BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

I LOVE NEW YORK

2006-07-31 14:08:00 | のほほん日記
ついにきた。延ばして延ばしたが、ついに私のNY生活も今日が最後。
たったの15ヶ月。
一年いれば、、、なんて長い目で見てたのに、あっという間。この街は私に考えるという時間すら与えてくれない。それくらいここでの毎日はエキサイティングですばらしく、時が経つのを忘れさせてくれた。気がついたら10ヶ月、12ヶ月なんてあっという間で、もっと長く居たいなぁと思ったのですが、ビザの関係やお金がなくなっちゃって(3-4月の旅行に使いまくったせい)これが限界になっちゃいました。
残念、というか寂しいよー。
でもでもこの一年あまりの間ホントに楽しかった。ありがとうNY。ずーとNYに憧れてて、住んでみるとやっぱり楽しくて世界中でこんなに夢中になれる「街」なんてそうそうない。これからもNYは私の心の故郷。何かあるたび私はここでの生活を思い出すでしょう。
いつかまた、戻ってきたい。日本で成功した時か挫折した時、どちらもこの街は私を優しく、手厳しく、人々は暖かく迎えてくれるはず。ニューヨーカーはクールで冷たいなんて誰が言ったものか。かっこよくて、とびっきりお茶目でフレンドリーな人々がたくさん住んでる私にとっては世界で一番ラブリーな場所です。

今日は良いお天気、昨日スージーと約束した私の最後のスクールアクティビティ!フェリーでスタテンアイランドへ。スナックハーバーセンターの植物園でリラックスしてきました。ここにある中国式庭園がすごく美しかったです。帰りに地下鉄でスージーにお別れするときは悲しかった。ジウンほどではなかったけど、やっぱり私にとっては一番大好きな先生であり、同い年の仲間であり、アメリカ人の友達なので急に切なくて胸にこみ上げてきたけど、グッとこらえた。彼女は次に私がNYへ来たときのホステルです。
夕方からクーとじゅんじゅんとエンパイアに登りました。誕生日に果たせなかったエンパイアの叫び、記念すべき最後の日にできて幸せです。しかも今日はナイスビューで、バタービルからフラットライアン、クライスラーまでくっきり見れてすばらしかった。結局3時間ぐらい日没から夜景までおしゃべりしながらスティしてました。「グッバイNY、また帰ってくるよ」って叫びたかったのですが、このシーズンのエンパイアは殺人的な込み具合で止めておきました。カラーは緑・赤のなぜかクリスマスカラーなエンパイア。いつも私の心を慰めてくれるNYの贈り物です。

最後なんで、ちょっとNYについてのお話を。
私がNYに興味をもったのは20歳の頃でした。その頃秋元康さんの本にはまっていて、彼のエッセイを読みまくりました。そのエッセイの中でNYについて描かれてるコラムがあったのです。もうはっきりと思い出せないけど、
『ニューヨーカーは同じような無地の白いシャツを何枚も持ってる。
しかしどれ一つとして同じように見えないように毎日コンディネートしてくる。
それがニューヨーカー。
若者よ。
ニューヨークを見てほしい。
もしあなたが若かったら、
いやとにかく20代のうちにでもいいから、
できるだけ若いうちの、
この街を見て感じてほしい。』
みたいなエッセイだった気がする。
そのときは私は大学生で、社会も何も知らなかったので、ましてや外国に留学しようなんて考えてもいなかった。
ただ漠然とその文章が気にいり、いつかNYという街に住んで見たいってずーと心のどっかに引っかかってた。
っして卒業、就職。
しかしある日突然起きた9・11。
あの映像は相当ショックだった。自分の憧れだった街が何者かによって壊されていく。いつかフェリーからツインタワーをこの目で見られるのを楽しみにしてたのに、それがもう永遠に手に入らないとわかったショックは大きかった。
しかしそれ以上に打たれたのが、ニューヨーカーのたくましさ。遠く離れた外国なのに、何かものすごいエネルギーを感じた。
もう絶対あの街へ行かなくては、理由なんてないのです。ただNY行きたい、あのエネルギーを感じたい。あの街で生きてみたいって、思ったのです。
だから実際こうして来れて、わずかな期間でもNYの人々、日々切磋琢磨してるこの街の勢いに触れられて本当に良かった。この一年間私はほんとうに幸せ、充実を感じた。
テロやなんだといわれてますが、この街にはそれに屈しないたくましさ、強さであふれてます。
世界で一番刺激的。
そして夢を求めるすべての人たちのキャピタルだと思う。
世界中からたくさんの人々が働きに来てて、あらゆる国の人の文化が垣間見えて、そしてそれに触れ合える。混ざり合うことのなくお互いに接し合いながらも、それがこの街を更に魅了的にしていく。
だからI LOVE NY
すべてのニューヨーカーに愛を!
どうもありがとう。
そうかこれからも日々進化して変わり続けていくNY。その奥深さは変わらないで。いつも私達を自由の女神とともに優しく迎え入れてほしい。
GOOD BY そして SEE YA!

