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コロナ共存の広告表現の近未来観

僕が転職した理由(3)

2017-01-11 01:03:50 | メディアの一向一揆
ディズニーのアニメーションはフルアニメ24駒が基本です。
「白雪姫」は女優マージ・チャンピオンさんのライブアクションから分析しました。
東映動画の「白蛇伝」では丁度デビューした佐久間良子さんや松島ともこさんもライブアクションに参加しています。このフルアニメ フィルムですと24コマ テレビだと30フレームですから、30コマです。元来 日本のアニメ技法の進化は「コスト削減」でした。そこから、1秒2コマ打ち、とか3コマ打ちという風になってきたのです。ところがフルフレ 24コマだとなんだか動きが流れてしまう。







この3コマ打ちだと描かれた人物像や動物が意味を持ち動きであり、時には「心のあり様も描ける。」となったのです。 車の動きでは分かりづらいですが、キャラクターになりますとすこし解りやすいかもしれません。立教大学では、映像心理学科と言いますが、まさに「映像が醸し出す心理描写」です。







セルゲイ・エイゼンシュテインの「戦艦ポチョムキンのオデッサの階段」や、複数のカメラを用いたマルチ・カヴァレッジによって同時撮影し、その時間尺を変えることなく多面的な視点を取り入れて線形に編集していく手法であり、グリフィスの『イントレランス』のスペクタクルシーンがそのはじまりとされます。





日本の黒澤明が代表作『七人の侍』の戦闘シーンでこのグリフィス モンタージュを使い、黒澤明監督を崇拝するスティーヴン・スピルバーグらは、黒澤の感化を受けてグリフィス・スタイルを多用し、今日、デジタル撮影の普及もあって、これがハリウッドの標準編集形態となっています。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5 ウィキペディア モンタージュより一部引用させて頂きました。)

この様に日本アニメの駒打ちも更なる心理描写を生む様になるのです。

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