AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

天空の過当競争⑺

2019-10-03 13:46:03 | 世界標準の消費価値


在職中 オーストラリア エアーズ ロックで撮影隊を残し、クライアントからこのCM音楽録音 リタ・クーリッジでOKが出て、私だけロスに音楽録りとなった。エアーズロックからシドニーまで乗り継いで凡そ4時間半?翌日シドニーからロスへ向かった。いやはや凡そ16時間かかった。交通手段の発達は時に人に過酷な疲れを与えるものだ。東京ーワシントン間3時間とかは?考えられない暴挙としか言いようがない。飛行機は1950年代 夢のまた夢でもあった。大半の客は外国人だった。






昭和30年代 日本航空の広告である。

東京-ホノルル$515
東京-サンフランシスコ $650

日航の主な乗客が、まだアメリカ人が主だったころのキャッチコピー
「特別料金なしで、日本の伝統的なサービスと食事を快適な旅をお楽しみください」

そして誰もが気軽に行ける海外旅行となった。エコノミーでロス往復5万 考えられない航空運賃である。しかし、搭乗時間と現地での時差に悩まされるものだ。

キャセイ航空のボストンー香港便の広告表現は西洋と東洋との文化を融合させた上手い表現だ。












広告文化も日没する国となった日本だが、アジア 中国やバンコクなどは日本に学び更に表現の質を高めていく。

そしてこの十数時間の退屈な、発狂したくなる時間を逆手に取った表現もある。


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