GOING TO PARTY

2006-07-30 16:43:00 | のほほん日記
今日は私のお別れ会でした。
日本語でいう送別会。
GOODBYE PARTY(①)
FAREWELL PARTY(②)
とも言えますがあえて言うならGOING PARTYです。お別れというよりは日本へ行っちゃうのね。がんばってね!って感じ。
さよなら・・・(①)とか、最後の・・・(②)とか、そういうのは悲しいじゃん。
ただでさえNYを去るのがとっても寂しいのに、これ以上悲しくなんてなりたくないし。
というわけで。イーストビレッジのタイフーンで7時から10名で予約を取りました。来てくれた皆さん、ほんとにありがとう!プレゼント大切にします。
本日の招待客
・スージー=マンハッタンランゲージ先生代表!同い年なせいもあって、私的には特別な先生です。これからは先生というより友達でいてほしい。彼女からはアメリカ人というのがどういうものか、いい意味で色々学ばせていただいた。ファンキーで汚いギャグ大好き、一緒に居いるだけで人を楽しくできる、そして彼女自身人生を楽しんでる姿がとっても素敵。
・リサ=名前が似てるので妹に思えてしまう。彼女との出会いはなんとこのHP。以前私のHPの掲示板に日本から質問してきたのが彼女。人の出会いってすごい。奇跡だと思うよ。まさか私達が同じクラスになれるとは思わず、知った時お互い運命を感じた相手。シンガーを目指しダンスにヴォイスレッスンに明け暮れる(そしてアルバイトもがんばってる)その姿は応援をしたくなります。歌は言わずもがなすばらしい!
・じゅんじゅん=一緒にディズニーへ旅行に行ってくれた人です。あの時はありがとう!よくアクティビティ参加してて私のも情報いっぱい流してくれる。彼女は4ヶ月のつもりが金が尽きるまでNYで住んでやろうと滞在を変更、、、延長中です。日本でやってた花屋の経験を生かして、今ではミットタウンの花屋でバイトなのにマネージャー並みの仕事をこなしてます。いつか就労ビザを取得してニューヨーカーになるのでは。
・さっちゃん=元クラスメイト。秋からはカレッジの学生になります。ヘビメタルロックが大好きで、サッカーはノリノリでした。最近仲良くなりましたが、色々一緒に遊びにいけてよかったです。Mixiでこれからもよろしく!
・まさ=去年私がこの学校に転校した時からずっと同じクラスという、一番長い年月のクラスメイト。東京の大学を休学して建築の勉強に来てるのです。彼のギャグセンスは最高でいつも授業中色々笑わせていただきました。ふざけてるイメージがありますが、けっこうまじめな頑張り屋さんと見た。面白いので韓国人の女の子にいつも囲まれています。
・ユンサン=クラスメイト。韓国南西地方出身。お菓子が大好きでいつも色々なお菓子をくれます。ピアノ専攻で音楽家なんですよね。しかし堅苦しい雰囲気はまるでなく、ギャグやおしゃべり大好きでちょっとミーハーな超面白キャラクターです。日本の文化も良く知ってる。学校を終了してからもよく電話やランチのお誘いを受けて、とってもありがたかったです。
・エイミー=クラスメイト。おいしいものを食べるのが大好き、うまい店を探すのが大好き、特にチーズケーキにはまってる。韓国ソウル出身。とってもおしゃれで彼女のファッションスタイルはなかなか。気さくでフレンドリーでよくランチを一緒に食べに行きました。うちらはNYのランチハンターです。
・ヒョンジュ=ファッション関係のお仕事をNYでしてらっしゃいます。韓国ソウル出身。なのでとってもおしゃれです。仕事が忙しいのでなかなか一緒に遊べなかったけど、パーティに来てくれて感謝してます。ファッションにうるさい彼女のプレゼントはコリアンのキャラクターがついたボールペンで、意外に普通で?というか、彼女らしくなくて返って笑えました。
ということで、2時間タイフーンで飲み食いはなしました。とっても楽しかったです。
2次会は近くのカフェバー「シモーネ」でケーキとカクテル、コーヒーでした。
3次会は最後ということで、このメンバーで初のカラオケ!NYでカラオケ行くことなんてないのですが、リサの歌が聴きたかったし、これが最後のチャンスだったので行きました。ほんっとにうまかった、りさ!絶対歌手になってね!どっかのバーで歌ってたら絶対見にいくから。
ということで、最後はみんなと別れたあと、帰り方向が一緒のリサと途中でダンキンドーナツでおしゃべりしました。もう一緒にしゃべれないしね。
いいお別れ会でした。あとNYも残すところ一日です。

