BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

SUNNYSIDE探索

2005-07-31 11:58:00 | NY留学生活+α

今日無事引越しを終えました。
私と同じ日に寮に入居した子が三ヶ月の留学を終え日本に今日帰るので、同じ時間にチェックインして見送りに行きました。
その子はダンスを習ってたので同じダンス仲間の子達の見送りにきて、なんだかじんときて寂しくなってしまった。
日本で見送るのと違って外国だからでしょうか、寂しさもひとしお。
引越しする自分まで寮を離れるのがなんだか辛い気持ちになった。

さて、アパートに着いたらシェアメイトがちょうどいて、近くにある中国人パン屋さんへ連れて行ってくれた★これがまたかわいらしいお店で、色んなパンがあって、私はツナパンを買った。70Cとさすが安い。店にはテーブルもあって中で食べていくこともできるみたい。
その後ルームメイトは仕事に出かけ私は反対方向にあるというコリアンスーパーに食糧を買いに行った。
このスーパー見かけも粗末なものだが、ひそかに日本食がおいてある。冷凍食品の冷蔵庫には納豆が。。。納豆は冷凍食品か?
と、ここでしょうゆ・酢・ミソやだしの素にこの日の味噌汁の具材の豆腐とにんじんとにらを購入した。


一度家に戻り食材を保管した後はPS1MOMAへ行ってきた。ここはMOMAが今のマンハッタンに再建築してる間仮のMOMAとして活躍してた場所で、建物が廃校を利用したかのようなつくりになっていて、とても素敵。
扱ってるのも現代アートで新生MOMAほど大きくはないが味があっていい!
土曜日はDJイベントがあるみたいで入場料が高かった。入り口の前にはダンス広場が設けられてて、その日のDJの回す音楽に合わせてみんなが踊ってた。
青空クラブか。。。
その後一度家に戻り夕ご飯を作った。久々の料理はけっこう面白いというかいい気分転換。たいした料理でもなく納豆と味噌汁ご飯という粗末なものなのにおいしく感じた。。。
夜は歩いて一駅分のとこにある「SUNNYSIDE CHINEMA」へ映画を見に行ってきた。ここはマンハッタンの映画館と違い6ドルという安さ。涙が出るくらいうれしい。
映画館は小さくほんとにいい中の小さな劇場といった雰囲気。ほのぼのした雰囲気。
帰りぎわ、朝までマンハッタンに居たのに、なんだかものすごく遠いとこに来たような気持ちになって、明日はマンハッタンへ出かけようと思ってしまった。。。同じく朝寮を出てアパート暮らしをスタートした友達から電話があり、同じく寂しい気持ちになってる人が他にも居るのだなぁとちょっと安心。明日からがんばろう。
 


さよなら Ten-Eyck ! !

2005-07-30 13:53:00 | NY留学生活+α

明日クィーンズの新居に引っ越します。
今日はこの寮で過ごす最後の夜。
なんだかものすごく寂しい気持ち。
アパート生活も自由であこがれるけど、
寮は寮で楽しかった。
いろんな学校の人が一緒に暮らしていて、
一緒にご飯を食べる楽しみ、映画を見る楽しみ、それはそれで楽しかった。
管理人の人達もみんな良い人で親切だし、料理もまずい日もあるけど、まぁまぁのお味だし、セキュリティはしっかりしてるし、インターネットも使えるし、何よりエンパイア・ステート・ビルディングを眺められるルーフガーデンは最高だ。
マンハッタンの騒々しい毎夜もお別れかと思うととっても寂しい。
いい寮です。団体生活は大丈夫という人はぜひお勧め。安いし、何よりロケーションがすばらしい!!!
さて、今日はロシア人のエリアナを寮に招待しました。彼女をルーフガーデンを案内しました。そのあと私達はダウンタウンのロックフェラーパークへ行きました。
ここは私一押しの公園で前々からエリアナには良いと話してたので彼女を案内した。ここから見る夕焼けとNJの夜景はすばらしい。今日も暑すぎず寒くなくちょうどいい天気で私たちがついてからしばらくして空が真っ赤になり徐々にビルがライトアップしだす。この時間が一番好き。
川岸のベンチに座り、2時間ぐらい景色を眺めながら夜景を待ちつつおしゃべりしました。
今日わかったのですが、エリアナはあと2週間でロシアに帰っちゃう。。。私が2週間のバケーションを取るつもりなのでその間だ・・・ああ、寂しいなぁ。
ぜひその間にうちのアパートに招待する約束をした。
そのあと今度はイーストリバーサイドに行き、夜のブルックリンブリッジを渡った。
夜は初めてだけど、ウォールストリートのビル群がきれいだった。風も気持ちよいし、付き合ってくれたエリア何も感謝。良い夜でした。

