AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

金がなるなるPostTruth(1)

2016-12-27 22:11:33 | 今そこにあるメディアのリスク



今年1年を表す言葉は「金」でした。舛添東京都知事の公私混同な使途不明金、富山の自民市議「領収書偽造」、リオ五輪の金メダルラッシュと「金」を選ばれたにも解りますが。ドメスティック日本でもあります。「金」と言えば、ダニエル・ピンク氏の「Drive モチベーション 3,0 大前研一訳」外発的モチベーション2.0の主なる動機「金」です。金ではなくカネです。クラウドソーシングで問題となった医療まとめサイトのキュレーターのコピペとSEOの問題 そこに横たわるのも「カネの低さ」です。モチベーションの心理の測り方がダニエル・ピンク氏の書にも書かれております。




1、献血をしてください。
2、献血をしてくれれば10ドル差し上げます?
3、献血をしてくれれば10ドルを〇〇団体に寄付します。
こんな内容でしたが、どれを選びますか?

実際に若い学生さんに聞いてみました。多くの方が3を選ぶのですが、2を選ぶ方もおります。
この時点で、その方のモチベーションがわかるのです。2はお金に振り回されている今の自由主義経済の犠牲者であり近未来の労働市場の中で消えていく人々でしょう。モチベーション3.0は、内発的やり甲斐のモチベーションで生きていく人々です。近未来のクリエーティビティを生み出す働き方をする方々でしょう。報酬は仕事の対価であってカネが全てではないことです。
然し乍らそのやり甲斐の対価があまりにも低ければモチベーション3.0も覚束ないのです。


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