっていう気がする。

山頂でしばし休んだ後、隣の岩落山まで縦走することに。

久渡寺山まで登っているときは山頂についたらすぐに元来た道を引き返そう、

と思っていたのに人間って欲が出るものなんですね。

岩落山は久渡寺山より低いし、下りだからいいかと思い行ってみました。

この二つの山頂をつなぐ道を「たいようの道」というのです。

確かに下りは登りよりは汗はかかなかったですね。

ただめっちゃ急だし、木の根っこもたくさんあって滑るので非常に気を使う。

登山靴はいてきてよかった!!って心底思いました。

低山とはいえ、やはり登山は登山です。

無事岩落山頂に着き、そこからはイヌワシの道、沢の道を通って入り口の石段まで戻れました。

イヌワシの道の長いこと!

また沢の道の蒸し暑さと言ったら!もー、夏はおすすめしません。

虫もたくさんいますしね!

新緑の春か落ち葉が落ちた後の晩秋がベストかもしれません。

それなりに整備されているし落ち葉でふかふかな場所もありました。

時間があれば州見台も行ってみたかったけれど、沢の道の時点でものすごくヘロヘロで余裕なかったです。

ただ諦めずに登れて戻ってこれて、達成感というか得られてよかったです。

 

 


NAMIKIのジェラート

2020-07-30 13:53:36 | 青森・津軽

 

7月中旬、梅雨の最中ですが七戸町まで遊びに行ってきました。

目的は七戸町にある牧場「NAMIKI」のジェラート。

ガイドブックるるぶにも載る有名店ですが、私はインスタで知りました。

季節を通して様々な味があるとのことで、どんな味があるのかワクワク。

午後に行きましたが、車が次から次へとくるよ。

やはり人気店なんですね。

ジェラートは定番のチョコや抹茶のほかに、季節の味としてトマトやココナッツも。

この日私が選んだのは、カシスとほうじ茶味です。

ほうじ茶やばいです。めちゃうまかった!!これはぜひおすすめする。

でも季節メニューらしい、、、じゃ今の時期だけなのかな?

一番人気はジャージーミルクだそうで、牧場だもん、そりゃ鉄板ですよね。

 

こちらの牧場は敷地が広大です。

NAMIKIの前には草地が広がり、牛などの形のベンチがいくつもあり、そこでみんなが思い思いにジェラートを食べています。

さらに役目を終えた収穫機やトラクターなど、農業用重機が何台も展示され、重機好きなたいちゃんにはたまりません。

アイスもそっちのけですべての重機に何回も乗ったり下りたり。

中でも↑の緑色の収穫機が気に入ったようです。

もちろんすばるも負けずにトラクターなどに乗っていました。

男の子にはとっても楽しい場所です。

こんなブランコまでありました。

私も乗りましたが、このブランコすごく乗り心地がいいです。

下手に公園にあるのよりも背もたれもあってリラックスしながら乗れる~。

ブランコの乗りながらおいしいアイスを食べるなんて、最高ですね。

七戸町までのドライブは行きは八甲田越えをしてきました。

約2時間弱かかりました。

家から八甲田までの山道は慣れているのでいいのですが、八甲田から七戸までのやたら山道は長く感じました。

帰りもこの道通るのか、、、と思うとなんだか嫌になったので、戻りは有料道路を使いました。

みちのく有料道路から青森道へ。

お金はかかりますが、走りやすいし1時間30分ほどで帰れました。

行きの八甲田はややガスっていて頂上は見えなかったですが、雨でないだけましですね。

 

 

 


鷹ノ巣自然歩道

2020-07-27 15:34:14 | 青森・津軽

先々週末、西目屋へたいちゃんと一緒に遊びに行ってきた。

川で遊ぶついでに、川の近くにあった遊歩道も行ってみた。

目的はここの岩谷観世音堂であった。

岩谷観世音へ行くのは私は2回目なのだが、依然来た時よりも整備されている気がした。

入り口付近の駐車スペースにはこんな看板まであったし。

 

観音堂までは急な木造の階段をおりていかねばならず、

さらにその先は渓谷沿いのコンクリートの通路を伝って歩く。

子どもにはちょっとしたアドベンチャーだ。

たいちゃんが落ちないよう私も手をつなぎながら緊張して歩いた。

また木の歩道は割と新しめなのだが、虫が多いので歩きながらドギマギした。

この目屋渓谷を流れる川はあの岩木川である。

まだ上流に近いせいもあり流れもあってか濁って不思議な色をしている。

無事、岩の中に作られた観音堂へ到着。

お堂の中では清水が流れ込み、岩谷の中から見る岩木川と渓谷の景色が不思議な感じである。

 

