BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

大坊温泉

2008-08-29 16:19:45 | 温泉めぐり
こちらは先週大曲の花火大会より戻ってから行った温泉です。
平川市にわりと昔からある温泉「大坊温泉(大坊保養センター)」です。
こじんまりしてますが、中央に湯船が2つ。
熱めとぬるめに分かれてますが、
私は最初ぬるめでまったり、
あがるときに熱めでシャッキリします。
かなり熱く感じますが、その分湯上り爽快♪です。
お湯は無色透明で、単純泉かと思いきやナトリウム塩化物泉だそうです。
じゃしょっぱいのかな?
さっぱり系の温泉で好きですね。
地元の人が気軽に来るような感じ。
宿泊もできる大きな施設がお隣にあります。

http://nttbj.itp.ne.jp/0172443059/index.html

SONYのウォークマン大活躍☆

2008-08-28 21:42:13 | のほほん日記
最近雨の日がとても多いです。
8月は先週の大曲もそうだし、ねぶたの初日もそうでしたし、あさっての土日には蔵王でまたキャンプの予定があるのですが、天気予報からは相変らず雨マークが消えそうにはないので、大丈夫かなぁとちょっと心配です。
日曜日は晴れに向かうようですが。
季節は確実に秋に向かっているようです。
今日は久々にランニングをしました。
先週月曜日に走って以来です。
10月のアップルマラソン10kmに今年はすでに申し込んでいるので、そのために走り込みをせねばなりません。週1は走ろうと思ってるんだけど、今週は週初めに体調が微妙だったので、様子見で今日やっと走りました。
お天気もまってくれました。
走ってる途中で遠くの空がピカピカしててなんとか降られずに済みましたが、今はすごい大雨です。
大丈夫なんだろうか。。。

ところで、最近ランニングで懐かしいSONYのウォークマンを活躍させてます。このi-podの時代に、うーん、我ながらオールドファッション。
東京に居るC&A関係の友人Aさんが(このブログ見てる?笑)私がチャゲのラジオを聞きたいと言ったら、自分の持ってる昔からのチャゲアスの主演したラジオやチャゲのラジオをダビングしてくれて、カセットテープでどどん、、、と送ってくれたのです。今のところ
車ではカセットを聞けないので、部屋の中ぐらいしか聞けずなかなか時間を見つけられなかったんだけど、このランニングで古い使ってないウォークマンを生かしつつカセットが聴けるのですごく楽しい。
チャゲアスはコンサートのMCも面白いんだけど、ラジオも面白いんだ。
たまに走りながら笑ってたりする自分も怖い。
とにかく久々に走ると走るのも楽しい☆
アップルマラソンまであと1ヶ月ちょい、、、もうちょっと走りこみの回数をふやしたい。がんばるぞぉ。

喜龍温泉 玉の湯

2008-08-27 14:56:06 | 温泉めぐり
先週行った立ち寄り湯。
うちのお隣にある藤崎町にあります。
我が家からは車で10分弱かな?
なため。。。毎月ではありませんが、たまーに、何ヶ月か一回で行きたくなります。
ここは湯の量が豊富で、成分もつるつるのもの。
温度は熱めなんで湯上りは爽快♪
湯船に入るとき(けっこう深い)底のぬめりに思わず、つるっと滑りそうになる。
けっこう経ってるだけあって、建物も古いですが、湯の質が好きなんで行ってしまう温泉です。田舎の温泉らしく味わいがあると思うなぁ。

○喜龍温泉玉の湯
青森県南津軽郡藤崎町大字藤崎字豊田58-19

超神ネイガーサイダー・ニテコサイダー

2008-08-26 23:05:12 | ぐるめはんとその他
大曲の行ったとき、駅前の土産物屋で買ってきましたご当地サイダーです。
サイダー大好きっことしては、見逃せません。

ひとつは「ニテコサイダー」です。
秋田の有名な名水どころの「美郷町」の六郷湧水(名水百選)を使っているので、とってもまろやかな美味しさです。
やっぱり水がいいとサイダーもおいしいのね。

