3D Printerの善と悪（1)

コンピュータのデータを基に立体物を構築できる「３Dプリンター」の開発に各国しのぎを削っております。リアリティのある再現力に、試作等が容易であり開発コストや期間も大幅に削減できるからです。建築、自動車と各産業界で注目を集めております。特に医療における可能性は計りし得ない革新を医療従事者や患者に与えてくれることでしょう。

「３Dプリンタが赤ちゃんの命を救った。」と言う記事と動画がアップされておりました。生後６週間のカイバくんは気管支軟化症という病気だったのです。医師達は彼の気管をＣＴスキャンして、ピッタリ合うチューブを３Ｄプリンタで作りました。彼の命は救われたのです。チューブを気道に埋め込む手術は成功し、正常に呼吸ができるようになりました。（http://1kando.net/12618　１分で感動より）
価格も３００ドルというコストパフォーマンスの良いものまででてきました。但し一歩間違えると危ない方向にも行くのが昨今のイノベーションです。