VILLAGE VANGARD

2006-07-29 23:59:00 | のほほん日記
これが最後のJAZZクラブになるのかなぁ?
NYのJAZZの代名詞「THE VILLAGE VANGARD」へ行ってきました。
ライブは9時からと11時からの2回。
有名な老舗なのに、割とミュージックチャージは高くない。25$にミニマムドリンク10$。
道路には真っ赤な赤い扉がライトアップされてて、アイリッシュパブのような雰囲気。その扉をくぐると地下への階段を降りる。店内は奥がステージ。ワイン色のビロードのカーテンをバックに少し高い位置に狭いステージがあり、その前にテーブル席、横の小高い部分に1-2人用の小さなテーブル席があってそこに座った。
30分前なのでそんなに混んではなかったけど、前のテーブルはすでにJAZZ通らしき人たちに抑えられていた。こういう場所では日本人観光客?も何人かいるっぽい。
時間が迫ってくるにつれ、お客さんも増えてきた。スカーフで頭をほっかむり、民族衣装というムスリムの女性達もいる。やっぱり有名どころは国際色豊かだ。
9時に部屋の照明が消えた。暗闇の中5人の演奏者が歩いてステージに向かう。ワクワクする。サックス、トランペット、ピアノ、バス、ドラムの5人。
いかにもJAZZというような予測できない、熱いセッション。とくにドラム!ジューイッシュっぽい雰囲気の顔立ちのお兄さん、この彼がトランス状態に陥ってるようなくらい体をゆすりながら一身にドラムに叩き込む姿に私は釘着けになった。
他の人もみんなすばらしかったが、とにかくドラムの打ち込みっぷりは良かった。JAZZの演奏者ってほんとに味があるよなぁ。
演奏は1時間弱で終わったがあっという間だった。1曲が長いのか、味があるのか、どれもこれもすばらしかった。何よりこの店の雰囲気がいい。たまに足元で地下鉄の振動が感じるのがまたいい。でも音響には問題ないし、地下って言うのがまたいいよなぁ。
www.villagevanguard.com(HP)

そういえば、昨日の朝ジウンからプサンより電話があった。国際電話だ。もう久々の彼女の声を聴いてまた泣きたくなった。もう電話でしかこうやって話せないかと思うと。彼女は私が空港で泣いちゃったことについてすまないみたいに言ってたけどそんなこと全然ない。それより気にかけてくれて電話をくれたことのほうがうれしい。彼女が里帰りをして、なんだか私はNYを去るのも悲しいが、それ以上に今まで見たいに気軽に彼女に会えないと思うのが悲しくなったのだ。でもこうして電話をくれていつもみたいに色々と話せたのでうれしくなった。今度は私が日本から彼女の携帯に電話したいなぁと思う。


無料イベント目白押し

2006-07-28 13:49:00 | のほほん日記
さて、NY生活もあとわずか、夏は無料のイベントが多いのでこことぞばかり毎日参加してます。
パッキング・ショッピングの傍ら参加した数々のイベントについて紹介します。

★ワシントンスクウェア・サマーコンサート
ダウンタウンはグリニッジヴィレッジにある公園。
毎週火曜日の8時から行われる野外クラシックコンサート。
今年のテーマはモーツアルト。だって、今年は生誕250周年なんですもの。NYでは各地でモーツアルトの曲が演奏されてます。
こじんまりした半円形のステージは小さいながらも味があって好きです。
この辺はNY大学のエリアで普段は若者が多い。コンサートでも学生のボランティアさんが目立ってます。シンボルの凱旋門もライトップされてていい雰囲気。
http://washingtonsquarepark.org/

★マディソンスクウェアパーク・MUSIC
ミッドタウンは23-25丁目にかけてある公園。この公園は学校からも行きやすく、私の好きなハンバーガーショップシェイクシャックがあるのでお気に入りの公園です。
小さいけれど、噴水、ドックランなどもあってこの立地にしては込んでおらずリラックスできます。
さて、夏の間この公園でも毎週水曜日がコンサートの日となっており、こじんまりとしたステージでJAZZやフォークなどのコンサートが開かれてる。ちなみに今週はJAZZで1時間半ほどのライブでしたが良かったですよ。中央の芝生は小さいながらも居心地が良く、セントラルパークほど派手でないにしろ、こじんまりした大きさが好きです。しかもミッドタウンという場所がいいですよね。
http://www.madisonsquarepark.org/about.asp

