さて、昨日はしこたま飲んできて、バーで行き会った人とおしゃべりしたり、一杯おごってもらったりしていた。書き漏らしたことを少々。
その時、なーんで着物を着る気になったのか、なにやら憧れでもあったんだろう?と、聞かれた。
ないこともないのだが、(坂本竜馬だろう?見たいな推測は相手方も言っていた)そもそも茶道部時代に着ていた時の感覚自体が好きだったのが大きい。あと、その時は長い髪を束ねていたこともあったので、見た目はまさに竜馬状態だった。
先週くらいに暇があったときに(いつも暇だろう?とか言わないこと)自宅にあった『花の慶次~雲のかなたに~』を読んでいたので、少し考える振りをして、「前田慶次かなぁ」などと答えておいた。勿論、ジャンプで連載してた漫画のそれだと断っておきつつ。
確かに、あの漫画の慶次はキセルを吸っていた。実際にああ吸うと(キセルの先が上を向いている状態)脂が落ちてくるのでダメなので気をつけて欲しいが、ああいうのはなんだか面白そうだとは感じていた覚えはある。
しかし、彼の着物はズボンみたいな形のものが多く、ここに載せた自分の格好とはちと違う。慶次以外のキャラだったら似たような形の袴姿はしているが。
じゃあ実際何なのか。二日酔いの頭で思考を巡らそうとした矢先、すぐに思い出した。
「鬼平」だ。
昔、『鬼平犯科帳』の文庫版を集めていた。丁度大学に入ってからだったので、茶道部に所属していたころと機を一にするわけだ。
長官の「鬼平」こと長谷川平蔵が、着流しの浪人姿で哨戒していたりだとか、部下の若い奴が移動中腹を下して森に駆け込んで用を足してきたり、なんていう描写を思い出したりしていた。ああ、大の時はやっぱり袴は脱ぐんだなぁと。
最近は映像化されることがなくなったのだが、盗賊を捕まえに行くときの討入りの姿なんかはよくTVなどに映ったりしていた。「鬼平」自体の格好良さと、役者の姿の凛々しさも相俟って、表面上は忘れていたようだが、意識の底というより、体が覚えていた、という感じだったのだろう。
そういうのもあるのだが、『鬼平犯科帳』は食べ物の話が実にいい。池波正太郎がかなりのグルメだったのもあり描写も出てくるものもセンスがよい。「そばがき」はこれで知った。読んでて腹の減る小説とは面白い。まあ、今ではベジタリアン状態なので、「鴨鍋」なんて無理だが、往時を偲ぶことは出来そうだ。
というわけで、次に「憧れでもあったのか」と聞かれたら迷わず「鬼平」と答えることにする。実際にああいう男性像には憧れる。
さて、まだ少しくらくらするし、着物はちょっと干しておく必要があったので、今はTシャツにジーパン状態。まあ、計二時間は歩いたし、予想以上に長い時間を過ごしていたし。着てても暑くはなかったのだが、脇に汗が流れるのを感じた。台風過ぎてかの肌寒いこのごろでこれなら、夜なら秋がさらに深まったくらいまで問題なく過ごせそうだ。昼は着る機会があまりないので、わからない。
しかし、格好が純日本でありながら、晩飯はこういう状態である。
右のなんだか色のよくないものは、サブジといって、汁なしカレーとでもいったところか。調理の際に水を加えないで作るカレーというわけだ。野菜から出る水分だけで蒸し煮するのである。
下の小さいのはニンジンのアチャール。カレーにぴったり。そんでもっていつものチャパティというわけだ。
最近このチャパティだが、焼くとよく膨らんでくれる。フライパンの中で焼くだけで膨らんでいるのである。なかなか上達してきた気がする。
聞いたところによると、ちゃんと焼けているチャパティは、中がパイ生地のように層が重なっているそうだ。実際、そんな風になってきている。
これでわしもインドで嫁入りが出来るな。でも男なので嫁入りではない。むしろ嫁に来てもらいたいのだが、邪魔なので来なくてよい。
