昨日は夜勤明けでほぼ真っすぐ帰宅して洗濯をしていた。
そしてそのまま眠らず夜まで起きていた。といってもやたら早く横になったら2時に目が覚めた。
まさかのガラケーの時計を見ると、2:22の表記が。
それはともかく。おかしな夢を見たのでたまには書いておこうかと思う。
夢に纏わる話でお一つ、教わった話を書いておく。
夢日記というものがある。目が覚めたらすぐに夢の内容を書き留めるというもので、なるべく早い方がよいそうだ。三十分以内だったか。
明晰夢といって、いわゆる現実と同じように五感で体験する夢があるが、それが見やすくなるという。これはネットでも見当たる話で、知り合いに話をすると、スマホで検索してすぐ行き当たったほどである。
それ以外では、記憶力や直感を増すことが出来るそうである。拙が聞いた話では、こちらのための方法としての夢日記であった。記憶力というのは思い出そうとする訓練の方が効果があるという。
行うならば、高級である必要はないが、百均で売っているようなのものではないノートなどを使いなさい、とのことであった。
さて、夢の話を。人に語って面白い内容でもないが、なんだかおかしかったので。
とある場所で軽く飲み歩いた後、居酒屋に入った。そこにたどり着くまでの経緯は思い出せないが、どうやら開店直前のようだった。
店主と思しき人物が客席に座っていて、拙が入ると立ち上がり応対する。
やりとりの感じは馴染みの店の具合に思えた。ちょっと早いけど、もう少ししたらいつものが出来ますよ、という風なことを言われて、拙はその後手洗いに行ったように思う。
カウンターの端の席に腰かけて何やら食べて飲んだのだろう。その辺りの記憶が曖昧だが、既に食べて空になった小鉢があった。
その席の左側は仕切りを挟んでレジがあるような具合だが、カウンター自体に仕切りが隣接している形ではなく、少し空白がある。席はないが、席半分くらいの余裕がある。
そしてそこには何故かタコが蠢いていた。水槽に入っているわけではなく、恐らく専用の席なのだろう台座に乗っていたように思う。
タコがいるなぁ、そういえばこいつを刺身にするんだっけ?生の刺身はあんまり旨くないと聞いたな、などと頓珍漢なことを思いながら眺めていると、ふと悪戯を仕掛けようと思った。
大したことではなく、息を吹きかけただけである。するとタコはビックリして飛び跳ねていった。
まるで猫が驚いて漫画のように飛び跳ねて逃げるといった具合で。
壁か他のテーブルだかでさらに別方角に飛び跳ねて、今度は拙のずっと後ろのテーブル席に飛び込み、食器がひっくり返る。これはいけないと、拙はすぐにその席へ向かった。
そして何故かタコはその飛んで行った先に座っていた人物(女性と思われる)の胸あたりに貼り付いている。
タコにしがみつかれた女性は床に倒れており、目を閉じたまま小さな声で「痛い・・・」と二回ほどうわ言をしゃべっている。
その声で女性だとは思ったが、見た目は長い黒髪で、肌は褐色に近い、という風に覚えている。
危険だと思い、タコの脚を両手で掴む。よく考えればタコの脚は八本あるのに、両手で取れるのかは怪しい。ところがタコは掴んで欲しかったのか嫌がったのかはわからないが、力を込めて太くなったのか脚をまとめたのか、うまい具合に二本掴んで引っ張ることになった。
その脚を掴んで引っ張ると、両手のひら一杯に細かい棘を刺し込まれたような痛みがあり、女性もこのままでは危ないと感じた。タコを引きはがして地面に置いたが、なおもタコは抵抗するのか、二本?の脚の力は衰えるところを知らず、引っ張りあいをしながら、誰かここでタコの脳天に一撃入れてくれ、と思ったところで夢は終わった。
あのタコはお店のペットなのかなんなのか、結局判らずじまいだったが、多分、クラーケンだったのだろう。それにしてはとても小さかったが。
拙は居酒屋で呑気にしていたクラーケンを放ってしまったのである・・・。引っ張りだことはいうが、引っ張りクラーケンでは語呂が悪い。Releace the KURAKEN!がよかろう。
ところで、引っ張りだことは昔、磔刑になった罪人の姿のことを指していたという。
引っ張られたのはクラーケン(と思われる)なのだが、実際は引っ張っていた。
クラーケンが引っ張りだこにするのかもしれない、などと思わせぶりなことを書いて終わる。