★Broadway in Bryant Park
これもブロードウェーが近いブライアントパークならでは、ブロードウェーのミニライブが毎週木曜日の正午(12:30-13:30)に見れちゃう!
普段はかしこまった格好の劇場ではなく、
青空の下、芝生に座って気楽にブロードウェーの歌が聴けちゃう。あの有名俳優さんたちがTシャツにジーンズというラフな格好でステージに登場。各ミュージカルのヒットナンバーを3-4曲披露してくれる。無料でも楽しめるミュージカルなんて素敵です。観光シーズンのPRもあるかもしれないが、会場ではその日のミュージカルの割引券ももらえるよ。ちなみに今日はウェディングシンガー・ヘアスプレー・ターザン・レントでした。
http://www.bryantpark.org/calendar/broadway.php
★セレブレイト・ブルックリン-プロスペクトパーク
ブルックリンの中心部的なプロスペクトパークでの野外フェスティバル。毎日無料(3$寄付)のコンサートや映画などが行われてる。
ちなみに今日は「魔人ドラキュラ」という古い映画。白黒映画でバックに生のバンドの演奏がついて、夏の夜の雰囲気抜群。去年はオペラ座の怪人だったし、クラシックホラーっぽい傾向があるのかな?何はともあれ、なかなか見れないクラシック音楽に生のBGMなんて粋です。
会場は円形状のステージを取り囲むようにイスと奥の芝生にはみんながシートでのんびり楽しんでる感じ。ブルックリンっ子がたくさん来てる。マンハッタンとはまた違った雰囲気が良い。ブルックリンはおしゃれなで気さく感じがする。
http://www.brooklynx.org/celebrate/schedule.asp



夏だ!アストリアプール

2006-07-27 12:22:00 | のほほん日記
先週まで苦しめられてた停電・・・ 土曜日に復活したのに、 今日朝起きたらまた電気が止まってた。 どうやら電気会社が近くで修理をしててその影響らしい。
暑くて寝れないので9時には目が覚めちゃった。
そろそろ引越しのパッキングもしなくちゃいけないけど、 とにかく暑くて部屋にいるとぼけーとするので、 もうこうなったら今日はやめだー・・・と、 突如野外プールに行きました。 なんだか朝から汗がじっとり出てくると泳ぎたくなる。しかもやっぱ野外でしょ。
さて、クィーンズはアストリアパークにある市民プール。 なんと無料です。ただし、水着とロッカーにつける鍵を持ってくるのが条件です。鍵は6$もした。高い。99cショップなんかで買ってくるのが利口かも。
野外プールはセントラルパークにもあるけど、 あれはいつも人ばっかで、しかも子どもがギャーギャーしてて、見た感じなんか入る気がしない。
私はうるさい子どもは嫌いです。
それに比べるとアストリアのプールはとても巨大。 オリンピックサイズに、6つぐらいのセクションに分かれてて、子供用、大人用、競技用・・・など色々分かれてて、
快適です。
加えて今日は平日、大人用はさほど込んでおらず、スイスイ泳ぐのが気持ちよかったー。
水も始めは冷たいと感じたものの泳いでると段々気持ちよく感じられてくるから不思議です。
NYらしいと思うのは、プール脇の階段や床でみんなタオルを下に引いて日焼けを楽しんでるところ。
私も泳いでは寝転んでリラックス。おかげで暑さも和らぎました。
夕方はヨガにも行き運動・運動の一日でしたね。日本へ帰ったらジムに通いたい。

