AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

メディア・バイオレンス(4)

2016-08-31 20:32:06 | 今そこにあるメディアのリスク



私の視聴者の方々への対応を一から教えて頂いたのは先輩達でもあり、クライアントの担当者の方々です。
特に両国のL社様には、手取り足取り教えて頂きました。後に副社長になられたT様の「商品を手に取ってレジで清算された時にはじめてホッとするし、消費者の方々に感謝する。そこまでは安心できない。」L社での番組CMを企画する。それを教えてくれたのが先輩のSさんにWさん、担当のTさんでした。








TBS今は亡き 永六輔さん「誰かとどこかで ー7円の詩ー」遠藤泰子さんの桃屋さんの生コマ的なCMも味がありました。2013年 番組は惜しまれて終了しました。凡そ46年間の長寿番組でした。そして今もNHKで放送している凡そ64年の「昼の憩い」名作です。

視聴者の方々から投書頂いた「小さな幸せ」が番組「テレホン人生相談」をホッとさせるBGMとお寄せいただいた「台所から見える風景」凡そお寄せ頂いた内容を40秒程に纏めるのですが、、、。これが大変でした。自分でコピー書くわけではないのでお送り頂いた奥様の気持ちで書く、、。
リライトして担当のTさんへ、事前にチェックいただくのです。「この部分ちゃんと調べたの?」ハガキそのままの内容で載せてますが、自分でも答えられない。「この方に電話して聞かなきゃだめだよ。」全国の電話番号から調べてお電話してお聞きするのです。このRCMはその後の他のクライアント様にも良い学びを与えてくれました。クライアントは「99のCM好感度より、1つのネガティブな意見を聞く。」と言う事です。報道インタビューをするにしても、テレビの向こう側の視聴者を考えて話をする。元々持っている性格も絡んでくるんでしょうが、、、。
メデイア バイオレンスは違う意味ですが、敢えて「報道の無知な虐待」と言わせて貰います。
こういう資質を見抜けずに起用していたディレクター、プロデューサーそして某局の体制にも問題があります。今はマスメディアだけの時代では既にないのです。SNSをいかに取り込みマスメディアの伝達力を更に強く伝えていけるか、、。」番組作りもCM制作も、「テレビの向こう側の視聴者」を甘くみてはいけないのです。彼等はFacebookやTwitterをし、LINEで繋がり、多くの情報を得ているのです。「メディア バイオレンス」制作者はこの言葉の意味を深く理解する事です。でないとカチカチ山の狸と化し、炎上してしまうのです。

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