明日はいよいよ引越し。
たぶんまた新しいパートに移ったらインターネットを繋ぎなおさなくてはいけないので、日記の更新には少し時間がかかるかも。
私は明日から学校を2週間休んでバケーションです。
予定は引越しを無事終えることと、憧れのALASKA(アラスカ)へ旅行に行ってきます。無事旅が終えたら日記に載せますね。初めての国内旅行どきどきだ。


物乞い

2005-07-29 11:37:00 | NY留学生活+α

NYって物乞いが多いです。
会話の授業でもよく話題になってたから、目が行くようになりました。
東京や大阪にも駅や公園に寝てるホームレスは見るけど、物乞いっていないよね。
インドや発展途上国にいる子供や年寄りの物乞いとも違う。
路上でもダンボールにメッセージを書いて物乞いしてる人は見かけるけれど、圧倒的に会う確立が多いのが地下鉄の中だ。
物乞いをする人達は地下鉄の車両から車両へと練り歩く。
隣の車両からこちらに移ってきた物乞いは、入るなり叫んだり歌ったり訴えたり(なんと言ってるのか残念ながら聞き取れないが)しながら、お金を入れてほしい勘や入れ物を差し出して乗客にアピールする。
私としては物乞いが来たとたんああ、またか。。。という気持ちになる。
日本人的にこういう人達を直視する気お金をこの手の人達に恵んだことはないが、けっこう一人や二人、車両内で恵んでいる人を見る。ニューヨーカーはけっこう恵んでる。
これが東京だったらどうだろうと思うと、そんなことをする人はいないんじゃないか?・・・・って思ったりする。
良くも悪くもアピールする物乞いが居るところが日本と違うところ。
たまに、物乞いのくせにいい革靴を履いてるのを見ると??と思うこともある。
あと路上でどう見ても若者な物乞いを見かける。。。あれもねぇ。


ボン・ヴォヤージュ

2005-07-28 11:54:00 | NY留学生活+α

入校日が一緒だったゲイの友人タツが明日日本へ帰るのでお別れ会をみんなでした。
場所はいつも行くコリアンタウンの食べ放題のレストラン。
ここは韓国料理やSUSHIなど日本料理もたくさんあって、すごく好きなとこだ。
お金があまりない学生にはありがたい限り。
彼はサーモンがとっても大好きで今度生まれてくるときはサーモンになりたいというくらいである。
NYに来た当初は色々悩んでた彼だけど、今は先の計画(日本に帰り半年後にはまたパリへ行くそうだ)も決まり、心から東京に帰るのを楽しみにしてて、その姿を見ててうらやましくなるぐらい楽しそうだ。
色々おしゃべりしたけど、相変わらず彼が話すことは面白い。
彼自身ももちろん面白いのだが、彼の周りには面白い人がたくさん居て、その話を聞くのがまた面白い。彼は話し上手だと思う。色んな情報も知ってるし、考え方も愉快だし、何より頭がいいと思われる。
だから彼はこれからも楽しく日本でパリで生きてくんだろうなぁと思った。
しかし、お別れはやっぱり寂しい。
また会える日があるのかどうか・・・。
いつかパリで彼の話を聞いてみたいものである。


携帯購入

2005-07-27 13:10:00 | NY留学生活+α

携帯電話を買いました。
こっちでは必要ないかな?とあえて日本で用意してこなかったのですが、留学生の必需品(携帯・パソコン・カメラ)みたいで、日本人と韓国人は当たり前のようにみんな持ってます。
他の国から来た留学生もしかり。
やはり待ち合わせのときなんかにすごく便利。
私も持ってれば良かったと思うことがしばしばあるので、今週末の引越しを機に買うことにしました。
もちろん引越し先にも電話はあるけどね。
携帯電話は2種類あって、普通の月々お金を払う携帯電話とプリペイド携帯電話。
普通の携帯は夜や土日の通話料が無制限に無料だったりして、いいこともたくさんある。これがアメリカの携帯のすごいところ。
しかし、デポジットに100ドル(一年契約なら一年後に戻ってくる)払わなければならない。
しかも通話料として月々40-60ドルも払うほど自分が電話を使うとも思えないのでプリペイドの携帯を買うことにした。
プリペイドは本体がだいたい100ドル。これのほかに通話料のカード(50ドル・・・3か月分)を買わなければならない。買った分の通話料を使い切れば、またカードを買ってチャージすればよい。
私が見つけたお店は嘘かほんとか今日は特別セールをやってるとかで旧式の携帯を本体・カード・タックスすべて込みで100ドルだった。
他を探すのがめんどくさいし、ここでいいかな?と即買った。しかしキャッシュオンリーだったために、ATMにお金をおろしに行く羽目になった。
さて、どれくらい使うんだろうな。
ちなみに機種はすごーく重いです。
びっくり。
NOKIAです。