そして、超神ネイガーサイダー。
ネイガーは以前テレビでも見たことあるのですが、秋田の有名ローカルヒーローです。
ウキペディアによると、『にかほ市を中心に秋田県一円で活躍しているローカルヒーロー』だそうだ。こっちのサイダーは秋田県産ぶどうを使ったもので、ファンタグレープのような味わい。でもやはり水がいいのか、おいしい。

土産物屋には、けっこうネイガーグッズをみかけた。
ネイガーって面白い。なまはげの「泣ぐ子(ご)は居ねがぁ」から由来してるらしい。
キャラもネイガーには仲間がいて、それぞれ秋田の平野(農業=ネイガー)・山林(林業=ジオン)・海(漁業=アラゲ丸)・未来(産業=マイ)を守るために戦うのだ。また敵キャラがまた面白い。
その名も「だじゃく組合」。だじゃく(だんじゃく)とは、秋田弁で「乱暴」「横暴」の意。悪の組織で組合長以下、多数のホジナシ怪人(組合員)たちが所属している。なお「ホジナシ」とは、「間抜け」「分別のない者」の意。
いや、HPを見るとあんまりよくできてるんで、面白くてはまってしまった。
お隣秋田にはこんなに面白いヒーローがいるかと思うと、うらやましくもあり、秋田を好きになれそうだ。受けるので皆さんも↓のHPのぞいてみてね。

○超神ネイガーHP
http://homepage1.nifty.com/nexus/neiger/

○たじゃく組合(明日の秋田をだめにする)
http://www.dajax.jp/

Happy!29周年

2008-08-25 16:38:51 | C&A
今日はCHAGE&ASKAの29周年アニバーサリーです。
おめでとうございます
これからも楽しいコンサートと素敵な曲をいっぱい聞けるといいな。
私が生まれて3歳の頃に彼らはデビューしたのか。
すごいな~
今年は二人ともソロ活動で、同じ時期にソロコンサート(アスカはすでに海外公演済み)をやるので、秋からとっても活動的になります。
とりあえず9月にチャゲ兄のソロシングルと10月にソロアルバムが出るよ

ライブの予定では、
10月のアスカさんのシンフォニックコンサート・・・名古屋日本ガイシホール
11月のチャゲさんのソロコンサート・・・福岡ロゴスと東京厚生年金会館2Days
に参加します。
ほんとに宿泊と交通費だけで、どんだけ自分お金使うんだろう。
考えたくない。。。。
だから最近貯金がちっともできてないのか(汗)。
有給も今年はばんばん使う予定で、これでは海外旅行へいく分が確保できないだろうな。
でもJALのマイルは着々と貯まってますね。
来年の30周年もとっても楽しみだなぁ

そうそう、今日からファンクラブのサイトもリニューアルしたらしく、こちらも必見!

今年の大曲の花火

2008-08-24 22:01:03 | のほほん日記
秋田県大仙市の全国花火競技大会(通称大曲の花火)へ行ってきました。
去年に引き続き、私は今年JRのツアーで参加しました。
今年でこの大会も82回目です。
しかし当日はあいにくの雨でした。
大会会場へ向かう道すがら雨がぱらつき、桟敷席へ腰を下ろす頃本降りとなってきました。
やむを得ず合羽を着ますが、雨は容赦なく降ってきて冷たかった。
それでも中止にならない大曲の花火。
予定通り昼花火を決行。
やはり青空のほうがクリアに見えるんですけど、コレばっかりはしょうがない。
しかし雨も夜花火が始まる頃には一度やみました。
いよいよ18時50分から夜の部が開催。
雨が降って空気が澄んでるからか、花火が夜空にくっきり浮かび上がり、とってもキレイ!
やっぱり大曲の花火のあでやかさは他の町がやってる花火大会とはわけが違うなぁと惚れ惚れしてみました。
中盤ごろから雨がまた降ってきたんですが、もうここまできたら勢いは泊らないというか、あっという間に「大会提供花火」まで来てしまった。
私はコレを動画で撮るために、それまで花火を撮影するのを出し惜しみしてきたのだけど、ついにきたかという感じです。
今回は私たちはA観覧席の左端のほうだったのですね。だから右方向に広がる花火を見る感じですか。しかしやっぱりこの広い夜空全部を使って打ちまくる「大会提供」花火はスケールが桁違いで、これでもかこれでもかと巧みの技をすべて使い切って玉を打ち上げるので、圧倒されっぱなしで隣の列のツアー客のおじさん(たぶん酔っ払ってると思うけど)、しきりにそれをみて「よかった。よかった。来てよかった」と言ってて、まるで「生きてて良かった」に聞こえるなぁと思いました。
家に戻ってからもこの動画を見てちょっと思い出して浸っていたり、、、でも動画を撮るのに夢中になると、せっかくの目の前のワイドスターマインの迫力が半減しちゃうから、はっぱり初心に帰るつもりで、来年以降は自分の目に焼き付けるために動画撮影はやめようかなぁと思う。
ああ、しかし雨でもキレイだった。ほんとによかった。また来年も行きたいな☆