観音堂からまた駐車場へ戻り、今度は橋を越えて向かいの遊歩道を歩いてみることにした。

こっち側のコースは最初は歩きやすい道だったのだが、

人があまり来ないのか、徐々に草の生え方がすごくなってきた。

藪の中まではいかないが、道も狭くなってきて少々歩くのに不安になってくる。

途中、マタギ小屋や炭焼き小屋などがあり、昔の村の文化がうかがい知れる。

さらに鷹ノ巣まで行きたかったのだが、道が狭く暗く草がすごいので途中で断念した。

私一人なら何とか行けそうだけれど、さすがにたいちゃんがいるので無理はしないことに。

この山歩きはけっこう4歳児にはハードだったらしく、帰りは車内で爆睡してました。

雨が多い季節なのでキノコが多かったです。

途中たくさんのキノコを見ましたが、こちらはあまりにも真っ赤っかだったので写真に撮った。

食べられなさそう。。。

  

「鷹ノ巣」という地名はこの目屋渓谷の絶壁の断面に、

昔は鷹が春に巣を作り子どもを育てていた場所だそうで、

今も来るのかなぁ?、、、保存されて残されています。

確かにフンらしきものが壁についてるようにも見えます。

車道からも鷹ノ巣は見ることができます。

近くのガマ石などがある河川広場があるのですが、

ここに「二見岩・八郎岩」と呼ばれる大きな石があります。

その手前に小さな祠があって、めずらしく狛鷹(?)が祀られている。

おそらく鷹巣に近いから鷹なんだろうなぁ。

めっちゃかっこいい、凛々しい石像ですよね。

この河川広場で少し川遊びしました。

水もかなりきれいだったのですが、流れは速そうでした。

 


りんご資料館と鈴掛の木

2020-07-22 15:22:43 | 青森・津軽

  

先日通りがかった黒石市にある「りんご研究所」。

この敷地内にある「りんご資料館」のツタの絡まりっぷりがすごいと、

よくネットで見かけるので実際に見てきました。

たしかにすごいわさわさっぷりです。

もう資料館の看板すら見えません。

正面だけではなく側面もほぼ覆われています。

この迫力なら紅葉したら真っ赤になって素晴らしいのでは。

 

  

後ろに回ると、正面ほどツタには覆われていません。

白い壁色が見ていますね。

ツタの緑色とのコントラストが素敵。

さらに後ろに大きくそびえたつ樹の迫力がすごいです。

鈴掛の木というそうです。

昔小学校にもこの木が植えられていたなぁ。

ここのは大きくて資料館の正面からも見えるほど。

この木肌の模様なんかたまりません。

秋にはたくさん実をつけるのかなー。

また秋にも紅葉かねがね見に来たいなぁと思いました。

それにしても研究所の敷地内の木々は手入れされてるのか、皆立派で素敵でした。


ねぷた塗り絵

2020-07-21 15:41:25 | ねぶた

 

ファミリーマートに寄ったら、レジの前で塗り絵を発見。

弘前ねぷたの塗り絵です。

これぞねぷたと思うめっちゃリアルな津軽為信公の絵や、

子供向けみたくかわいらしいアマビエちゃんの塗り絵も。

子どもの遊びにちょうどいいと3枚持ち帰り、暇なとき塗り絵をやらせてみたら・・・

こうなりました!!

 

たいちゃんの作品です。

何度もクレヨンで塗り重ねて、まるで油絵のようだ。

為信さんは見えなくなったが、こういうねぷたもあってもいい。

なんだかもったいないのでコンテストに応募することにした。

ねぷた村の北側にある城北のファミリーマートにて受付してきました。

たくさんの人に見てもらえるように★

それ、ヤーヤドー!!

 

 


縄紋

2020-07-17 16:39:17 | 読書感想文

縄文時代に興味がある人にお勧めの本です。

古代日本式ダヴィンチ・コードみたいな展開の話が面白かった。

まだまだ謎に包まれた古代日本の縄文時代。

それは人類史上最も長く、一万年も続いた長く平和で豊かな時代。

フィクションではありますが、

知らなかった身近な縄文時代の様子がミステリーっぽく展開されるのが、

どんどん引き込まれていきました。

土偶や土器も好きなので、その時代が好きな人にはいいかも。

東京の旧所を巡りながらどんどん新たな縄文時代の痕跡が出てくるので、

実際にそこへ行きながら巡ってみたいです。

青森にも三内丸山や亀ヶ岡遺跡など縄文スポットがたくさんあるので、

改めて行ってみたいです。

もっと古代日本を舞台にした本を読みたくなりましたね。

 


