AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

マルクハーンとドラえもんの関係(2)

2014-10-04 13:56:12 | 今そこにあるメディアのリスク









ニューヨーク タイムズ紙が記者達含め100人ほどを解雇するそうです。デジタル含めて売り上げが不調みたいです。WashingtonPost紙も昨年8月にAmazon現CEOの Jeff Bezos 氏に2億5000万ドルで買収されています。雑誌、新聞共に世界的に苦境に立っていると言えます。およそ10年前に予測された近未来「epic2014」は予測以上にメディアを変貌させております。デジタル化によってなにがおこったのか?一つには「ある程度情報はタダで入手できる。」事です。
例えばテレビCMは、フィルムの場合は、全国放送であればその数だけのプリントを要しました。これがCM制作会社を少しは潤したのです。それが今ではキー局に送れば後は自動的に各局に流れます。全く利潤を生みません。同じように、新聞のデジタル送稿によって更なる効率化を図りました。これはこれで意味のある事でしたが、そこにインターネット普及に伴うニュースの無料配信が台頭してきました。本にしても、雑誌にしても新聞にしても紙媒体は紙として読んだ方が頭の中に残ると思いますが、「無料」では太刀打ちできないのが、世界の潮流です。1960年代 ボブディランの曲の様に「The times they are changing」メディアを変えざるをえないだろうし、メディアに従事する者も変ざるをえない。そんな時代の畝りが訪れています。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