今日は、和歌山市のビッグ愛でアマ竜王戦の和歌山県予選があった。
ほぼフルメンバーで、強豪で顔を見せなかったのは、中野さんくらいだろうか?
会場には、車がすいていて早めについた。ここのところ大会にでてなく この試合が今年の初戦である。
会場につくなり懐かしい面々。
白井君が顔をあわせるなり詰将棋を並べだす。自作らしい
斎藤慎太郎5段が5分かかり村田5段が10分以上かかったらしい。ちなみに今日準優勝した元高校全国準優勝の坂本君は7分らしい。
まあわれわれ凡人は、15分くらい考えても詰まない。濱脇4段とあーだこーだ言いながら詰みそうで詰まないなあと、、他の連中もなかなか詰まない。これ以上考えると今日の将棋に悪影響なのでやめた。
また年配の強豪竹中さん(昨年度この大会ベスト4の実力者)が将棋世界の巻頭詰将棋 若島さん作どうしても詰まない、だれか詰ましてくれようと人を集めてるがこっちはこっちでしらわた(白井君)作で手一杯。
今年は、田辺市に元学生名人の武田さんが帰られているので、事前にそろそろ紀南地方(和歌山県南部)に優勝を持ち帰りませんかと武田さん(田辺市)、濱仲さん(新宮市)、谷さん(串本町)らと話をしていたが実現せず。もう30年くらい紀北地方だ(人口が多いとはいえ)
今年も悲願はならなかった。
まあ濱仲さんも奮闘して、前回の優勝者の林(五段)さんをはじめ楠本(四段)君や大平(四段)さんを倒してベスト4進出。
武田さんは、坂本君と大熱戦の末ベスト8で惜しくも敗退。
少しだけ振り返ります。
予選ブロックは、25分キレ負け
本戦トーナメントは、30分キレ負けでした。
予選は、4人1組(一部3人1組)で2人抜け、よく考えると2の倍数のトーナメントにするために3人ブロックの数を調整しているんだなあと後で感心。
ブロックに強豪のF君がいたがなんとかクリアして2連勝で抜け。
トーナメントくじ 32人中1人だけ不戦勝があるとのことで引くと。なんと32番 不戦勝であった。こういう事があるんですね。じっくり他の対局を見ることができた。午後からは、予選免除の林5段も合流。
2回戦で強豪Y(県代表数回)さんと対戦
対局前に詰将棋で賞おめでとうございますと律儀な挨拶を受けました。まあホントまぐれですと答えときました。(実際そうなんですので)
このYさん正統派の将棋で個人的にいつもいい将棋を指してるなあと思っている。1回戦で伊達(五段)さんと大熱戦を演じていたが、伊達さんが勝ちあがってきたらこれは、これで大の苦手なひとなので困ったところだった。もちろんどっちが勝ち上がってきても大変でしたが。
先手▲Yさん 後手△バビル3世
私の4→3戦法から戦いが始まり ▲2四歩と突きだしてきたところ 大決戦である。
以下△3六角▲2三歩成△6九角成▲同銀△2五歩▲4六飛△4五歩▲同飛△4四銀▲2五飛△7二飛▲3二とと展開
最後の▲3二とは、▲3三とが良かったかもしれないとの感想。
お互い残り1分を切るギリギリの勝負、どちらに転んでもおかしくなかったが辛勝。
3回戦(ベスト8)で紀南地方どうしでつぶし合いは、当たりたくなかったが串本町のTさん(昨年度この大会の準優勝者)と対戦。
勝った方が頑張って上を目指すということで
先手▲バビル3世 後手△Tさん
戦形 先手中飛車
少し作戦勝ちのような感じだったが 待つ手も難しく銀冠を目指したところ、当然仕掛けてくるという感じで
△7五歩▲同歩△5四歩▲7四歩△6二銀▲3八金△5五歩▲同角△4五歩と大決戦。
難しい戦いが始まった。
その後 進んで▲1九飛と王手馬取を打って勝ったと思ったら △1六桂の返し技をくらい一瞬負けにしたと思った。
さすがに即座に指されたので、読み筋だったようだ。これがわかってりゃ他の指し方をしたところだった。読み負けているなあ
この1六桂を食らってもわずかに残っていた?のが幸運だった。
そして準決勝 白井君との戦い。まあたくさん彼には負けているんでそろそろ返したいところであったし前回の対戦では、相手の玉が詰んでいるのにこちらが投了したといういきさつもあり
しかし落とし穴は、序盤にあった。
先手▲白井5段 後手△バビル3世
いつもは、切り合いに展開だが後手の私は、▲7四歩に△6四歩と突いたところ
先手は、▲6六歩
あとで記録を取っていた Yさんにここで▲2二角成から▲8二角と打たれたらどうするつもりだったんですか?