では、よき終末を。
そしてそのまま眠らず夜まで起きていた。といってもやたら早く横になったら2時に目が覚めた。
まさかのガラケーの時計を見ると、2:22の表記が。
それはともかく。おかしな夢を見たのでたまには書いておこうかと思う。
夢に纏わる話でお一つ、教わった話を書いておく。
夢日記というものがある。目が覚めたらすぐに夢の内容を書き留めるというもので、なるべく早い方がよいそうだ。三十分以内だったか。
明晰夢といって、いわゆる現実と同じように五感で体験する夢があるが、それが見やすくなるという。これはネットでも見当たる話で、知り合いに話をすると、スマホで検索してすぐ行き当たったほどである。
それ以外では、記憶力や直感を増すことが出来るそうである。拙が聞いた話では、こちらのための方法としての夢日記であった。記憶力というのは思い出そうとする訓練の方が効果があるという。
行うならば、高級である必要はないが、百均で売っているようなのものではないノートなどを使いなさい、とのことであった。
さて、夢の話を。人に語って面白い内容でもないが、なんだかおかしかったので。
とある場所で軽く飲み歩いた後、居酒屋に入った。そこにたどり着くまでの経緯は思い出せないが、どうやら開店直前のようだった。
店主と思しき人物が客席に座っていて、拙が入ると立ち上がり応対する。
やりとりの感じは馴染みの店の具合に思えた。ちょっと早いけど、もう少ししたらいつものが出来ますよ、という風なことを言われて、拙はその後手洗いに行ったように思う。
カウンターの端の席に腰かけて何やら食べて飲んだのだろう。その辺りの記憶が曖昧だが、既に食べて空になった小鉢があった。
その席の左側は仕切りを挟んでレジがあるような具合だが、カウンター自体に仕切りが隣接している形ではなく、少し空白がある。席はないが、席半分くらいの余裕がある。
そしてそこには何故かタコが蠢いていた。水槽に入っているわけではなく、恐らく専用の席なのだろう台座に乗っていたように思う。
タコがいるなぁ、そういえばこいつを刺身にするんだっけ?生の刺身はあんまり旨くないと聞いたな、などと頓珍漢なことを思いながら眺めていると、ふと悪戯を仕掛けようと思った。
大したことではなく、息を吹きかけただけである。するとタコはビックリして飛び跳ねていった。
まるで猫が驚いて漫画のように飛び跳ねて逃げるといった具合で。
壁か他のテーブルだかでさらに別方角に飛び跳ねて、今度は拙のずっと後ろのテーブル席に飛び込み、食器がひっくり返る。これはいけないと、拙はすぐにその席へ向かった。
そして何故かタコはその飛んで行った先に座っていた人物(女性と思われる)の胸あたりに貼り付いている。
タコにしがみつかれた女性は床に倒れており、目を閉じたまま小さな声で「痛い・・・」と二回ほどうわ言をしゃべっている。
その声で女性だとは思ったが、見た目は長い黒髪で、肌は褐色に近い、という風に覚えている。
危険だと思い、タコの脚を両手で掴む。よく考えればタコの脚は八本あるのに、両手で取れるのかは怪しい。ところがタコは掴んで欲しかったのか嫌がったのかはわからないが、力を込めて太くなったのか脚をまとめたのか、うまい具合に二本掴んで引っ張ることになった。
その脚を掴んで引っ張ると、両手のひら一杯に細かい棘を刺し込まれたような痛みがあり、女性もこのままでは危ないと感じた。タコを引きはがして地面に置いたが、なおもタコは抵抗するのか、二本?の脚の力は衰えるところを知らず、引っ張りあいをしながら、誰かここでタコの脳天に一撃入れてくれ、と思ったところで夢は終わった。
あのタコはお店のペットなのかなんなのか、結局判らずじまいだったが、多分、クラーケンだったのだろう。それにしてはとても小さかったが。
拙は居酒屋で呑気にしていたクラーケンを放ってしまったのである・・・。引っ張りだことはいうが、引っ張りクラーケンでは語呂が悪い。Releace the KURAKEN!がよかろう。
ところで、引っ張りだことは昔、磔刑になった罪人の姿のことを指していたという。
引っ張られたのはクラーケン(と思われる)なのだが、実際は引っ張っていた。
クラーケンが引っ張りだこにするのかもしれない、などと思わせぶりなことを書いて終わる。
では、よき終末を。