ロレアル・ド・パリの撮影でおおよそ1ヶ月以上 サンジェルマン 近く大学通りに滞在した事がある。行きたくて行ったわけでもなく、クライアントが私の大先輩と喧嘩となり営業が局を超えて依頼してきたのだった。要は宣伝課長が演出する補佐役である。クライアントも酷かったが、制作会社も酷かった。それだけではない。裏でクライアントと制作会社のプロデユーサーは繋がっていたのだ。
ロケハンとかモデルオーディション、撮影 クライアントさんは何故か、メゾンに住んでいる。我々は近くのプチホテルに宿泊していた。
クライアントからのバラシが多く、観光もしない私としては、近くのルーブル美術館か英語が通じるカフェに行くしかなかった。ミロのビーナスも当時は、触れる。
日本人の新婚旅行なのか?ビーナスにもたれ掛かり撮影している連中も多くいた。
今の日本を訪れる中国人と同じだった。今では考えられない事である。国宝に触っているのだ。国内外 国宝級の文化財を他国へ輸送するのには、大変なリスクも背負う。
スイスで荷物の運送や引越サービスを手掛ける「Welti-Furrer」美術品配送サービスはモナリザ、ゴッホ(の自画像)、真珠の耳飾りの少女がゴージャスなチャーター機の中で思い思いにくつろいでいるという面白いアイディアだ。
彼らのそばにある飲み物、料理、雑誌、パイプなど細部の小物までこだわって描かれている。
タグラインは、“Finest Art Transports”(最高のアート輸送)。
「Welti-Furrerは貴重な芸術を細心の注意を払うことで、最高の状態を維持して配送します。」アイディアは多元であり、文化財同様 空を飛び回る。
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