AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

温故知新の逆転構想(2)

2017-03-18 13:54:12 | バイラル効果の善と悪




最近 近未来の広告が視えてこないのか?、マーケッティング会社さんからの相談を受ける事も多くなりました。サイバー広告のデジタルプラットホームは出来上がっています。先にFacebook 広告が正しいと言う前提でお話になる企業もございます。YouTubeの様なin frame 広告とout frame 広告 facebookでは広告料が安いのとYouTubeよりもターゲットを絞り込めると言う
「先にFacebook広告ありき=広告対効果が良い」と勘違いする方々も多いです。でもこれは間違いです。実際に広告対効果が良いとは限りませんし、デジタルサイネージ 広告もリアルタイムのプラットホームになりつつあります。
「貴方はフェイスブックの広告をクリックしますか?」



Wiredの記事「The TV ad isn't Going Any where ーIt's Going Everywhere "ターゲティング広告は死に、次世代の「テレビCM」がFacebookやGoogleを駆逐する"」
Wired Japan の記事を一部紹介させて頂きます。(http://wired.jp/2017/03/16/tv-ad-isnt-going-anywhere/)

フェイクニュースをばらまくサイトが、ソーシャルメディアを通じて急速に拡散している。オンライン広告ネットワークが自動化されているため、嘘の情報でお金を稼げるのだ。こうした嘘をばらまくサイトには、特定のブランドや製品の広告が、広告主自身が気づかないうちに掲載されていることも多い。

それに加えて広告主は、世界的な大手プラットフォームを利用しても、ターゲットに自分の広告を届けられない場合があることに何度も気づかされている。フェイスブックが、誤って広告データを実際よりよく見せかけていたことを認めたのは一度ではない(ここでの広告データとは、ユーザーが動画を視聴した時間、パブリッシャーのページを訪問したユーザー数、ユーザーが記事を読んだ時間などのことだ)。

一方グーグルも、自社の広告測定モデルを約束していた期日までに更新できなかった。どちらの企業も、問題修正のために対策を講じているとのことだが、このような度重なる失敗が、さらに大きな疑問を生んでいる。彼らのプラットフォームにお金をつぎ込むことは、曖昧な約束をあてにすることではないだろうか? 彼らは、受け取った広告費にふさわしい成果を上げているのだろうか?(Wired Japan 引用)

米国の大イベント Super Bowl のCM枠が凡そ5億を超える意味合いも解ってきます。米国はゴア副大統領の頃 Super Highway構想で「Multimedia EXPO」なるコンファレンスをロスで開催しました。SMPTE、NAB、TV&Radio Deirector’s Assocition 等ハードもソフトも全て集約したものでした。第1回開催のこのコンファレンスに出席しましたが、クリントン大統領のライブ中継もあり、当時 政府肝いりで始めたものです。しかし結局は集約出来なかったのです。日本や韓国の様にネット環境は良くありません。日本は壁掛けテレビ「プラズマハイビジョンテレビ」の開発でインターネットに関しては遅れましたが、今では先を走っていると言えるでしょう。
サイバー広告の横文字に騙される企業も多いかも知れません。
「Second Life」の様に信じ込むのは危険です。(Multimedia EXPOに関しては下記で詳しく掲載されております。
http://www.eco.shimane-u.ac.jp/nodat/infosoc/infosoc201404.pdf)


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