めんくいや

2008-08-22 15:13:43 | ぐるめハント青森
また行ったラーメン屋。
週に1度は行ってるんじゃないの?
今回はランチで行きました。
濃い醤油ラーメン食べたかったけど、
ラーメン街道のお店で行ったことがない「めんくいや」にチャレンジしたくなった。
ここは博多ラーメンの店です。
ですから基本とんこつなんだけど、醤油もやってるそうで、チャレンジ
意外にあっさり薄口に感じたよ。
悪くない、煮玉子もチャーシューもおいしいし。
麺があの博多ラーメンの細麺。ほんとに極細だったよ。
なのに量はすごく多くて、他の店だと太麺なんだけど量が少なくてお腹がいっぱいにならないのに、こっちはかなり満足できた。
で、替え玉で薄くなった用のラーメンのタレがあったんで入れてみたんだけど、そしたら逆にめっちゃ濃くなってしまった。。。
やっぱりこういうとこでは、元祖は博多ラーメン食べんといかんなぁと思いました

○めんくいや
五所川原市ELMショッピングセンター内
http://www.ramenkyushu.com/cgi-bin/search.cgi?no=84

ハリーポッター最終巻 感想

2008-08-21 22:05:12 | 読書感想文
さて、ハリーポッターの最終巻について語ろうと思うのだが、いかんせんストーリーが壮大すぎてうまく言えない。
最終巻はこれまでの6巻すべての謎が解けるだけあって、読み応えもあり、かなり重い展開になってしまった。しかし5巻のときのようなくらい重苦しさではなく、どちらかといえば痛快でかなり面白かった。
しかし内容のあまりの濃さに1章1章ゆっくりと味わって読んでいたので、思った以上に時間がかかってしまった。結局読み終わるまでに3週間ぐらいかかったかな?

さて、最終巻。
宿敵ヴォルデモート対生き残った男の子ハリーとの決戦に向けて、すべてはその瞬間に向かって流れていくストーリー。
6巻でスネイプに殺されたダンブルドアの意思を継ぐために、ヴォルデモートの一部である分霊箱探しに、親友ロンとハーマイオニーを連れて旅に出る。
私の大好きなホグワーツがまったく出てこない。
森で海辺でヒースの咲く荒地で、人目を避けて次々と姿くらましで移動しながらキャンプ生活をする3人。こんな展開になるなんて。
なにより食べ物の調達、はかどらない分霊箱探しに、3人の気持ちもあせりイライラしてきて、ついにロンとハリーがケンカに。ハリーに味方したハーマイのニーに「君はハリーを選んだんだ」って立ち去るロン。
おい!あまりにも大人気ないだろうそれは。。。と思ったわ。ま、そういうねたみ、嫉妬、やっかみが多いのがロンのある意味人間臭いいいところなんだろうけど、ロンを好きなハーマイオニーからしたら、そりゃねーだろう?!って感じ。
かわいそうにそのあとハリーの目を避けるように夜な夜な隠れて泣き続けるハーマイオニーが可哀想過ぎる。

しかもハリーはハリーで、ヴォルデモートとの戦いにジニーを巻き込みたくないばかりにつらい別れと決心をしたのに、ちょっといや、とにかくハリーってかわいそう!って思ったわ。
結果的に自分が死ななければ(なぜなら自分もヴォルデモートの一部だと知ってしまったから)ヴォルデモートを倒せないと知ってしまったハリーのなんと悲惨なこと。それなのに、みなを守るために戦いを終わらせるために、死ぬつもりでヴォルデモートの元に一人で向かっていったハリーのその孤独感、絶望感を思えば、ほんとにこの子は勇気のある少年だと思わずにはいられない。