話がまた戻るのだが、着物を着ようと意識して始めたことには違いないのだが、意識しないで自然にやっていこうというのが目的である。しかし、それよりも先にあまり意識しないで習慣化しつつあることを一つ。
今となってはいい思い出ではないのだが、かつて二人で嵐山に行った時、誕生日の贈り物として、小さな兎のお香立てとお香を貰った。
しばらく前にそのお香を使い始めた、などと書いたかもしれないのだが、最近ちょくちょく使っている。残りが少なくなったので、ちょっとずつになってはいるが。
それでも、もうなくなりそうだなと、その箱を裏返してみてみると、URLが書いてある。お店の名前で検索してもすぐ見つかったので、拝見してみると通販もやっているとのこと。まあ、いまどき通販やらないところはないといえばないのかもしれないが。
お店の名前は「香彩堂」。さっそく注文してみたのだが、受け取り希望日を指定すると、なんと来週からになっていたりする。「なし」でやると最短だそうだが、一両十中といったことはなさそうだ。
このお香を焚きつつ、タバコを吸ったりしてゆったりすごすことが最近のお気に入りなのである。タバコ吸ってお香なんぞ意味があるのか?と思われるかもしれないが、そもそもタバコ(というよりシガレット)の染み付く匂いや壁紙の汚れの原因は、混ぜられた化学物質や、「味をよくする」ために混ぜた砂糖やハチミツといった添加物によるところが大きいようだ。
吸って慣れているからというのもあるだろうと、一歩譲って置くとしても、くどい匂いが残るようなことは、このタバコとお香には今のところ感じられないと申し渡そう。締め切って吸ったり焚いたりしているのは寒くなった最近からなので。
さて、明日は着物を着て出勤してみようかと思うのだが、どうしたもんか。Kさんが前に、着てくるのだと思ってたらしく、シフトがかぶった日に着ていかなかったら拗ねたような顔をしていたので、今度は着ざるを得ないのである。というのもあるので、今日はしっかり干しておく。では、また。
その時、なーんで着物を着る気になったのか、なにやら憧れでもあったんだろう?と、聞かれた。
ないこともないのだが、(坂本竜馬だろう?見たいな推測は相手方も言っていた)そもそも茶道部時代に着ていた時の感覚自体が好きだったのが大きい。あと、その時は長い髪を束ねていたこともあったので、見た目はまさに竜馬状態だった。
先週くらいに暇があったときに(いつも暇だろう?とか言わないこと)自宅にあった『花の慶次~雲のかなたに~』を読んでいたので、少し考える振りをして、「前田慶次かなぁ」などと答えておいた。勿論、ジャンプで連載してた漫画のそれだと断っておきつつ。
確かに、あの漫画の慶次はキセルを吸っていた。実際にああ吸うと(キセルの先が上を向いている状態)脂が落ちてくるのでダメなので気をつけて欲しいが、ああいうのはなんだか面白そうだとは感じていた覚えはある。
しかし、彼の着物はズボンみたいな形のものが多く、ここに載せた自分の格好とはちと違う。慶次以外のキャラだったら似たような形の袴姿はしているが。
じゃあ実際何なのか。二日酔いの頭で思考を巡らそうとした矢先、すぐに思い出した。
「鬼平」だ。
昔、『鬼平犯科帳』の文庫版を集めていた。丁度大学に入ってからだったので、茶道部に所属していたころと機を一にするわけだ。
長官の「鬼平」こと長谷川平蔵が、着流しの浪人姿で哨戒していたりだとか、部下の若い奴が移動中腹を下して森に駆け込んで用を足してきたり、なんていう描写を思い出したりしていた。ああ、大の時はやっぱり袴は脱ぐんだなぁと。
最近は映像化されることがなくなったのだが、盗賊を捕まえに行くときの討入りの姿なんかはよくTVなどに映ったりしていた。「鬼平」自体の格好良さと、役者の姿の凛々しさも相俟って、表面上は忘れていたようだが、意識の底というより、体が覚えていた、という感じだったのだろう。
