AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

パワハラのモチベーション(1)

2016-10-13 12:27:52 | 諸先輩の言霊






Daniel Pink氏の「Driver モチベーション3.0 大前研一訳」を読めば読むほど、新自由主義経済を持ち込んだシカゴ学派 ミルトン・フリードマンの考え方と乖離している様に思います。
バブル崩壊後 多くの大企業が低迷していきました。




それが海外からの風刺語「Japain」からはじまり「Japassing」映像メディアの世界でも英国の映像集団で知られる「One Dot Zero 」も米国の「One Show」も中国 やアジアでのセミナーを開いておりますが、日本には既に来ません。
音楽制作費もCM制作費も滅茶苦茶安くなり、海外ロケも少なくなったのでしょう。タレント起用は相変わらず多いですが。昭和の時代が、名作CMを作っていった頃 特に関西電通の堀井組は数々の話題作を世に生み出しました。低コストの制作費こそ名作が生まれるのかもしれません。「どんとポチい」他金鳥の話題作を生み出しました。然し乍ら、今のご時世 「笑いを許さない」時代です。「冗談を言えない」中でCM文化など発展はしないでしょう。そういう意味では、制作費の削減にクライアントの無理難題 そして冗談を許さない。こんな中で現場では作業を強いられているのでしょう。





Appleの広告をはじめて日本で手掛けたのは、今は亡き 鈴木八朗さんでした。今では世界共通 TVWAのCMを使ってましたが、iPhoneも第7世代まで来ますと各キャリアー独自の物で展開しないと市場を拡大できないのでしょう。AUの「三太郎シリーズ」は、クライアント、消費者、一部のSNS暴走族達が監視する中、細い針の穴に優れた表現の糸を通した様に思われます。すごい事です。




今は亡き市川準さんの名作「禁煙パイポ」今の世の中だったらどうだったでしょうか?受け入れられたでしょうか?
SNSの時代 誰もが呟き 誰もが動画もアップ出来る世の中です。99.9999%がマスタベーションでしょう。このブログもそうだと思います。但しこのソーシャルメディアの暴走族が曲者なのです。


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