飛び飛びで『ムーンマトリックス』を読んだのはいいが、しばし中断していた。
なんだいむーんまとりっくすって?という人は、ここ最近でこのブログを読んでいる方には説明不要かと思うが、上のリンクから分かるので、そちらを。
ついでに、こういう人が書いた本である。翻訳はBeyond 5 Sensesの為清勝彦さんである。
(18)デービッド・アイク-ビックブラザー補欠選挙集会演説
(19)デービッド・アイク-ビックブラザー補欠選挙集会演説
ご注意を。YouTubeの画面から視聴して、そこにある説明文を決して最後の数行まで読まないこと。数行前で止めるのが醍醐味である。
それは措くとして、これではいけないと思い、先日、ようやく残りを注文した。いやはや、腰の重さは横綱級かと思ってしまう。
中断前はどこを読んでいたのかというと、覚醒編の4と5、いきなり飛んで最後はゲームプラン編の3であった。
さて、確かゲームプラン編3にあったと思うのだが、アイク(上の動画の人)がイギリスの現状と、それで蒙った被害について。
掻い摘んでいうと、超絶マニュアル人間化が進んでいる。ロボット・ラジカルというやつである。
膝下15cmくらいの水溜りで心臓発作か何かでぶっ倒れた人がいた。
かけつけた救急隊員は、何ゆえか救助を渋る。
どうしてか。
それは、「水の中での救助資格を持っていないから」というのである。
こういう話、救助ではないのだが、知り合いから聞いた話を思い出す。
なんでも、建設作業員か何か(かつてのネットゲームの知り合いで、何の仕事か具体的に聞いてはいない)として働いているのだが、ある日こう語っていた。
「試験に受かったんで、ようやく上の所で作業ができるようになったよ」と。
余談だが、試験の話は前に聞いていたので(しかも一夜漬けといっていた)、冗談で「ボイラー技師の資格かね」といったら、「そんなもん一夜漬けでとれるか」と返された。
別に、どこで作業しようができることなのに、「そこに昇るためだけに資格がいる」という、どうかしてるんじゃないかというような話なのだが、彼は別に気にしている様子はなかった。
そのうち、家の二階に上がるにも資格を持つ必要が出てきそうである。砂場で遊ぶには砂をいじる資格がいるのであろう。
またまた余談だが、茶道も似たところがある。
免状といって、その資格を受けると、それに応じた点前を習うことが出来る、というものである。
点前というものは、大まかな基本の動きがあり、それを覚えれば応用が効く。なのに、妙な資格を要求する。
そんなにシカクシカクとかいう奴らには、サンカクを申し渡すことにする。まだいうならバツをくれてやる。
マニュアルどおりに動かないと、思考停止と同時に体まで硬直する。パニックになるのであろう。
では、アイクが蒙った話を、これまたうろ覚えで書く。
腹が減ったのでドミノピザか何かでコーヒーを頼んだら、コーヒーを淹れる機械が壊れている、と言われる。
じゃあ、薬缶で沸かして淹れられないのかというと、「規則で出来ない」と言われたそうな。
薬缶は火を使うから危ないよねぇ、と、考えるバカがいるか、と言いたいが、わんさかいるようだ。
お子さんのサッカーの試合への送迎の時のことだったと思う。
お子さんは尿意を催し、限界が近づいていた。
探し当てたガソリンスタンドか何かでトイレを貸してもらえないかと頼むと、こう返ってくる。「トイレはないんです」と。
「じゃあ、従業員はどこで用を足すのだ」と聞くと、「従業員用のトイレがありまして」と来る。
「そこを貸してくれ」というと、これまた「規則で出来ません」という。
ニーチェは「例外は規則を強化する」という風なことを言っていた。
例外は一般ではないが、それゆえ規則(規則と書いていたか忘れたが)に意味が出てこようというもの。
ロボットにはそれがわからんのです、というのは簡単である。
トイレの話を聞いて、はたと思い当たる。
余が仮初の世を忍ぶための仕事は、ホテルのフロントである。
そのちんけなホテルは、ビジネスなのに「ご休憩」があったりする。
少々空きがあったある日の早朝、その日のチーフが、時間ではないのに「ご休憩」を案内していたことが何度かあった。
宿泊として代金を貰うには忍びない中途半端な時間であり、まあ、それもありかもしれんが、一応、昼からの案内とは決まっている。
さて、それを見咎めたチーフが、何でかこっちに語りかけてくる。上記のチーフは帰った後だった。
「こういうことをやると、調子に乗って来るやつが増えて、なし崩し的に設定した時間が壊れてしまう」云々と。
はぁー、お説ごもっともで、と、聞いていたものである。チーフAはひどいなぁ、などと考えてしまうわけである。
それを思い出して、「ああ、こりゃわしもロボット化してたんだなぁ」などと考え、読んでてはっとしたものである。
特に対人については細かいことを気にしないというかしたがらない性質だったのだが、
ロボット化するとやたらビクビクしてしまうというわけである。悲しいことだ。
しかし、アイクは上手いことを言っていた。
上の紹介した動画で、こう言っている。
別に今からゴミ出ししましょう、というわけではない。体にたまったゴミは出したほうがいいが。
我々が単に怖いと思っているだけで、実際は何も怖くないのだ、というわけである。
アイクの言うように、奴隷化というのは、自分のパワーを相手に捧げていることなのだから。
というわけで、あなたも「我が」振りを見直してみませんか?では、また。
なんだいむーんまとりっくすって?という人は、ここ最近でこのブログを読んでいる方には説明不要かと思うが、上のリンクから分かるので、そちらを。
ついでに、こういう人が書いた本である。翻訳はBeyond 5 Sensesの為清勝彦さんである。