Iridium 事件

2006-07-25 14:02:00 | のほほん日記
今週のJAZZクラブはイリジウム。レス・ポールという伝説のギターリストを見に行きました。
この方けっこうなお年で84歳くらいなのかな?
ここ数十年ずーっとここで毎週月曜日演奏し続けてます。なだけに人気があり、あらかじめ予約をしていきました。
予約してホントに正解。演奏は8時と10時からだったのですが私は8時の回を予約。30分前に店に入り、地下の奥のドアをくぐるとジャズクラブへとたどり着きました。
しかしもうすでに満員御礼状態!私は一人だったので、アメリカ人の旅行者と見られる親子三人が座ってるテーブルへ合席になりました。私がテーブルに通されるとそこの父親がステージ側の席を譲ってくれました。なんてやさしい。ちなみにテーブルを挟んで向かいはこの家族の坊ちゃんらしき少年。しかしチラリとみるとけっこうな美少年でした。なんというかおかっぱのような髪型をしてるのですが、クリーム色のような猫っ毛っぽいやわらかそうな見事な金髪です。これっていわゆるプラチナブロンドってやつ?よく見るとお父さんもお母さんも白人のこぎれいな夫婦って感じ。こういう家族ってNYにはいそうでいない雰囲気。どっか別の州から来た家族だろう。
始まるまで時間があるのでメニューとにらめっこ。当たり前だがものすごく高い。それでなくとも今日は伝説のレスポールのライブなんでチャージが40$もかかってるのだ。今までかつてJAZZのライブにこんなに払ったことがあったろうか。
と、何を間違ったことか私は何かに気をとられていて自分の目にメニューを突撃してしまった。その瞬間どうやらコンタクトレンズがずれてしまったらしい。私は慌ててトイレに駆け込んだ。しかしトイレで目を調べてみて気がついた。レンズが入ってない。。。こ、これはもしやずれたんではなく、落としたんでは。。。と気がついた。よく考えてみると涙目ではあるが目の中に不快感が全くない。すぐ席に戻りテーブルの下や服や周りを探ってみるが見つからなかった。私のおかしな反応にテーブルの白人親子も???状態だったろう。悪いことしちゃった。結局見つからず、、、私は落ち込んだ。もうハードコンタクトレンズにもいやいやしてたから、ここいらでソフトに買えどきか?日本へ帰るんだし、腹くくるべきか、、、と思いつつお金が厳しいなぁと落ち込んでました。
そうこう考えてたらあっという間に暗くなり、いよいよライブが始まりました。
ピアニスト、ベースシスト、コントラバスの3人が入り後からブルーの服を着たおじいちゃん、レス・ポール氏が姿を現すと会場はものすごい声援。
うーん、やっぱかなり有名なんだ。この人気ぶり、、、すごいや。
彼が少し高いイスに腰掛けて演奏が始まった。心地よい音楽が響き渡る。このイリジウムのジャズクラブは音響施設がかなり考えて作られて、レスポール氏のお墨付き。演奏者も観客も気持ちよく音楽を堪能できるように作られてると聞いただけあって、今まで行ったジャズクラブの中で一番音楽がクリアに聞こえるような気がする。すばらしい。
しかも曲の合間に話すレスポールさんの話がけっこうおもしろい。自分のトリオを案内する時とか特に。なんか陽気でギャグ好きでかなり面白い人らしい。その陽気なノリで曲がどんどん進んでいく。各トリオのソロや得意曲も交えて、「虹の彼方へ」とか私の知ってる曲もJAZZ調にアレンジされててよかった。
あっという間に一時間が過ぎてしまった。うーん、もう一回聴きたいかも。通う人の気持ちがわかる気が。しかしチャージ40$では通えないって。。。
曲が始まると始まる前にコンタクトレンズで落ち込んでたことなど、なんだかどうでも良くなった。1週間の辛抱だし、メガネがあるし。
終わってからもう一度周りを見渡したのだがやはり見つからなかった。その後トイレに行き、かばんを整理するとなんとかばんの中からレンズが出てきた。
なんで?
かばんは座ってるイスの横にかけておいたのだが、なんで目から飛び出したレンズがそんなところに入るのか?
摩訶不思議とはこのこと。
でも、ラッキーだ。もう絶対なくしたーっとばかり開き治ってたのに。まったくおかしなこった。一応レンズを見てみたが、大丈夫そうな?気がする。とりあえずきれいに洗って明日つけて大丈夫ならいいけど。
ま、レス・ポールさんのライブのおかげかもね。

http://www.iridiumjazzclub.com/(イリジウムHP)

