AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

言の葉の威厳

2014-04-02 23:20:02 | ブランディー質で割ったらブランデイング
以前 大学のプレゼンテーション演習で選んだのが、三越さんでした。デパートも合併の嵐で人気があるのが、新宿伊勢丹さん。伊勢丹さんは以前から屯がった表現をしていました。



「こんにちは、土曜日くん」1970年に入り、週休2日制になった頃の土屋耕一さんのコピーでした。(新宿のローカルデパートが世界一になるまで。土屋耕一さんの 、伊勢丹・12枚の広告。よりhttp://www.1101.com/tsuchiyakoichi_isetan/2013-08-12.html)
サントリーさんは「金曜日はワインを買おう。」でしたか、、、。ともに週休2日のライフスタイルを謳歌するタグラインです。






80年代に入りますと糸井重里さんの「不思議大好き」そしてウッデイアレン監督を起用した「おいしい生活」 等西武が、ライフスタイルまでもデフォルメされたようなコピーで時代を牽引していったのです。そんな中で、三越は相変わらずの重厚な雰囲気 ティファニーとのタイアップと1834年創業の英国皇室ご用達のデパート HARRODS(ハロッズ)との提携などです。常に伝統を重んじるのが三越でした.。待ち合わせの場所として親しまれながら、本館正面玄関でお客様をお迎えする2頭の「ライオン像」。この像が誕生したのは大正3年(1914)のことです。
この「ライオン像」の注文主は、三越百貨店の基礎を築いたとされる当時の支配人、日比翁助。その日比が百貨店開設の準備のため欧米を視察したときにイギリスで注文したものです。
ロンドンのトラファルガー広場にあるネルソン記念塔の下の4頭の獅子像がモデルとされ、英国の彫刻家メリフィールドが型どり、バルトンが鋳造したものです。
完成までに3年の歳月を要したこの仕事はイギリスの彫刻界でも相当な話題となりました。(http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/history/list02.html 三越サイトより)




今年で100年が経ちました。そんな企業ポリシーを日本の戦前 戦後 と激動の時代を100年見てきたライオンの眼差しで言の葉を編んでおります。見事な眼差しです。谷川俊太郎先生だから、、、。と言わずに、少しでも近づきたい言の葉の眼差しです。威厳のある言の葉です。

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