BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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東北大学理学部 自然史標本館

2008-01-24 23:13:46 | 旅行
仙台で1泊した次の日は午前中は暇だったので、せっかくだからどこかへ観光に行こうと「東北大学理学部 自然史標本館」というとこへ行きました。
最初は宮城県美術館へ行こうと思ったら、バス停に貼り紙が・・・「現在は改装中」ということで閉館らしい。
次に行こうと思ったのが仙台天文台(?)、よーするにプラネタリウムが見れるとこ。ホテルのそばの一番町青葉通りのバス停から、ルーブル仙台というレトロなかわいらしいバスに乗って出かけました。このバスは観光用で仙台の名所をポイントで回れるバスらしく、非常に便利でした。
天文台は西公園というとこの中にあり、最寄のバス停「国際センター」で降りて、広瀬川を渡ります。広瀬川といえば仙台の中心部を流れるシンボリックな川ですが、(津軽の岩木川、岩手の北上川、栃木の渡良瀬川。。。みたいに)どうも芋煮を思い出しちゃいますね。その川を太鼓橋というちょっとレトロな石の橋を渡ります。
BUT!!西公園の天文台の入り口が板で封鎖されてる。???と板を見ると工事の看板が、、、「解体工事」らしい。ひょえー、閉館どころか、解体されちゃうのかぁ。残念だぁ。そんなわけでまたルーブルのバス停へ戻り、巡回コースに入ってた東北大学の理学部自然史標本館へたどり着いたのです。

東北大学はむちゃでっかい大学です。仙台のあちこちにキャンパスがあって、仙台が学園都市に見えてきた。ああ、私も入りたかったな東北大。
くねくね山を登り、東北大付属の植物園を過ぎ、色々な学部の建物がいっぱいある敷地を上ったり降りたり曲がったりしてやっと標本館へ着いた。それにしてもやはり総合大学はキャンパスが広くていいねぇ。こういうアカデミックな雰囲気大好きだわ。
標本館はこじんまりとしてるんだけど、大学の研究成果や集めてた資料が丁寧に説明されてて、かなり面白い。こういうマニアックっぽい博物館も好きだ。
すごい昔の地層や出てきた化石を年代別に展示されてて、46億年前なんて気が遠くなりますよ。
でも隕石とか、化石とか、鉱物見るのは面白いです。
アンモナイトが多いけど、すんごく想像するだけでキモイ昔の昆虫とか。
ジャイアント・コックローチ(ゴキブリ)が何億年も昔からいたなんてショックです。ゴキブリはそんなはるかな昔から生き残ってるのか?でも現代はジャンボじゃなくて良かったよね。
東北大は地学とか研究が盛んなのかしら?ま、ここは理学部の施設だもんね。そういや、一時期ノーベル賞受賞で時の人になった「田中さん」(京都の某製作所職員)も東北大だったよなぁ。こういうの見ると理学系もやっぱり面白いよなぁ(自分農学部です)と思います。
天井には大きなイシクジラの骨標本が飾られててすごい迫力です。(写真のやつ)
世界にはこんな大きな動物が居るんなんて、、、一緒に泳ぎたいなどと想像してしまったり。
そんなわけで、小さいながらも1時間ほどかなり楽しめた博物館でした。