ロシアン&トルコ風呂

2005-07-25 11:07:00 | NY留学生活+α

イーストヴィレッジに風呂がある!と聞いて行ってきた。
シャワー生活が続くと日本の湯船が恋しくなる。
水着ではいるお風呂を想像して行って見た。
その名も「Tenth Street Bath Health Club 」(268E 10thStreet )
入り口には「BATH」のでかい文字が!!
中に入るとカウンターがあり、一日25ドルと書かれている。
先に料金を払うのかと思ったら、
ロシアンっぽい親父が財布を預けるセイフティーボックスを持ってきて、
代金は後で払う仕組みになってるらしい。
一階にはジュースや食べ物のカウンターがあり、奥にはテレビ2台にテーブルが。。。なんかどっかの食堂みたい。

レディースルームのロッカーの鍵を渡され、そのロッカールームを開けてみると。
そこには誰かのかばんと服が。。。おいおい誰かと共同で使えってことかい?
たしかに貴重品はないけどさ。。。うーん、すごいなぁ。
早速水着に着替えて地下のBAHT広場へ。
そこは中央にプール(深さ4メートル)がある、サウナ市場だった。
階段の手前にあるのが、トルコ風呂。
日本のサウナのようなものなのだが、熱い・・・!
その手前には木で作られた炭のサウナ。
他のサウナよりも温度は低め。
じっくりと汗をかくような場所だ。
しかしここは電気がなく薄暗い。そして狭い。
プールの奥にはシャワールームとロシア風呂が。
ロシア風呂というのははじめて見たけど、
岩盤のような洞窟のような灰色の石をくり抜いたような大きなサウナ。
ここも熱い。
3段階の階段状になっていて、みんな汗を流してる。
女性も見られるのだが、トルコ風呂といいロシア風呂といい、圧倒的に男が多い。いかついスキンヘッドの親父(マフィアみたい)から、刺青だらけの男、マッスルな若者など、、いろんな人が見れて面白い。

と、突然係員が大きなバケツを持ってきて、客を寝転がせ、洗い始めた。
どうやら洗いながらするマッサージのようなものらしい。
ここは別料金でパックやマッサージ、石鹸あかすりのようなものがあって、私の見えるところから斜め右にそのお客がうつ伏せで寝転んでるのが見える。しかも半分お尻(半ケツ)を出している。。。!!
係員はバケツの中からチアガールが持つボンボンのようなはたきのような物をだして、それでシャカシャカ背中お尻、足を洗い出した。
これがまた派手に洗うので、私のところまで石鹸のしぶきが飛んでくる・・・
うーん、しかしこんな公な場所でやるのか。。。なんかおケツまで出して恥ずかしいぞ。
しかも熱いサウナの中で大丈夫なのか。
と色々考えながらしばらく見物していました。

3つのサウナをめぐりつつ、冷たいプールを交代に入った。このプールがまた冷たすぎる。
日本のサウナの水風呂でもこうは冷たくないんじゃない?と思うくらい。
親父たちはすいすい泳いでるのだが、さすが外人!!と思った。
よしチャレンジだ!などといって飛び込んでいく親父もいる。
私は腰まででとても無理・・・冷たすぎてか死ぬよ。
散々サウナを楽しんだら喉が渇いたので一階に戻り、パイナップルの生ジュースを頼んで飲んだ。これがぬるい。しかしうまい。
2階はマッサージ室とルーフガーデンがあり、ここにデッキチェアがいくつかあって、寝転べる。さっそくタオルを敷いて横になる。木陰越しの太陽はあまりきつくなく気持ちがいい。ここはNYか?どこかのホテルのビーチでは?という気がしてくる。
しかし気温は暑く、しばらく寝てると暑くなってきた。
でもこの場所は好きだ。
帰りに回数券20回券を進められたが、来たとしても一階来るかどうか(私が想像してた日本の健康ランドのようなものではなかった)なので、丁重にお断りした。
ここはレディースデーもあるので(水曜日)、そのとき来るとまたいいかもしれない。