名門イェール大学

2006-07-24 14:13:00 | のほほん日記
先週ハンプトンズで再会したジョンとクーとまたドライブに行きました。これが私のNYにおける最後のドライブだよ。
ジョンはわざわざ私とクーのアパートの前まで迎えに来てくれました。インターネットで道路を調べて、うちなんてとっても複雑な通りにあるのに、なのにすごい!
午前10時、みなが揃ったところでジョンの母校、ブロンクスのフォーダム大学へ行きました。ジョンが校舎を色々案内してくれます。歴史が感じられる立派な大学でキャンパスが素敵。広くて緑や花が美しく、芝生がフカフカ!
やっぱ大学はこうでなくっちゃね。
建物の建築がすばらしい。図書館も近代的でかっこいいが、古い従来の校舎のほうが趣があってイイ。私達は30分ほど校舎を色々回った。
次に目指すはスタンフォード。コネチカット州に入ってすぐあるこの街。スタンフォードも大学が有名。ダウンタウンは小さいながらもかわいらしい作りになっててここでランチを頂きました。ハンバーガーでしたが、バンズがふっくらでおいしい。テーブルにある5Cのジュークボックスもかわいくて3曲ぐらいかけちゃいました
次に目指すがニューヘブンという街。ここの見所はアイビーリーグの名門イェール大学。この町の中心的な場所で大学を中心に周りにはダウンタウンが広がってておしゃれな店やブックショップ、カフェが多い。何より素敵なのが天下のイェールの校舎!どっかのばかでかい教会か塔かと思わせる立派な校舎。レンガがすごくキレイで、建築物もかっこいい。図書館や中庭を見学したが、17世紀に建てられたというこの校舎、日時計が傾く中庭は夏休みということもあり、生徒ほとんどおらず私達は芝生に寝転び写真を撮ったり、建物を眺めたり空を見たりしながら休憩した。曇り空だった空はいつの間にか青空になり流れる雲がとってもさわやかな午後を感じさせる。
この日イェールではオープンキャンパスのようなイベントが行われており、校舎の周りにはツアーのようにたくさんの高校生とガイド兼ボランティアの在校生があふれていて華やかだった。
イェールは演劇などの芸術部門も盛ん。メリルストリープなどが卒業生で有名だ。学校の周りにはシアターがいくつかあり、演劇などがたくさん上映されてるらしい。他にもギャラリーや美術館も大学内のありすばらしい。
私達はダウンタウンでイェール大学グッズを買った。私はピンバッチ、友達は絵葉書。イェールのシンボルはブルーにブルドック。かわいいブルドックグッズがたくさんありました
少しダンキンドーナツでスムージーを飲みつつ休憩。NYに帰りがてら少し遠回りをして田舎道を走ることになりました。途中ホルスタインなどが見られる牧場があり、まるで北海道にいるような景色が広がります。丘が広がり、お花畑があり、ダムがある。自然がいっぱい。ここがNYからすぐ側であるなんて信じられません。
実はニューへブンの西側にあるブリッジポートという場所からロングアイランドへフェリーが出てるので、それに夕日にあわせて乗ろうとしたのですが、フェリーターミナルに着いたのが遅くて次の出発が9時だと言われました。今は日没が9時ぐらいなのでもし9時にフェリーに乗ってもすでに夕日が沈んでる可能性があり、あまり楽しめるとは判断できませんでした。それにそこからクィーンズ・マンハッタンへ戻るのはかなり時間がかかると思ったし、運転するジョンも大変だろうと思いました。それをジョンに話してこのままマンハッタンへ帰るほうがいいというと、彼も納得してくれました。言わないと何も考えずに乗ってしまいそうな人だからです。
ジョンはかなり方向音痴というか、運転はうまいが道を判断するのがかなり苦手と見えて、かなり迷いました。私は方向感覚がかなりいいほうなので、しょっちゅうそれを直さなければなりません。マップを見るのは得意だし、道を覚えるのも得意になので苦にはなりませんが、これ私がいなかったらどうするんだ?って思ったことが何回もありました。
とにかくなんやかんやで無事にクーをアッパーマンハッタン、私をクィーンズに10時に送り届けることができました。ジョンとは先週お友達になったばかりですが、もうお別れです。それはとっても悲しい。今日一日色々案内してもらえて、車じゃないといけないようなところや天下のイェール大学を案内してもらえてすごく感謝してる。せめてものお礼に私が家で余していた緑茶や中国茶をプレゼントしました。アメリカ人のお茶って言うのも?と思いましたが、アジア映画祭を3年連続行ってるジョンならアジアの文化を理解してくれると思ったのです。ジョンはとっても喜んでくれてハグを交わしました。来週JFKまで送ってくれるといってくれました。ありがたいことです。空港へは荷物があるのでタクシーを呼ばなければ(ジウンに韓国タクシーの電話番号をもらってた)と思ってたところだったので、ほんとにありがたい。せっかくなのでその申し出受けようかと思ってます。いやいや、今日はアカデミックな素敵なドライブでした。
http://www.yale.edu/(YALE大学HP・オンラインツアー皆さんもイエールの四季を感じてください)

