AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

マークセンスのナンセンス⑵

2018-08-19 16:45:48 | 学問のススメの涙

 

 

 

近所のカフェでよく会う大学受験生 彼は国立も受けるが、近くの慶應大学湘南キャンパスも受けたいと言っていた。

彼からの相談は、小論文の課題であった。





西岸良平さんの三丁目の夕陽の漫画の一場面である。

1960年代の頃 、街頭テレビで皆集まりプロレス中継をやっていた頃からちょっと後である。




余談だが、社のPRビデオの作業を依頼された際、民放テレビ開局の時に電通四代目吉田社長は「もうすぐお茶の間で海外のテレビ番組を中継して観れる時代がすぐきます。」これには驚きました。先の先を観ていた。凄い人だと思ったものである。

 

昭和28年当時、14インチの普及型で17万円、17インチで23~31万円、大体この価格が昭和30年頃まで続きます。

当時、公務員の初任給が7650~8700円くらいだから、8000円だとしても、軽くその20~30倍程度。

今の初任給を20万円だとすると、400万~600万程度?

これが、昭和33年になると14型白黒テレビで60000円台にまで安くなる。テレビが普及し始めた昭和34年頃で、14インチの白黒テレビが65000円。公務員の初任給(10200円)の約半年分でだった。(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1440259904 ヤフー知恵袋より引用させて頂きました。)

 

テレビがやってきてチャンネル争いが起こるのである。事実起こったものだ。親と子供の見る番組が違うのである。





環境情報学部の小論文は「モノやコトによる生活や人の意識の変化」が課題であったようだ。今の若い世代は当時の事など知らない。我々爺さん婆さん世代では実感があるが、、、。ネットで調べても実感がなければまず落とされるであろう。非常に奥深い問題定義でもある。

彼に助言したのは、まずは当時の国内国外オンエアーされていた番組を肌で感じる事。それと今、近未来 未来というタイムラインで考えてみてはとアドバイスした。その後、大学の各研究室の課題が小論文になっている。

「落とす試験ではなく、人材を求める小論文になっている。」流石実利の慶応である。

 

 

 


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