NYのクラブ-CHINA CLUBの場合

2005-07-25 08:40:00 | NY留学生活+α

ナイトクラブが目当てで来る観光客や留学生が多い。
ということにこっちに来てから気がついた。
クラブは好き。。。なほうだけど、
そんなに頻繁にいけるような環境にいなかったので、私の頭にはそんな選択肢がなく、
NY=クラブとは考えてなかった。
しかし周りの子が毎週のようにクラブに行くのを見て、
やっぱり興味が出てきた。
授業中先生に君はどこのクラブに行ったかい?
などと聞かれてまだ行ってないというとマジで驚かれる。
というわけで、行ってみることにした。
といってもどこがいいのかさっぱりわからない。
それこそナイトクラブなんてたくさんあって、
日系・コリアンに人気のクラブや、
黒人が集まるクラブとか色々あるそうなんだけど。
友達の話だとその日に行われるパーティによって、
ゲイの集まってる日もあるので、あたりはずれがあるとのこと。
(彼女はレズビアンパーティに危うく入るとこだったそうな)
数ある中からできれば近くがいいので、
ミッドタウン(タイムズスクウェアから近い)にある「CHAINA CLUB」(268W 47TH ST )へ行った。
タイムズスクウェア駅から徒歩7分ぐらい(週末、、、特に夜は歩道が観光客でものすごく混んでるのでたどり着くのに時間がかかる)でクラブの入り口に行くと、そこには長蛇の列が。。。
白人率高し、見た感じアジア系は全く見当たらず、地元人に人気がありそうな雰囲気。
身分証明書を見せて(21歳未満は入れない)、20ドル払って中に入る。
ビルの2-4階までがクラブで、階毎に雰囲気が違う。インテリアがアジアンっぽい。2階はエントランスとダンスフロアがあってスローベースの音楽がかかってる。
一番盛り上がってるのが3階でHIPHOP、ハウス、ディスコミュージックががんがんかかってる。
DJとミラーボールのもと、みんなノリノリで、面白い。
その上の4回はサルサ・タンゴがかかってて、これまた不思議な雰囲気。真っ赤なライトの下で、みんな思い思いに踊ってる。
そこからルーフガーデンに出れて、ここから間近にそびえ立つビルの夜景が見れる。
ここに入って上を見上げたときあまりにきれいなので息を呑んでしまった。
これを見るだけでもここのクラブに来たかいがあるってもんだ。
しかし、カクテルは9ドルと高い。。。

しかしここのチャージの20ドルは日本のクラブに比べて安いと思う。
NYのクラブは高くても25ドルぐらいが相場。
安いとこは10ドルとか、
早い時間(10時とか)に行くと女性は無料のクラブもあって安く朝まで踊れる。こういうと子が人気の秘密なんだろうな。クラブが盛り上がるのはだいたい12時過ぎてからなので、みんなたいていは12時を目安に行く。
場所によっては朝方5時あたりからが本番みたいな場所もあって、
さすがにそんな時間には私は行くことはできない。
NYはやっぱり若いときに行くべきだと思う。。。


NY水族館

2005-07-24 11:21:00 | NY留学生活+α

再びコニーアイランドへ行きました。
ホットドック早食い(大食い)コンテストで有名な『ネイサンズ』のホットドックをついに食べることができました。
オリジナル・ホットドック(味付けオニオンを乗せただけのシンプルなタイプ)2・5ドルを食べたけど、おいしかった。その辺のホットドックと同じように見えてこの味付けがうまい!!
他にもう色んな味があるので試したい。

次にNY水族館へ行った。
コニーアイランドにある水族館。
海に面したNYの割にはあまりたいしたことがない設備だった。
水槽もきれいじゃないし、
凝った作りになってるわけでもない。
2時間もあれば見れてしまう大きさ。
にもかかわらず11ドルは高いのではない?
とおもったけど、考えてみれば日本の水族館と同じくらいの値段。
そんなものか。
しかし、ここはクラゲとタツノオトシゴのコレクションが充実してる。
それにアシカのショーもなかなかすばらしい。
そして小さい水族館の癖にベルーガがいたり、セイウチがいたりと間近で見れるのがすごい。
セイウチの餌やりは結構面白い。
大きな巨体を揺らしながら必死に餌のために芸をするセイウチなぞ、そう日本では見られない。

