AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

Like Factoryの貧困ビジネス(3)

2013-08-27 21:59:30 | CGMの感染力



バングラデシュの若者は1日3交代で24時間、Facebookのいいね!やTwitterのフォロワーを増殖させています。国民1人当たりの月収は約60ドル。クリック工場はバングラデシュでは割のいいビジネスらしい。昨年の米大統領選。共和党の大統領候補ミット・ロムニー氏が1日でTwitterのフォロワーを11万6千人も増やしたことから、フォロワーの15%が買われていた疑いがあると報じられました。YouTubeからスターダムにのし上がったカナダの人気歌手ジャスティン・ビーバー。Twitterのフォロワーは米国のミュージシャン、レディー・ガガを追い越し、現在4200万人。しかし、その約半数はニセ・アカウントだという疑惑がささやかれています。こうした疑惑は大手飲料メーカー、ペプシやドイツの自動車メーカー、メルセデス・ベンツ、高級ブランドのルイ・ヴィトン、政治家ではロムニー氏のほか、ロシアのメドベージェフ前大統領にも向けられています。また、英国では業者が間に入ってTwitterでセレブ(芸能人や有名スポーツ選手)たちに新商品についてつぶやかせるビシネスまで登場。広告まがいのつぶやき防止策として、Twitterは「♯ad」のハッシュタグを入れるよう利用者に呼びかけております。Facebookのいいね!は1日45億回(昨年より67%増)のペースで増えています。このうち何%がバングラデシュや中国のクリック工場で生み出されているのかは、誰にもわかりません。ソーシャルメディアに潜む罠は、日々進化し巧妙になっていきます。「1つの革新的なツールが発明されると100、1000いや10000の悪も存在するのです。」

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