AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

柳の下に泥鰌何匹?(1)

2011-06-15 01:52:05 | CGMの感染力



ソーシャルメディアの台頭に元気のないテレビ局だが、どのチャンネルもAKB48だけが、くだらなく元気に燥いでいる。
選抜選挙とか、センター位置の争いとか?なんだか単純な子供騙しの仕掛けである。
CDを購入してその投票権があるとか、ないとか?そういえば「おニャン子クラブ」が騒がれたのが、1985年、このAKB48が秋葉原で結成されたのが2005年。25年でまた、同じ商業スタイルでブレイクしたわけだ。当時はソーシャルメディア等なかったが、今はそれ等を巻き込み、売り上げも更に凄くなる。音楽業界でも、賛否両論がありWikipediaでも荒れているらしい。但し、この様な下手くそな連中が紅白にもでてくるのだから、日本の音楽業界もたかがしれている。いくつかのCMの音楽録音の立会いで米国に行ったが、ホテルで歌っているシンガーやバンドでも日本だったら通用すると音楽プロデューサーと話した事がある。それだけ、プロのレベルは凄い。それに比べて日本のレベルは?仕掛け人A氏はどう思っているのか?この国は政治家のレベルも三流だが、音楽業界はどうなるのだろう?NHKがベルリンフィルの定期演奏会で初めてタクトを振った 佐渡裕さんのドキュメントを放送していた。佐渡さんは10歳の時
夢を記していた。「ベルリンフィルの指揮者になりたい。」と。質の高さも、低いものがあるから高いものが際立つ。その逆に高いものがあるから、低いものを認識できるのだろう。