AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

「無知なる故の自信」

2016-11-29 02:00:44 | 学問のススメの涙




「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
ゴールデングローブ賞には最多7部門にノミネートされ、主演男優賞、脚本賞の2部門を受賞。
アカデミー賞には、最多9部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞の4部門を受賞している。(ウィキペディアより引用させて頂きました。)
トランプのヘイトスピーチは「米国を分断」してしまいました。
40数年前に!研究開発で訪れた頃と比べれば日本人への待遇は変わったのでしょうか?
その後もロケ撮影 フィルムのOK出しに音楽録り、コンファレンスと参りましたが、
基本の基は変わっていないと思います。「無知な白人達は多く、彼等は白人以外を蔑視します。
米国の大学でも優秀と愚鈍の2極になっているのですが、日本の高等教育も同じ様になってきてしまいました。ここで興味を唆られるのは、優秀な学生や若者達は、素直でハングリー精神を持って貪欲に吸収しようとしますが、愚鈍な学生や若者達は、「人を軽視し、自分の能力を異常に高いと思っている。」ことです。事実、彼等は知識もなく、自信だけがなぜかあるのです。
根拠のない自信は、20年ほど前から、現代の若者特有の現象として「根拠のない自信」ということが言われるようになっていました。およそファッションでも、音楽でも、食べ物でも、「自分ほど解っている者はいない」と豪語する若者が、各業界で続出しました。その道のプロの方々は、「いったいあの自信はどこから来るんだ?」とみんな頭を抱えていました。どうもそのころから、あんまり状況は変わってないみたいです。
若い方々から相談を受ける事も多いのですが、おおよそその文面、電話の受け答え等 おおよそ10分もしないでその人物の思考はわかるものです。



特に「他人を見下す若者たち (講談社現代新書) 速水 敏彦 著」を読んでからその思考は解りました。2018年問題で多くの大学が定員に達せず潰れていく事でしょう。若い方々 起業した方も含めて自分の位置 上もいれば下もいる。「自分以外は馬鹿」と思わず
「自分が馬鹿」に気づき高見を望んで欲しいものです。そうすれば、映画 バードマンの様に
無知がもたらす予期せぬ奇跡が起こるかも知れません。


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