AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

Rasismは時を駆け巡る(9)

2017-05-22 16:40:19 | プロパガンダに潜む罠




深夜 再放送のNHK Eテレ「達人 レースパイロット 室屋氏と脳科学者 中野さん」の番組を観ましたが、中野さん曰く歴史の流れを分析していくと多くが法則に従って起こるとのこと。それを考えれば、英国の歴史学者EH カーの「歴史とは、現在と過去との間の尽きることを知らぬ対話なのであります。」この言葉を脳科学者として立証しているのでしょう。そこで気になるのが下記の中野さんの言葉でした。
「災害が起きると、みんなのために何かしなければ、という気に多くの人がしますよね。
で、この時に何が起こっているかと言うと、仲間意識が高まる、オキシトシン(安心や信頼が高まると分必するといわれる脳内ホルモン)という物質の濃度が上がるんですね。
その時に同時に起きる現象、内集団バイアスというのが強くなります。





内集団バイアスと言うのは、自分たちの集団はすごい、俺たちじゃない集団はダメ、という意識の塊です。
どこに敵意や蔑視の目が向けられるかというと、最も近い隣人に向けられる。
そうすると、戦争が起きるきっかけになる。
大災害が起きた時に、そのそう遠くない期間において戦争が起きている確立を調べると、オキシトシンと戦争の関係が解るんじゃないかと、そのデータを取ってみたい。
まぁ経済的な要素とかそういう要因を見なければいけないのですが。
何らかの、自分たちはみんなのために正しいことをしているという気持ちが高まりやすい時こそ危ない。
震災以来、みんながひとつになる時代なのに、と言われるけど、
みんながひとつになる時代だから危ない、と思うんですね。」
(https://ameblo.jp/dokokade12haruga/entry-12238647789.htmlより一部引用させていただきました。)

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