AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

ブランディングの維持と崩壊 ナイキの場合〔2)

2015-05-07 00:03:37 | ブランディー質で割ったらブランデイング









1990年に発売された、AIR JORDAN5を踏まれた青年がそのことで口論となり、殺人事件まで発展したのは有名な話しです。Max 狩りやこういうネガティブな報道が逆に「手に入りずらい 希少品の価値」を高めていったのでしょう。ナイキはオニツカタイガーの米国販売を手掛けておりましたが、その際に学んだ事も多いと思います。「プロに売る→一般人が欲しがる。」という2ステップよりも、ダイレクトに一般人に販売する戦略を組み立てました。
ナイキの戦略は、オニツカタイガーの戦略を応用し、差別化させたものだったのです。そしてバスケットシューズが普段履く靴として浸透したのは、ナイキのマイケル・ジョーダンを使ったイメージ戦略によるところが大きいでしょう。それとマーケティング戦略、ウエッブサイトでの表現戦略そしてマリア・シャラポアやタイガーウッズの起用は、テニス、ゴルフ市場へと拡大していったのです。


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