AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

資本主義経済の退化論 (1)

2016-10-21 19:15:14 | プロパガンダに潜む罠







米国の大統領選 互いに罵り合う候補達、トランプも酷いが、ヒラリーも酷い。共に人気のない2人です。イラク戦争をはじめたトルーマン以来の愚か者 ブッシュと思ってましたが、トランプはそれどころではありません。富める者はさらに富、貧しき者達は更に貧しくなるのです。米国の力や権威、そして正義が既にありません。



世界経済に不穏な影が差し始めた今、国際貧困支援NGO「オックスファム」の報告が、各国に衝撃を与えています。「世界のトップ62人の大富豪が、全人類の下位半分、すなわち36億人と同額の資産を持っている」大ざっぱに言えば、1台の大型バスに収まる程度の金持ちが、世界の人口の半数を養える額、約180兆円を持っているということです。
現在、世界の総資産額ランキングのトップは、マイクロソフト創業者、ビル・ゲイツ氏の約9兆1000億円。以下、メキシコの通信王カルロス・スリム氏の8兆9000億円、投資家ウォーレン・バフェット氏の8兆3000億円……という具合に続きます。日本のトップであるファーストリテイリング・柳井正社長は、資産総額約2兆3000億円で第41位と、日本人ではただひとり、この「金持ちバス」の乗客名簿に名を連ねております。
先進国は市場を拡大して参りました。それが植民地 フォロンティアを求めて安い労働賃金で自国の経済を伸ばしてきましたが、アフリカにしても既にフォロンティアではありません。要はこれ以上の資本主義経済の拡大はありえません。Daniel Pink氏の著書「Drive モチベーション3.0 大前研一訳」でも述べている様に、「ミルトン フリードマン」の新自由主義経済は既に今の世の中では体をなしていません。62人:36億人これが表す事は、「富める者はさらに富、貧しき者はさらに貧しくなる」特に大学を出ても就職先がない米国や欧州の若い世代が疲弊しております。
私が研究で米国を訪れた頃、今から40年前には「社会主義者への軽蔑」には凄いものがありました。特に高齢者世代の社会主義者への嫌悪は異常でした。凡そ60年前のマッカーシー旋風そのままでした。



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