Dirty 30’s

2006-07-23 13:48:00 | のほほん日記
今日は久々学校のアクティビティに参加したよ。
ほんとはローラースケートショーだったんだけど、
チケがソールドアウトだったので、
急遽ブルックリンのある教会でオペラを見た。
6$で安かったし、レベルもすごーく高いものだった。
題名は「カルメン」。
有名ながら話も知ってるけど、オペラで聴くのは初めて。
冒頭のお馴染みのテーマ曲はすばらしく、
とくに2幕のカルメンのソロパートの歌はすばらしかった。
どこかのCMに使われた歌だと思うのだが、
きいては初めて、この曲カルメンだったのか!!と感激。
 
しかしすごくオペラが長くて2幕でギブアップ。
アクティビティティーチャー(スージー)達とパブになだれ込んだ。
そこの店で28歳の韓国人の生徒(男)に
「失礼ですが、何歳か?」
             と質問された。
「スージーと同じ歳さ!」
             って答えたら、横からスージーが

「Dirty! Thirty's(30's)!」
              って答えてた。
正直受けた。
気に入った。
さすがスージー。
これから質問されたら私はこれで行くよ。

※Dirty=汚い、埃臭い

フィラデルフィア

2006-07-22 14:30:00 | のほほん日記
NYから日帰りでフィラデルフィアへ観光に行ってきたよ
アメリカの最初の首都であり、独立宣言が採択された『アメリカ合衆国誕生の地』って言われてるだけあって、歴史的建造物が多い歴史を感じさせる街でした。
中心部には見事な建築物がいっぱい。特に町の中心部市庁舎の側には銀行やデパートホテルのビルがまたアールデコ調で素敵。白亜の市庁舎の大建築はフランスのルネッサンス調でとっても美しく迫力がある。
今回はアメリカのバスといえば・・・のグレイハウンドを利用しました。NYの42stポーソオーソリティターミナルからフィラデルフィアまで片道20ドルで約2時間弱で毎時バスが出てる!
私は朝7時のバスを予約したので今日は5時起き。前日に炊いた玄米ご飯とふりかけのおにぎりにグリーンティーを持ち込み、いざバスに乗り込む。さすが朝が早いだけに空いてて乗り心地は悪くなかった。しかも早起きのため眠くてバスが出るとすぐに寝てしまった。なのでフィラデルフィアまでの景色は一切見てない。気がつくとフィラデルフィアのチャイナタウンでバスターミナルにすぐ着いた。
そこからまずインディペンデンスホールを見学に行った。ここは国立公園局の管轄なのでヴィジターセンターでチケを受け取りツアーの参加しなければならない。ツアーの時間までだいぶ時間があるので、先に「自由の鐘」を見に行った。
自由の鐘は独立宣言が朗読された時に初めて打ち鳴らされた歴史的な鐘で、見ると意外に小さい。旧約聖書の「国中の住民に自由を宣言せよ」との名文が刻まれてる。自由とはアメリカの象徴のようなものだと思います。よくも悪くもこの国はほんとに自由で独立してます。国というより個人個人が。だから秩序がめちゃくちゃでそれでいて、人々は自由でのびのびしてるのですよね。おまけにこことインディペンデンスホールは歴史に弱いアメリカ人には大好きなスポットに違いありません。
ツアーはホールの中の裁判所や会食ホールなどレンジャーの説明を聞きながら回るのですが、まったくレンジャーは話が長い。よくもここまで色々喋れるものだと、お決まりのジョークも忘れません。質問を投げかけるのもやめません。ほんとにアメリカ人っておしゃべり質疑応答が大好きだ。効いてるとけっこう疲れてうんざりしてきます。
今日のフィラデルフィアは熱かった。というかもしかしたら、普段からNYと比べてめちゃくちゃ熱いのでは。この間熱波がNYに来たといったが、今日のフィラデルフィアはそのときのNYを沸騰させる暑さだった。ツアーが終わると私はビジターセンターより出てるバスに乗りフィラデルフィアの西にある動物園へといった。動物園マニアな私。フィラデルフィア動物園は全米最古の動物園。ここでの見所はBANK OF AMERICA 主催の「BIG CAT」(大型肉食猫類)らしい。しかもビック5のライオン・ヒョウ・トラ・ピューマ・ジャガー(黒)が見れる。この豪華さいったい。猫科大好きの私には行かずにはいられない。しかしこの猛暑の夏。猫科の動物が動き回ってるのは期待できず、それでもトラとジャガー以外は動いてました。ライオンは珍しく白系のライオンで大きかったです。シアターでは猫科動物の映画を見てうっとりしましたね。ああ、ほんとに猫に弱い。ところが突然大雨に当りました。10分ぐらいでやんだのですが、嵐のようでした。雨で少し涼しくなり動物も割りと活発になりました。他にもアフリカ系(ゾウ・キリン・サイ・カバ)などやクマ系、サル系が豊富です。特に私の好きなマダガスカルのキツネザルやシファカがたーくさん見れて良かったです。動物園では2時間ぐらい過ごして、次にフィラデルフィア美術館へ行きました。
映画「ロッキー」で撮影に使われた有名な全米3番目の規模の美術館。黄色い壁のギリシャ調の建物は大きくて立派。ゴッホのひまわりをはじめ、ルノアール、モネ、マネ、セザンヌなどの絵がたくさんあり、日本の茶室やインドの寺院などそのまんまの形で展示されてるのがすごい!
さすがに広くて朝から歩きっぱなしという事もあり、疲れてしまいました。一通り見たあとはしばらく階段で休んで、早めに外に出て市庁舎付近の公園をぶらぶらしました。
フィラデルフィアは彫刻が多いです。そういえば「考える人」のロダン美術館もあるくらいで、街の至る所、公園、ビルの前などに色んな彫刻があります。あのNYでお馴染みの「LOVE」の小型版がありました!
そして噴水。高く吹き上げる噴水の水しぶきが今日の暑さを和らげてくれた。みんながやってるので、水に足を浸すと気持ちよかった。
なんとかスケジュールをこなして無事7時30分発のバスでNY戻れました。帰りはものすごくバスが込んでました。金曜日の夜だからでしょうか。
NJの対岸から見るマンハッタンの夜景は何度見ても格別に美しいです。フィラデルフィアはどちらかといえばワシントンやボストンに似てるような典型的なアメリカの大都市と言った感じでした。街もきれいだし、白人が多い。しかしやっぱりNYの摩天楼が見えてくるとその美しさにはっとなり、見惚れてしまいます。バスから降りて雑多なあの汚い街を歩いてるとなんだか落ち着きますね。移民が多いし、逆に居心地がいいですよ。外国人には。