帰りは例のごとくまたサイクロンに乗ってしまった。
これを見ると乗らないときが済まなくなる。
2回目だとそんなに怖くなかった。


Celebrate Blookrin☆

2005-07-23 23:31:00 | NY留学生活+α

スクールアクティビティでブルックリンのプロテストパークにある野外劇場へ「オペラ座の怪人」の古い映画を見てきました。
夏の間はセントラルパーク同様、この公園でも「Celebrate Blookrin」という祭りが行われ、毎日映画や音楽ダンスなどたくさんのイベントが行われます。
Fラインでパークスロープへ。ここは住宅街なんだけど、とてもきれいでおしゃれで、田舎っぽいクィーンズとは雰囲気が微妙に違う。店もたくさんあるという。
今日の付き添いの先生はエリザベス。彼女とは今までジュリアードやグッケンハイムに行ってるので、だいぶ知り合いだ。
彼女はパークスロープに住んでるというので驚いた。
この辺はすごくきれいでおしゃれな住宅街で、ブルックリンでも人気のエリアだ。
こんなとこにすんでるなんてうらやましい。今度パークスロープも探索したいなぁと思いつつ、公園へ行った。
入り口では寄付として3ドル払い、劇場に用意されたイスで空いてるところを見つけて座る。初めにスコットランド民謡のフォークバンドの演奏があって、そのあと8時30分頃から映画が始まった。
この映画がまた1925年ものなのでかなり古い。いわゆる白黒のサイレンとムービーで、生のオーケストラの演奏がつく。
台詞も字幕で画面に出てくるが、これがまた味がある。このタイプの映画は初めてみたけど、サイレンとなだけに演技が大げさに出てて面白い。
ところがハプニングが起きた。
何か小さい音がして、きな臭い匂いがし始め、突然映画が止まってしまった。
観客はびっくりして後ろに設置されてる映写の簡易鉄塔を見つめる。スタッフが数人修理に取り掛かった。
それにもかかわらずオーケストラは演奏し続ける。次第に会場からオーケストラに向けて拍手が鳴り渡った。励ましの拍手かな?
これにはびっくりした。ここがアメリカのすごいところ。その後映画は復活したが何度も止まるハプニングがあり(映画が古いから?それとも映写機の問題?)、終わるころまでに5回も途中で止まった。
にもかかわらずその都度、スタッフは何度も直し続け、そのたびに会場からは拍手があふれる。
日本じゃ、こうは行かないだろうと思った。野次が飛ぶか、飽きれたため息が聞こえるか、いずれにしろ惜しみなく拍手を送るだろうか?
たぶんNYの人はこういうハプニングに慣れていて、どこかでそれを忍耐強く待ち、逆におきたハプニングを楽しむコツを知ってる気がした。
予定より大幅に終わったけど、その分長く演奏したオーケストラには私も拍手を送りたいと思った。


AMC ENPIRE 25

2005-07-22 12:48:00 | NY留学生活+α
今日は午前中、
ロックフェラーセンターの真向かいにあるラジオシティミュージックホールの見学ツアーを見てきた。
ここは毎年クリスマスシーズンにやるロケットダンスのショーが有名。
歴史もめちゃくちゃ古い。(1930年くらいから)
ツアーは14ドルとけっこう高め。
タキシード姿のガイドさんが案内してくれた。
ここのホールはめちゃくちゃ豪華ですばらしかった。
そしてお手洗いだけでも、豪華でリッチな雰囲気満載。
ソファなどが用意されてる。
ツアーは実際に舞台にあがらせてもらったり、
裏側を見たり、
衣装居部屋やダンサー控え室も行ってきた。
最後はロケットダンスの衣装を着たダンサーが出てきて、
写真をとってもいいという許可まで出た。
やっぱり14ドルも払ってるのだからこれくらいないと。
ツアーに参加して是非年末のロケットダンスショーは見にこようと思った。
面白そう。
チケがね。。ちょっと高いけど。(オフピークで60$ぐらい)

ロックフェラーセンターでグリーンマーケットが開かれていて、
噂のアップルサイダーを買うことができた。
どんな味かと思ったら、
100%アップルジュースの少し発酵しかけのような甘くて不思議な味がした。
美味です。

夕方は映画をAMC ENPIRE 25に見に行きました。
「チャーリーとチェコレートファクトリー」と「Mr. Mrs.Smith.」で迷ったけど、
スパイ物が見たくて後者を選んだ。
AMCはタイムズスクウェアにあるでっかい映画館で、
その名のとうり、25もの映画館を持っているマンモス映画館!
日本で言うシネコンどころの大きさではない。
まさに映画館のタワーである。
入り口にある自動発券機で買い、チケットには19館と書かれていた。
19だとかなり上のほう。
長いエスカレーターを4つも昇ってやっと19の表示が出てきた。
ここまで昇ると窓越しに見える42丁目のストリートが下に見える。
向かいにはこれまた大きなシネコン『LOWS 42ND. ST .E WALK』がある。
アメリカの映画館は座席が広いのがなんといいってもいい!
イスの居心地も抜群だし、AMCももちろんすばらしかった。
まぁ、25も映画館があればここに来れば今アメリカで上映されてる大手の映画はほとんど見れるって言うことだ。