AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

NPOのSpecWorkの実態⑸

2018-08-22 15:04:38 | CGMの感染力

 

 

 

厄介なのは、善意の仮面を被った、クリエーティブなアイディアや企画を悪気もなくつまみ食いする連中だ。

彼等はNPOという曖昧な言葉の中で善意を悪用しているのかも知れない。

海外でのデザイナーに多いとされるSpecWork(ただ働き)だが、日本も御多分に漏れず、もっと酷い状況だろう。海外ではクリエーティブな職種や知的財産権を無視した場合訴訟となり、莫大な費用を請求されるからだ。日本は悪癖となっている。JAC他各組織が連携して競合であってもクライアント代理店制作会社、個人事業主と発注書を作らない限り、不幸な事件は繰り返す。

特に問題は下流である。クラウドソーシングランサーズやクラウドワークス辺りから酷くなっている。派遣社員から搾取するパソナの竹中平蔵版ネット空間での中間搾取である。

 

今回降りかかってきたつまみ食いは、「先に支払いありき」ではじまったことだが、それが「オリエンをした覚えがない」と変わり、先方の弁護士からの威嚇する様な内容証明では「ボランティアだから払わない。」とすり替えてきているのだ。

人の善意に甘えて既に、感覚が麻痺しているのだろう。クロスメディアの企画は、それ自体新しい知的財産でもある。だから共有権の契約書お互いサインをし、持ち合うものだが、これにサインもしない。

著作権も含めて仕事、ビジネスとしての流れも解っていないのだろう。

こういうところが、市の概括団体として委託を得て、市民の各々の善意で成り立つ活動アドバイスする訳だから、考えられない事だし、内閣府で認定されている団体を取り締まらないのもおかしな話だと思う。

 

巷ではオリンピックボランティア応募のステマが蔓延し始めた。上流も下流も共に詐欺集団の巣窟と化している。




 

個人的な私感であるが、明らかにはじめから盗もうとしたのであれば合点がいく。証明するのは難しいと言われるが可能かもしれない。

刑法246条第二項の詐欺罪にも適用可能。

これは無銭飲食や無銭乗車お金がないのに注文した。お金がないのにタクシーに乗った。と同じ事になるらしい。

素人が玄人を騙す。いやはや甘く見られたものだ。

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