AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

商品ブランドの地球貢献度(1)

2016-10-30 18:55:21 | アイディアのIdentity



Heinekenで思い出すのは、エアーズロックでのロケ撮影でシャラトン エアーズロックに宿泊していた時です。3日位で観光客は帰るのですが、コマドリ撮影ですから十数日間宿泊しておりました。コマドリした物をビデオ変換したものを持って私だけリタ・クーリッジの音楽録音でロサンジェルスに参りました。その映像チェックでシェラトン ホテルのマネージャーの部屋でビデオチェックが出来たのですが、彼はオーストラリアビールを飲まずにハイネケンでした。彼は生粋のオランダ人だったのです。日本人が海外で、ホップのきいた麒麟ラガービルを飲むのと同じでしょう
ステラビールもギネスも結構風刺の効いた不条理な表現でカンヌを受賞していますが、商品の持つ付加価値を上手く表現したものです。




ビール製造で出た副産物でバイオ燃料をつくりました。生成した30万リットルの燃料はニュージーランドの60のガソリンスタンドで売られ、「世界を救うためにビールを飲む」という「飲みに行く言い訳」を与えました。低迷するビール業界で売り上げが約10%上がったといいます。
副産物の付加価値で「地球を 自然環境を救う。愛は地球を救う」よりも更に「ビールが地球を救う」ビール好きの言い訳にもなるかもしれません。タバコの葉もバイオ燃料になると米国バークレー研究所が数年前に発表してますが、タバコの吸殻からバイオはできません。喫煙者達の「タバコが地球を救う」とは言えないようです。


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