AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

Black is black(2)

2014-05-14 16:31:25 | 学問のススメの涙







単純な数字として現状を示しますと、正社員・従業員は2012年の3340万人から2013年には3294万人となり、都合46万人減少しています。一方で非正規社員は2012年の1813万人から2013年には1906万人となり、93万人の増加。巷ではアベノミクス効果と当の本人が自信ありげですが、実態などないのです。
数々の名作をWiden and Kennedyとともに世に出しているTom Kunzの様に「CareerBuilder.comに行けば、逃げ出したくなるような最悪の仕事場から転職できる。」出来れば、若者達がブラック企業から抜け出せるのですが、、、。
バブル崩壊後、何でもかんでも派遣の様な中間搾取が多くなりました。貧富の差が欧米に比べてそうなかった日本も、貧富の差がどんどん酷くなっている様に思われます。およそ150年前に行われた文明開化は一体何を残したのでしょうか?鎖国によって保たれた熟成文化の方が、今の殺伐とした日本人の心に優しさを灯したかもしれません。以前香港に仕事でいきました時、土日になりますと、数百人というアジアからの出稼ぎに香港にきた方々が道路でゴザを敷き情報交換しておりました。銀座の歩行者天国にゴザを敷いて、アジアの出稼ぎの方々が集っていたらやはり異様ですね。
若い方々にお話しますのは「君達はどんな職業に就くにしても、海外に出稼ぎに行く事が求められると思う。だから世界共通語 英語がどうしても必要なんだよ。」あのリゲインの「24時間戦えますか?」の世界をまたにかけるビジネスマンではなく、「戦いませんから仕事下さい。」の状態なのです。もう海外に骨を埋める覚悟が必要なんですが、誰も実感が湧いてこないんでしょう。
もう対岸の火事ではないのですが、平和ボケのニッポンであります。


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