出張ランドリー

2006-07-21 18:53:00 | のほほん日記
基本的にランドリーは週一回です。
私は先週土曜日にいったきり、、、そろそろ洗濯物がたまってきました。
というか、部屋は今週はホットヨガへ行ったり、熱波のため何度も着替えた汗ぐっしょりになったTシャツであふれかえってます。
しかしこの連日の停電のため近所のランドリーはほとんど休業。
私がよく行くのが歩いて5分のところにあるランドリー。
黒人やヒスパニックが経営してる。しかし珍しい。
どちらかと言うと私の近所はおおむね中国人だからだ。
実はもっと家に近い場所、徒歩3分もしないところに中国人ランドリーがある。
初めの頃はここに良く通っていた。
私はいつも洗うだけ。乾燥機は使わない。部屋に干すことにしてる。その方がお金も時間も節約できるし、冬の間は部屋が乾燥してるので喉のためにもいいし、第一すぐ乾く。夏は夏で部屋が暑いので割りとすぐ乾く。私の部屋は広いから場所がいくらでもあるし、ハンガーもいっぱいあるので何の問題もないのだ。
ところが、通い始めてからしばらくして、いきなりここの中国人経営者にうちに来る客は必ず「WASH&DRY」でなければならないと言われた。いつも私が洗濯機しか使わないのを見てたのか、だめだという。なんで?なんでいきなりそんなこと言う。今まで(3ヶ月くらい通ってた)良かったじゃない。急にどうして?そんな決まりがあるなんておかしい。私が去年の冬まで住んでたサニーサイド52stのスキルマンアベニューの同じく中国人ランドリーはそんなこと一度も言わなかった。
とにかく従業員の感じの悪いおばさんがだめだだめだとしつこい。じゃどこでやればいいのか?!というと、知らない!ってにらみつける。最低ー!まったく感じ悪い。こんな中国人大嫌い。
というわけで少し遠くのランドリーに歩いてるのだが、こちらは黒人かヒスパニックの従業員で優しいし、構ってこないから気がらくだ。
しかし今日はこの停電中どこもランドリーはだめで、ついに今日洗濯物をかかえ2駅奥地のジャクソンハイツまでランドリーを探しに行った。
だって洗濯物が汗のにおいで臭いし、なんかカビが生えそうな気がしたんだもん。そんなことになったら絶対いや!と思い、出張だ。
ジャクソンハイツはいつもどうり、インド人でにぎわっていた。駅の側にランドリー発見。韓国人が経営する店で空いてて営業中!ああ、よかった。ここまで停電の余波は来てないらしい。ということで無事できました。はー良かった。しかし来週までには治ってくれるといいのだけど。またもや地下鉄でわざわざ洗濯しに行くなんてちょっとねぇ。