(18)デービッド・アイク-ビックブラザー補欠選挙集会演説
(19)デービッド・アイク-ビックブラザー補欠選挙集会演説
ご注意を。YouTubeの画面から視聴して、そこにある説明文を決して最後の数行まで読まないこと。数行前で止めるのが醍醐味である。
それは措くとして、これではいけないと思い、先日、ようやく残りを注文した。いやはや、腰の重さは横綱級かと思ってしまう。
中断前はどこを読んでいたのかというと、覚醒編の4と5、いきなり飛んで最後はゲームプラン編の3であった。
さて、確かゲームプラン編3にあったと思うのだが、アイク(上の動画の人)がイギリスの現状と、それで蒙った被害について。
掻い摘んでいうと、超絶マニュアル人間化が進んでいる。ロボット・ラジカルというやつである。
膝下15cmくらいの水溜りで心臓発作か何かでぶっ倒れた人がいた。
かけつけた救急隊員は、何ゆえか救助を渋る。
どうしてか。
それは、「水の中での救助資格を持っていないから」というのである。
こういう話、救助ではないのだが、知り合いから聞いた話を思い出す。
なんでも、建設作業員か何か(かつてのネットゲームの知り合いで、何の仕事か具体的に聞いてはいない)として働いているのだが、ある日こう語っていた。
「試験に受かったんで、ようやく上の所で作業ができるようになったよ」と。
余談だが、試験の話は前に聞いていたので(しかも一夜漬けといっていた)、冗談で「ボイラー技師の資格かね」といったら、「そんなもん一夜漬けでとれるか」と返された。
別に、どこで作業しようができることなのに、「そこに昇るためだけに資格がいる」という、どうかしてるんじゃないかというような話なのだが、彼は別に気にしている様子はなかった。
そのうち、家の二階に上がるにも資格を持つ必要が出てきそうである。砂場で遊ぶには砂をいじる資格がいるのであろう。
またまた余談だが、茶道も似たところがある。
免状といって、その資格を受けると、それに応じた点前を習うことが出来る、というものである。
点前というものは、大まかな基本の動きがあり、それを覚えれば応用が効く。なのに、妙な資格を要求する。
そんなにシカクシカクとかいう奴らには、サンカクを申し渡すことにする。まだいうならバツをくれてやる。
マニュアルどおりに動かないと、思考停止と同時に体まで硬直する。パニックになるのであろう。
では、アイクが蒙った話を、これまたうろ覚えで書く。
腹が減ったのでドミノピザか何かでコーヒーを頼んだら、コーヒーを淹れる機械が壊れている、と言われる。
じゃあ、薬缶で沸かして淹れられないのかというと、「規則で出来ない」と言われたそうな。
薬缶は火を使うから危ないよねぇ、と、考えるバカがいるか、と言いたいが、わんさかいるようだ。
お子さんのサッカーの試合への送迎の時のことだったと思う。
お子さんは尿意を催し、限界が近づいていた。
探し当てたガソリンスタンドか何かでトイレを貸してもらえないかと頼むと、こう返ってくる。「トイレはないんです」と。
「じゃあ、従業員はどこで用を足すのだ」と聞くと、「従業員用のトイレがありまして」と来る。
「そこを貸してくれ」というと、これまた「規則で出来ません」という。
ニーチェは「例外は規則を強化する」という風なことを言っていた。
例外は一般ではないが、それゆえ規則(規則と書いていたか忘れたが)に意味が出てこようというもの。
ロボットにはそれがわからんのです、というのは簡単である。
トイレの話を聞いて、はたと思い当たる。
余が仮初の世を忍ぶための仕事は、ホテルのフロントである。
そのちんけなホテルは、ビジネスなのに「ご休憩」があったりする。
少々空きがあったある日の早朝、その日のチーフが、時間ではないのに「ご休憩」を案内していたことが何度かあった。
宿泊として代金を貰うには忍びない中途半端な時間であり、まあ、それもありかもしれんが、一応、昼からの案内とは決まっている。
さて、それを見咎めたチーフが、何でかこっちに語りかけてくる。上記のチーフは帰った後だった。
「こういうことをやると、調子に乗って来るやつが増えて、なし崩し的に設定した時間が壊れてしまう」云々と。
はぁー、お説ごもっともで、と、聞いていたものである。チーフAはひどいなぁ、などと考えてしまうわけである。
それを思い出して、「ああ、こりゃわしもロボット化してたんだなぁ」などと考え、読んでてはっとしたものである。
特に対人については細かいことを気にしないというかしたがらない性質だったのだが、
ロボット化するとやたらビクビクしてしまうというわけである。悲しいことだ。
しかし、アイクは上手いことを言っていた。
上の紹介した動画で、こう言っている。
誰かがゴミ出しで罰金を取られたなら
何千もの人々が毎週違う日にゴミを出してやれば
その内、法律の方が変わる(略)
我々を奴隷化する権力に、毎日パワーを与えているのは我々だ
彼ら自体にはパワーはない、我々が与えているのだ
パワーを取り戻そうではありませんか
何千もの人々が毎週違う日にゴミを出してやれば
その内、法律の方が変わる(略)
我々を奴隷化する権力に、毎日パワーを与えているのは我々だ
彼ら自体にはパワーはない、我々が与えているのだ
パワーを取り戻そうではありませんか
別に今からゴミ出ししましょう、というわけではない。体にたまったゴミは出したほうがいいが。
我々が単に怖いと思っているだけで、実際は何も怖くないのだ、というわけである。
アイクの言うように、奴隷化というのは、自分のパワーを相手に捧げていることなのだから。
というわけで、あなたも「我が」振りを見直してみませんか?では、また。