AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

アメリカの誤算(4)

2014-01-21 21:36:05 | 世界標準の消費価値






サンデェゴでもユタ州立大学でも近くにセブンイレブンがありました。Wikipediaで調べますと
「発祥の地は米国のテキサス州オーク・クリフである。アメリカ南部の氷の小売店から始まった。電気冷蔵庫が普及する前、どこの町にも氷店はあったが、1927年[1]にセブン-イレブンの前身であるサウスランド・アイス社はサービス向上のため週7日/16時間営業を始め、さらにパンや牛乳なども置くようになった。1946年に現在の名称を用いるようになる。1973年(昭和48年)、日本のイトーヨーカ堂がライセンス契約を受け、日本でサービスを開始する。1980年代になって米国セブン-イレブンは経営不振に陥り、1991年(平成3年)に経営破綻したことでイトーヨーカ堂に買収された。」今では日本の経営です。特にアジアでの進出が目覚ましいセブンイレブンですが、アメリカで破綻して日本の経営になってからは収益を伸ばしております。これは何故なんでしょうか?思いますに、その国々にあったサービスを日本のセブンイレブンは提供しているからです。
オニギリやその国のランチボックスも作っています。健康思考の日本食も牽引しているのでしょう。米国経営と何処が違ったのか、これは戦後アメリカに追いつけ追い越せの精神が今でも生きているからだと思います。SONYの盛田さんがトランジスターラジオを作り、トヨタの豊田さんが、日本車創りに尽力し、ホンダの本田宗一郎さんが、世界のオートバイレースに挑み、経営の神様と呼ばれた松下幸之助さんが、社員を束ねて世界へ向けて「求めているもの」を作り続けてきたからです。そこには、アメリカ人の様な「奢り」も「権力」もなかったはずです。
戦後日本を統治した米国は、日本を自国の尺度に合わせようとしましたが、それは今も変わりません。自国の尺度から目線をその国の尺度に合わせない限り、摩擦は生まれると思います。
「満ちれば欠ける」のです。


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