「E=MC2」とは、原爆の原理である、アインシュタインの相対性理論の原子力エネルギーの公式だそうです。
広島そして長崎に原子爆弾が落とされて、68年の時が流れました。広島は当時人口42万人、死者、行方不明合わせて12万2338人、長崎は、人口24万人、死者、行方不明合わせて7万3884人と言われています。被爆後5年間の間に広島で20万人、長崎で14万人です。
そして福島原発事故から2年8ヶ月が過ぎました。
英インディペンデント紙は「なぜ福島災害はチェルノブイリよりも深刻なのか」と題し、複数の専門家の意見を紹介。オーストラリアの内科医で、反 核運動家のヘレン・カルディコット博士は、「福島に災いが近づいている」と警告。チェルノブイリ事故による死者は25年間で20万人に達したが、福島の事 故は、これより深刻だと指摘した。また、英アルスター大学のクリストファー・バズビー教授は、「チェルノブイリ原子力発電所は、一度に爆発したが、福島原発では現在も放射性物質が出ており、チェルノブイリよりも状況が良くない。これから100万人以上が亡くなるだろう」と予想した。
金銭的被害も福島原発事故は、はるかに多く、チェルノブイリ事故は、1440億ポンド(約17.9兆円)と推算されるのに対し、日本は再建費用として1880億ポンド(約23.3兆円)を予想している。
一方、日本政府は、福島原発での漏えい放射性物質の量が1945年に広島に投下された原子爆弾の168倍に達したと明らかにした。専門家たちは、福島原発事故の被害は、まだ始まったばかりだと口をそろえているとして、事態の深刻さに言及した。(英紙インディペンデント電子版 8月29日2011 SearchChinaによる報道より)
事故当初から世界はちゃんと、この事故の将来与えるであろう負の遺産を伝えています。
ソーシャルメディアだけが伝えられる真実の浸透性は、十数パーセントに過ぎません。
インターネットやSNSを知らない方々に伝えられるのは、マスメディアです。そろそろ真実を伝えるべきだと思います。山本太郎議員宛に散弾銃の弾が送られてきたそうです。彼の天皇への手紙は、ルール違反ではありますが、そのくらい「誰も本当の事を知らない?」追い込まれていたのだと思います。
このE=MC2 の不条理な定義に、、、。