AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

Super Bowlのマイノリティ表現(1)

2017-02-06 23:13:45 | アイディアのIdentity
スーパーボールに米国が熱狂した一夜、ペプシ提供のハーフタイムショーでは、レディガガの熱唱に誰もが酔いしれました。




産業が時代遅れになって繁栄から取り残された「ラストベルト」と呼ばれる中西部、そこで暮らす有権者の多くは労働者階級の白人達です。彼らは、予備選でサンダース候補を支持した人たちでもあります。民主党は彼らの票を期待していましたが、彼らは民主党ではなくトランプを選んだのです。「トランプに熱狂する白人労働階級「ヒルビリー」の真実」では、これら白人労働者階級の人々にとって、トランプもサンダースも、どちらも自分の声を代弁してくれる存在だったのです。
そしてもう一つ「白人対マイノリティ(移民)」という対立の構図です。即ちオバマ大統領の「白人移民 米国民は一つ」の時代ではなく、分断とヘイトの連鎖でもあります。アメリカの国民は依然として白人が最も多いですが、近年はマイノリティが急増しています。1992年には有権者の84%が白人でしたが、現在は70%でしかありません。今回の特別な饗宴に、「マイノリティ達を描いた表現」も多かったのです。
メキシコに国境の壁を建てるを選挙戦から豪語していたトランプ大統領は、1月25日 メキシコ国境の壁を建設するという大統領令を発しました。






http://www.journey84.com/


84 Lumber社は建設建材会社らしいですね。企業も「白人とマイノリティ」どちらにつくかが問われているのでしょう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