そういうのもあるのだが、『鬼平犯科帳』は食べ物の話が実にいい。池波正太郎がかなりのグルメだったのもあり描写も出てくるものもセンスがよい。「そばがき」はこれで知った。読んでて腹の減る小説とは面白い。まあ、今ではベジタリアン状態なので、「鴨鍋」なんて無理だが、往時を偲ぶことは出来そうだ。
というわけで、次に「憧れでもあったのか」と聞かれたら迷わず「鬼平」と答えることにする。実際にああいう男性像には憧れる。
さて、まだ少しくらくらするし、着物はちょっと干しておく必要があったので、今はTシャツにジーパン状態。まあ、計二時間は歩いたし、予想以上に長い時間を過ごしていたし。着てても暑くはなかったのだが、脇に汗が流れるのを感じた。台風過ぎてかの肌寒いこのごろでこれなら、夜なら秋がさらに深まったくらいまで問題なく過ごせそうだ。昼は着る機会があまりないので、わからない。
しかし、格好が純日本でありながら、晩飯はこういう状態である。
右のなんだか色のよくないものは、サブジといって、汁なしカレーとでもいったところか。調理の際に水を加えないで作るカレーというわけだ。野菜から出る水分だけで蒸し煮するのである。
下の小さいのはニンジンのアチャール。カレーにぴったり。そんでもっていつものチャパティというわけだ。
最近このチャパティだが、焼くとよく膨らんでくれる。フライパンの中で焼くだけで膨らんでいるのである。なかなか上達してきた気がする。
聞いたところによると、ちゃんと焼けているチャパティは、中がパイ生地のように層が重なっているそうだ。実際、そんな風になってきている。
これでわしもインドで嫁入りが出来るな。でも男なので嫁入りではない。むしろ嫁に来てもらいたいのだが、邪魔なので来なくてよい。
話がまた戻るのだが、着物を着ようと意識して始めたことには違いないのだが、意識しないで自然にやっていこうというのが目的である。しかし、それよりも先にあまり意識しないで習慣化しつつあることを一つ。
今となってはいい思い出ではないのだが、かつて二人で嵐山に行った時、誕生日の贈り物として、小さな兎のお香立てとお香を貰った。
しばらく前にそのお香を使い始めた、などと書いたかもしれないのだが、最近ちょくちょく使っている。残りが少なくなったので、ちょっとずつになってはいるが。
それでも、もうなくなりそうだなと、その箱を裏返してみてみると、URLが書いてある。お店の名前で検索してもすぐ見つかったので、拝見してみると通販もやっているとのこと。まあ、いまどき通販やらないところはないといえばないのかもしれないが。
お店の名前は「香彩堂」。さっそく注文してみたのだが、受け取り希望日を指定すると、なんと来週からになっていたりする。「なし」でやると最短だそうだが、一両十中といったことはなさそうだ。
このお香を焚きつつ、タバコを吸ったりしてゆったりすごすことが最近のお気に入りなのである。タバコ吸ってお香なんぞ意味があるのか?と思われるかもしれないが、そもそもタバコ(というよりシガレット)の染み付く匂いや壁紙の汚れの原因は、混ぜられた化学物質や、「味をよくする」ために混ぜた砂糖やハチミツといった添加物によるところが大きいようだ。
吸って慣れているからというのもあるだろうと、一歩譲って置くとしても、くどい匂いが残るようなことは、このタバコとお香には今のところ感じられないと申し渡そう。締め切って吸ったり焚いたりしているのは寒くなった最近からなので。
さて、明日は着物を着て出勤してみようかと思うのだが、どうしたもんか。Kさんが前に、着てくるのだと思ってたらしく、シフトがかぶった日に着ていかなかったら拗ねたような顔をしていたので、今度は着ざるを得ないのである。というのもあるので、今日はしっかり干しておく。では、また。