AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

パワハラのモチベーション(4)

2016-10-24 13:47:33 | 今そこにあるメディアのリスク






バブル崩壊後 正規労働者は減少し、非正規労働者 派遣社員達が増大しております。
一時期SNSを賑わせた「アリさんマークの引越社」引越荷物の損害を社員に払わせていたと言う事で問題になりました。非正規労働が増えますと、雇用側に対して弱い立場となります。
また正規労働者と言う餌を吊るされ我武者羅に100数時間以上の過酷な残業をさせ、実際の残業時間を間引く。というブラック企業が横行しております。ハローワークの求人虚偽など大半がそういうブラック企業と言えるでしょう。Daniel Pink氏「Driver モチベーション3.0」今の世の中 モチベーション2.0の市場主義経済で唯一成り立つのが、決まった一定の同じものを作っていく流れ作業であれば、時間と労働対価 外発的モチベーションです。それ以外のクリエーティブを主となる「モチベーション3.0」の仕事のやり甲斐は、自ずと内発的モチベーションとなるのですが、今はモチベーション2.0からモチベーション3.0への移行期でもあり、働く側に混乱や相当の負荷がかかっているのでしょう。先程の正規労働者の人参を鼻先にぶらさげられ、サービス残業をし、鬱病となり自殺しました。彼女にとってはモチベーションも高く、内発的モチベーション 「やり甲斐のある仕事を目指し、上司にもなんども提出していたのでしょう。最近こういう労働者の「仕事のやり甲斐」を無視した現場の酷さが目立ちます。私の頃は、休みの日も1時間単位で4社くらいのコピーは書いておりました。夜の10時過ぎに仕事を終えて帰ろうかな、、。こんな時も先輩から「明日プレゼンなのよ。コピー担当いなくてね。参加してくんないかい?」当時はなんでも勉強と思ってましたのでホテルでコピー書いてましたね。「全てが面白かったし、やり甲斐がありました。」でもやりたくない仕事を、寝ないでやっていったら、それはやり甲斐ではなく、単なる効率の悪い最悪のモチベーションとなってしまうでしょう。良いものなど生まれません。外発的モチベーションのお金の対価が欲しいわけでもありません。2時間寝ても覆い被さってきますのは、上司に抵抗できない思考回路も既にショートしているのです。私も過労で神経衰弱や鬱病も繰り返しましたから、若い方々に言いたいことは「今、生き甲斐のある仕事に取り組んでいますか?」「お金の対価なんか要らないから寝かして欲しい。」そう思ったら「既に君は生き甲斐のある仕事からかけ離れている。仕事の代わりは誰かがいます。そういうものです。君が頑張らなくても代わりは絶対にいる。だから何を言われても、休みなさい。熟睡して下さい。仕事の代わりはいくらもいるけど、君の命の代わりは君しかいない。」だからゆっくり休む事です。君の命のタイムラインはずーっと繋がっている。その歩きを止めないで。君の作る未来なんだから、、、。
(昨年のクリスマスの日に命を絶った若手女子社員に捧ぐ。) 十人十色 一人一人の長所短所 それに各々の弾性の限界を考える事が指導員の技量なんですよ。


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