あと今回かなりたくさんの愛すべきキャラクターが死んだ。
これはかなり衝撃的。
児童書でこうもバタバタ殺していいんでしょうか?
うん、戦争とは結局何でもないいつも隣にいる人が急に死んでしまうものだよなぁと思わずにはいられないわ。

まず、ヘドウィック。1巻から変わらずハリーと共にバーノンおじさんの家で一緒にいた白フクロウ。ハリーにとってつらい夏休みを唯一癒してあげられる、ホグワーツを、魔法をつなぎ止めてくれる存在だったのに。そして大好きだったのに、死食い人に殺された。

フレッド!!
ロンの双子のお兄さんのうちの片割れ。彼が死んでしまったらウィーズリー・ウィザードのお店はジョージ一人でやるの??悲しすぎ!これが一番悲しかった。
映画でも小説でもいつも笑いをもたらせてくれたハリポタのランプのような存在だったのに。

リーマス&トンクス(&ピーター)
ハリーのお父さんの仲間が二人までも死んでしまった。シリウスもハリーの両親も死んだから親世代は全滅してしまった。結婚して子供ができたばかりなのに、妻であるトンクスまでも一緒に死んでしまうなんて悲しすぎる。子供はハリーと一緒の境遇でしょ。

ドビー
2作目「秘密の部屋」から主演してるから、かなり長いキャラクター。けっこう好きなんだけど、、、まさかこうもあっさり殺されるとは。かわいそう。ドビーのお墓を作るシーン、貝殻の家のそばにあるドビーのお墓は少し寂しくて、もうちょっと活躍させてあげたかったのに。

そして今回はダンブルドアの過去が次々明かされる。ヴォルデモートを恐れず唯一対等に、いやそれ以上に対峙できる偉大な魔法使いであったけど、その過去はといえばとても意外なものでした。そしてスネイプの過去と真の正体が明かされていくにしたがってわかる、ダンブルドアの本性。正直ちょっとショックだったし、びっくりしたけど、完全無欠の清廉潔白人間なんてそうはいないし、ダンブルドアの始めからのハリーに対する接し方もちょっと納得がいった。良くも悪くも謎が多すぎて手の内をまったく明かさない人でしたし。それでもハリーの前で見せたあのダンブルドアの涙はすごく印象的。誰にでも過ちはあるし、若いときはあるし、それを抜きにしてもやはり彼は立派な魔法使いだったと思う。

そして、スネイプですね。この人無くしてハリポタ7巻はありえない。
彼に比べれば宿敵ヴォルデモートもなんと影が薄くなってしまったか。正直ラストのハリーとの対決シーンもすべて・・・全然怖くなかった。ただ彼とスネイプのやり取りはかなりハラハラした。まさかあんなに簡単に殺されてしまうなんて。
スネイプの真の姿は、ハリーをリリーの血を受け継ぐその息子を守るために、すべてを捨ててその生涯を愛することにささげた男の姿でした。
これは感動した。なんとなくダンブルドアがスネイプを信用しているという表現がちょくちょく出てきてたので、たぶん味方だろうとは思ってたが、ハリーに対する仕打ちすべてがわざと嫌われるための演技だったとは。そしてスネイプのリリーに配する愛と言うより一種の忠義のような盲目的な思いの深さに打たれたわ。
だってどう見てもリリーはスネイプのことを好きではなかったし、友達として接してはくれたけど、いつも非難をしてたし、挙句の果てにスネイプをいじめていたジェームズと結婚して、ヴォルデモートに殺されてしまうし。ただ一度もスネイプには愛を返したことはなかったから。それでもスネイプはもはや純血、マグル、ヴォルデモート、、、などすべてどうでもいいくらいリリーが中心に回ってたんだなぁと、、、最後の最後でハリーに言う「私を見て・・・」の台詞がとっても悲しい。
そしてスネイプの守護霊がハリーと同じ鹿だったこと。あの銀色の美しい女鹿がスネイプの守護霊と聞いて、(ってきりジニーかと思ってたので)意外でもあったし、なるほどJKローリングという人はやっぱりすごいなぁと思わずにはいられなかった。
今訳者も言ってあるとおり、彼にたくさんの拍手を送りたい。