と訊かれ げー、終わってるやん。
いままでは、この展開は、△7四同歩と取ってたが趣向凝らし矢倉に組もうとしたがとんでもない穴が開いてたが白井君もスルーしてる。
こういうことがあっても勝てない壁で、次回雪辱したい。
3位決定戦は、濱仲さんが遠方なので辞退されたので、自動的にこちらが3位になったが(少し申し訳ないなあ)通常の対戦で対戦したい人なので次回対戦は楽しみ。
ちなみにここのところ詰パラの解図ばかりしていたが、指将棋に悪影響はなかった。むしろ良かったくらいかも。創作ばかりしてるとどうかはわからないが(笑)
決勝は、白井VS坂本戦
石田流穴熊(白井)VS居飛車穴熊(坂本)のがちがち堅い中で、白井君が有利に展開をすすめていた。
結構形勢は、離れていたが 終盤の坂本君の追い込みは、さすがと思わせるものがあり和歌山県トップの実力を見せてくれた。
白井君
優勝おめでとうございます。
全国大会頑張ってきてください。坂本君ほしかったね。まあこの春から大学生だから大学生活も楽しんでください。人生で一番楽しい時期だと思うよ。
詰パラの解図は実戦に悪影響は無いはずです。創作の方は、どうか知りませんが(笑)。
時間に余裕がありましたら大学10もお願いします。さほどの事はないので。
それと大学12の作者は関東奨励会2級の方かもしれません。これも手数のわりに解きやすい印象でした。
将棋世界の巻頭詰将棋は私も苦労しました。変化手順が多くてこちらの方が難しかった。
こんなの一般将棋雑誌に載せたら、詰将棋嫌いが増えてしまうぞ、という感じです(笑)。
詰パラどこまで詰ますか根性次第ですね。
デパートは、5問目以外自力で詰ませました。3番に2時間以上かかりましたけどね。
中学までと高校の1番目
ヤング・デ詰将棋は、詰ましやすそうなので残してますが2と4は、詰みました。
短大以降は、鑑賞するものと思ってましたが短大のmunetokiさんの作品と大学の19枚目の歩さんの作品は、解図意欲は沸きますが頭の中で整理しきれるかがカギです(笑)
大12も実戦型ではありますが鑑賞になるかも
今月の若島さんの巻頭 まだ考えてませんがみんなよってたかってなかなか結論が出ていないようでしたんで難問なんですよね。
それと詰パラ4月号短大にはムネトキさん作は無いので、ヤングデ詰将棋の事でしょうか?
ヤングデ詰将棋は3と4が易しめで、1と2は中級というよりは上級ですね。高校の方が解きやすいかも。
あと短大17もスッキリ解けるのでオススメです。
ヤング・デ 3は、今しがた詰ましました。
今日は、雨で仕事ができないため、図式獲鱗篇を詰ましていましたが3は、やさしいと聞いて。
あとは、1番。
詰将棋解くのも作家さんほど早くないし大変なんですよ(笑)
短大
munetokiさんでなくパスファインダーさんでした。