AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

ブランディングの維持と崩壊「Marlboro」の場合(4)

2015-04-19 21:14:59 | ブランディー質で割ったらブランデイング


「フェラーリのバーコード」
フェラーリはスポンサーを受けながらも、マルボロのロゴの代わりにバーコードを付けて参戦することになりました。
英国王立医師協会の署名なメンバーのひとりが、英国の保健医療省を通して「あのバーコードは、マールボロのロゴを連想させるサブリミナル広告ではないか?」と指摘した抗議文書を、英国政府とF1レースを放送する『BBC』に送りつけ、「フェラーリが、欧州のタバコ広告禁止法に違反していないか」調査するように訴えたのがことの発端です。











サブリミナル効果と言えば、1957年9月から6週間にわたり、市場調査業者のジェームズ・ヴィカリ(James M. Vicary)は、ニュージャージー州フォートリーの映画館で映画「ピクニック」の上映中に"実験"を行なったとされている。ヴィカリによると、映画が映写されているスクリーンの上に、「コカコーラを飲め」「ポップコーンを食べろ」というメッセージが書かれたスライドを1/3000秒ずつ5分ごとに繰り返し二重映写(フィルムのフレームを差し替えたと信じている人が多いが誤解である)したところ、コカコーラについては18.1%、ポップコーンについては57.5%の売上の増加がみられたとのことであった。ナチスドイツもこの効果を使ったそうですが、今では禁止されております。(Wikipedeia サブリミナル効果から引用させて頂きました。)
この様にサブリミナル広告とは見た目で知覚できないが、潜在意識に浸透していくのです。
当初、フェラーリは「あれは、ただのデザインの一部だ」と突っぱねましたが、問題が大きくなる事態を避けて、速やかにバーコードを撤去することになったのです。アルコールやタバコなど性に関する言葉を入れ込むと売れるとのことですが、、、。全て日本 欧米 全面禁止です。

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