さて、最後にまたハリーとロンとハーマイオニーの話。
この3人がやっぱり一番好きです。
7巻通して思うけど、今回はいつもにましてお互いが濃密に時を過ごしたし、チームワークがいい。ハリーがどれだけ二人を信用してるか、そして二人がどれだけはリーを思いやってるか、すごく伝わってきた。だからこそ、一度ロンがいなくなり再び帰ってきたときすごくうれしくて、ハリーの気持ちが良くわかった。3人居ればそれだけで力が出るんだなぁと。
でもなんといっても一番は、ハーマイオニーがハリーの居る前で自分からロンに熱烈なキスをするなんて、、、すごいびっくりでした。

ほんとに7巻はいくらでも語れるわ。
印象的なシーンはといえば、いつも子供たちを心配してるモーリーおばさんが、ベラトリクスと対決し、魔法でやっつけてしまうこと!すんげーかっこよかった。
ほんとにこのシーンが一番良かった!

ついに原作も終わりちょっと寂しいなぁと思ったりして。最後の章は17年後の大人になったハリーたちの場面。マルフォイがなかなか良い人間になっててうれしかったり、ハリーの子供が両親の名前とダンブルドアの名前だったりと、素敵な終わり方でした。次は映画の世界でハリー達に会えることを楽しみにしてます。

ゆららの月

2008-08-20 15:50:52 | 読書感想文
「ゆららの月」は先日レンタルで読んだ「らせつの花」の前身ストーリーになります。
こっちを読んで「らせつ」を読んだほうがより面白く感じたかもしれない。
向こうと違ってこちらは学園モノで、学校に出るおばけを除霊していくラブコメ。主人公がこの作者の作品には珍しく?おとなしめなキャラで、新鮮。
実際こんなトロい人がそばにいたらむかつくかもしれない。
けど、なんか好感持てます。
力を使いこなせない主人公のために守護霊がたまに現れて助けるんだけど、現れるというより見た目も体も乗っ取ってしまい、まるで別の外見・人格になってしまう。この守護霊がある男を好きになり、ゆらら本人は別の男性が好きで、すっごく変な三角関係が生まれます。
ちょっと切ないというか、可哀想なのが守護霊に惚れて惚れられる夜行くん。彼が「らせつ」ではもうちょっと報われるようになるんだけど。
あまりに不憫だったから次回作に出るようになったんだろう。
なんか「らせつ」を先に読んでたので、高校生時代の夜行の暗さにびっくり。
私は明クンの方が好きかな。ゆららとお似合いだと思いました。

○ゆららの月 潮見知佳 白泉社

山桜

2008-08-19 15:54:55 | 映画・TV・観劇
藤沢周平の原作の映画です。
とっても地味なんだけど、なんだか心がきれいになるようなそんな映画。
なんとも藤沢周平らしい。
今までで一番地味じゃない・・・?
主人公の田中麗奈は時代劇初らしいけど、とても慎ましやかな女性を演じてて見てて清々しい。最初の夫には病で先立たれ、出戻った次の嫁ぎ先はまた姑及び主に夫一族には辛く当たられ。。。ほんと昔の嫁って言う身分は大変なんだなーと思う。
で、昔一度自分に縁組を申し込んでくれた東山紀之演じる手塚さまと桜の木の下で冒頭に再会するのですが、二人が絡んだのは実際そのときだけ。
それがキーポイントになってて、それで映画を引っ張っていくんだからすごいなぁと。
その時の再会を胸に生きる主人公と周りの人々の日常。ありふれた変わらぬ毎日が手塚のある行いを境に変わっていく。地方のある田舎の藩の物語なんだけど、農民の生活と武士の生活のなんと違うことや・・・受けるのが侍が城に出社するとき必ず家のお抱えのじいやを連れて、必ずじいやは風呂敷に包まれた何かを持って、門の前でそれを渡し、見送りをして主人は去っていく場面。
侍とはなんて大げさなものか。なんだろう、どこかの大事な坊ちゃまか運転手、秘書を携えた政治家の出勤風景か。。。ってな具合に見えたのです。
山桜が地味ながらキレイです。

http://www.yamazakura-movie.com/(山桜公式HP)