TV PlateとPLAY-TE(1）

在職中 ロケやコンファレンスにアリネガ購入等で色々な処に行きましたが、全てに於いて大変なことばかりでした。クライアントの商品発表会が翌年3月となりますと、撮影が国内では冬ですので、アイスクリーム等は撮影出来ません。で大凡が真逆の12月なのに夏、オーストラリアかニュージーランドとなります。特にニュージランドは北海道と風景も似ております。オーストラリアからクライストチャーチに入り撮影も無事終わり、12月25日にはシドーニーに戻れる。のですが、後発で企業チームが入る予定で先輩から連絡が入らず、「おかしいな？」と担当CDに国際電話しますと「その件ちょっと待ってて、、。」で宿泊ホテルに連絡が入りました。
「クライアントは同じ代理店に頼んでるのだから、今行っているアイスクリームクルーに撮影してくれ。それで君の海外出張を1月下旬まで延長しておいたから、、」「ちょっと待ってください。私は来年早々年が明けたら商品撮りですよ。演出コンテも見ていないし、無理ですよ。そんなの？」何とか頼む。こういう事が多いものですが、「ちゃんとその分の制作費払って下さいよ。」随行のプロデューサーに頼み込みました。製作会社から郵便局に届いたファックスはモノクロの風景 全ての画像に羊の群れ、それを変えて牛？おいおいこんなに牛を手配したらえらい制作費とコーディネーター料金も跳ね上がるのです。で製作進行のAさんを先に撮影済みのフィルムを持って帰国させ、そうなると製作進行がいなくなるのです。で私が製作進行でレシーバーを持ち、牛を移動させるのです。根無し草の様にロケ地を探し、モーテルに泊まるのですが、既にクリスマスの夜、コーディネーターが数時間かけて買ってきたのが。TV Dinner なる Plateです。Plateを電子レンジへ。機内の食事 「ビーフ ？チキン？」です。勿論不味いのです。米国ではテレビの開局以来 こういうロクデモナイ物を食しているのです。「メリークリスマス」と置かれたのがジュニ黒でした、、。お酒は飲まないのですが、ヤケッパチで飲みましたね。いやはや、このTVplateは米国でもありますが「まずい！」のです。かかっていたラジオからは、サイモンとガーファンクルの「7時のニュースと聖しこの夜」でした。