メディア・バイオレンス（3)

そう言えば社内でもありました。
国内ロケで、夜クライアントが到着したので挨拶に来て欲しいとの若い営業さんから言われ、旅館の部屋に参りますと私が信頼している監督が、佇んんでおりました。「どうしたんですか？」すると「営業さんから君のくる場所ではない！と言われちゃいまして、、、。」「本当にそんな事言ったんですか？」で営業を呼んで「俺たち代理店なんてものは、この方々あって仕事が成り立ってるんだよ。監督 プロデューサー 他スタッフにこの場で謝れ！」と怒鳴った事がありました。
私は中途採用で、その前はアニメションの開発とシュノーケルカメラのフォーカシングやってました。スタジオでも、H代理店の若いのがチャラチャラしてたのを覚えております。実際そういうのもいるのでしょうが、先輩が良かったんでしょう。若手を諌めるのが引き継げられていました。
もう一つの大魔神は、新宿NSビルに入ってるO電気さんの、商品撮影で訪れた時です。当時 TBSのオープンスタジオが1階にありました。1階のロビーの椅子で監督 カメラマンを待っておりました。一般の方に解放されているテーブルと椅子です。そこに何やら制作進行みたいなのがやってきました。ジーンズの後ろポケットに台本が丸められておりました。「皆さん、この後ここで打ち合わせ始まるんで、退いてくれませんか？」この無法者は座っていらした一般の老若男女十数名の方々を退かせたのです。
私のところに来て「退いてくれません？」「もう直ぐ打ち合わせで二人来ますので、、、待っていただきませんか？」「待てないよ。退いて、、？」「君 制作進行ですか？貴方の上司を呼んでらっしゃい？」「何だよおまえ？」「いいから呼んでこいよ！」でやってきたプロデューサー「何なの 貴方？」「TBSの何処の制作部なんですか？」「何だよ？あんた、何処の人間なんだよ。えらそうに、、、？」「いい加減にせいよ。おまえら！この制作進行がどかしたのは、あんた方のテレビの向こう側の視聴者なんだよ？わかるか？オイ！」「何処の人間だよ！お前は！」「俺は○通だよ！」TBSの誰がお前ら仕切ってんだ！名前聞かせろよ！」先方も慌てておりました。「何卒穏便に、、。」こういう連中はSNSで叩かれて少しは良くなったのか、、、。と思いきや変わっておりません。