kitchen Coo

2020-07-16 16:22:25 | ぐるめハント青森

藤崎駅前にある「キッチン クー」さん。

最近よくお世話になる手作りお弁当屋さんです。

オープンが11時からなので、午前中子どもの通院などで遅くなってから通勤するときとか、

寄らせてお弁当を買わせてもらいます。

定番メニューやら日替わりメニューもあって、どれもすごくおいしそうなのです。

こちらは曜日替わりメニューのビビンバ丼です♪

野菜の彩りがよくて、ビビンバも好きなのでつい買ってしまう。

店ではシフォンケーキも売られていて、それもちょっと気になっています。

あとお総菜コーナーもあるので、いつか夕飯の手抜きに買いたいなぁと思っています。

近くにこういう店があって助かるわー。

 


ドライアイスで実験

2020-07-15 15:59:47 | 育児日記

お中元シーズンの真っ盛り。

冷凍食品についてきたドライアイスで実験してみた。

というか遊んでみました。

器に入れて上からお湯をかけると、

ブクブク、、、音とともに冷たーい泡がもくもくもく。。。

これには子供たちも大はしゃぎ!!

すばるの雄たけびにたいちゃんは凝視。

しかも珍しくハルが子供たちに近寄ってきて(大人猫は子供が苦手さ)、

しかもグイグイ顔を寄せてくる。

さすがに怪しい煙の登場に猫ちゃんたちも興味津々な様子。

ハルのこの表情ったら!

いやいや、楽しい一コマでした。

あ、ちゃんと換気しながら行いました。

ドライアイスは扱いがちょっと難しいですよね。

でも理科の実験みたいで面白かったです。

 


ガーンジー島の読書会

2020-07-14 15:50:45 | 読書感想文

五所川原のギャラリーゆふめ堂さんにて購入した本です。

映画にもなっているそうですが、そっちは見たことがなく。

第二次正解大戦後のイギリスが舞台の小説。

イギリスとフランスの間にあるチャンネル諸島の一つ、ガーンジー島にすむ人々と、

ライターでロンドンに住むエリザベスとの手紙のやり取りを通した物語。

書簡集というのか、やり取りされる手紙だけで進んでいく物語です。

最初はなかなか波には乗れないのですが、上巻の中ごろから徐々に面白くなります。

ガーンジーの島の住人たちが次々出てくるあたりからですかね。

それぞれ個性的でいろいろな物語を抱えていて、

それが手紙というものを通して見えてくるのが面白い。

主人公のエリザベスがどんどんガーンジー島にひかれていき、

ついに下巻でその島に渡っていく場面もなかなか面白い。

映画だと美しい島の景色が見れるんでしょうね。

戦争当時の悲惨な体験も書かれていますが、

日本ではなかなかわからない(敵国でしたしね)、当時の状況も知ることができました。

なじみのない本のタイトルがたくさん出てきてそこはまぁ、ちょっと苦手でしたが、

とにかく登場人物がかなり魅力的で楽しいです。

ガーンジー島も素敵なとこのようですね(のどかな感じ)。

映画もいつか見てみたいですね。

ちなみに原作本(訳本)は日本では絶版なので、ゆふめさんのとこで出会て読めてラッキーです。


FACTFULNESS

2020-07-13 15:26:24 | 読書感想文

先日あった友人が薦めてくれた本。

ビジネス本のようですが、教養本でもあると思う。

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 、10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣。

ものすごく売れているようで本屋で即買いし、さっそく読んでみたのですが、、、

お、面白い。

統計学とか、データがバンバンでできます。

数字と聞くと理系の本みたいに思えますが、実はそうではなく。

世界の今の状態を知る本。

これは読むべき本です。

そして知るべき事実がたっくさん。

最初に世界の今についてクイズが出てくるんですが、その正解率の悪さと言ったら。

いかに世の中の人が世界について偏見を持っているかがわかる。

自分を含めて。。。恥ずかしくなるぐらいに。

また物事をそういう風に見てしまう人間の心理や本能が紹介されています。

とてもいい本だ。

時代が変わるように世界も変わるし、常に新しい情報をアップデートして考えることが必要かもと思えてきた。

この本を紹介してくれた友人には感謝だし、

自分には関係ないって思っている人もそうだけれど、

特に高齢者(経験が長いとそれだけ偏見度も上がる)にはぜひ読んでほしい本。

あとタイトルでもあるけれど学校では絶対教えてくれないって、、、

本当に学校でこういうことを教えてほしい。

日本の教育システムは古臭く凝り固まっているのでぜひ教師にも読んでほしいなぁと思う。

またファクトフルネスの実践方法はこれからの特に役に立つ。

不安を煽り立てるメディアに踊らされないためにも!