バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

スマホ詰パラ ブックマーク その57

2016-09-27 10:20:44 | 将棋

台風17号は、台湾方向に進んでいるが今年は、台湾にとって災難の年になりそうだ。なるべく被害がでませんように。

 

朝晩が涼しくなり、あたりの景色も秋模様。

明日から2日ほど紀南地方に出張だ。天気があまりよさそうでないので、ちょっと心配だが。

 

昨日のスマホ詰パラより 新人さんを中心にいくつか取り上げます。

新人のKoheyさん作 いかにも新人さんらしい。

43香と29飛は、33の歩を桂にかえれば不要だ。

あと2手加えてアレンジ

34角成に14王が15銀~16飛(変同)や23銀、25銀の2手変長駒余りとかあるがこういうのはアウトなのだろうか?

 

次も新人さんの作品

ごっつい形をしている。途中25歩を取るのがいいのか悪いのか判断に迷うところ。

例えば4筋をさらっと取り去って

あっさり目の15手詰めでもいいような。

 

最後にこの方は、いつも見事な作品を見せてくれる 下谷曲希さんの作品 昨日の作品中 個人的に一番好みの作品。

28桂は、もちろん同香成りで無効。 解説に26の香が成香なら1手詰みというコンセプトでそこに持っていく、いい作品。 4手延ばそうとすれば下図が考えられるが

ほんの少しまぎれは、増えるが 元図のきれいさから比べるとあきらかに改悪アレンジ。

下谷曲希さんの作に類型は、EOGさんがツイッターで掲載されているこれがあるそうです。

 

 


スマホ詰パラ 271回、272回フェス 上級課題付

2016-09-25 23:21:03 | 将棋

土曜、日曜と仕事だったので、お昼のフェスの旗取りには参加していません。もっともみんな早いから12時にスタートしてとれる自信もないし。

今回は、別の記事で三輪さんの新しい上級課題も出たので、この記事の巻末に載せます。チャレンジされる方は、チャレンジしていい作品ができたらコメントせずにどこかに投稿しましょう。

 

271回(土曜)のフェスから

まず1番が結構煩雑。フェスらしからぬ問題が最初から

 

好形とも好手順とも言い難いが、まずは、31竜と行って、ぶぶー 不正解となる人が多かったのでは? いやフェスは、直感やからね。直感があかんということでした。

この回は、まあこれが一番煩雑だっただけであとはすんなり。

その10番

これは、素材となりえる収束の形。

ちょっとだけ逆算してみました。

こっから272回フェス

まず煩雑だったのが4番

こういう手が広いのは、フェスにはちょっと戸惑う。俗手も交えて少し時間がかかる問題だ。

そして7番のような王手は、これしかないよというぐらいやさしいのもある。

遊びでアレンジ

初手24桂では、詰まないようにしている。がまあフェスに毛が生えた程度。

 

そして10番がこの問題だった。

 

これ王手が、22馬か21竜しかないが21竜は一目届かないのでみんな22馬とやるだろう、あとは、ほぼ並べ詰みである。

次のように竜にしたほうがちょっとだけ考える人も出てくる。(22銀、同銀、21竜を考える人が)とはいえまあそう変りないか(笑)

------上級課題-----

スマホ詰パラ ブックマーク56の記事(2016-9-19)の中で三輪さんがいろいろ課題をコメントされるので、

最新の上級課題は、ここに項目を改めて記載します。

下図は、十九枚目の歩さんのひらめいた図です。

 

ここから27飛、26捨て合い、同飛と進みます。 今回桂馬は、売り切れなので香車ですが。

課題内容は、コメントをそのまま再掲載します。(それのほうが間違ない)

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ついでに追加上級課題を出しましょう。
19枚目の歩さんは桂の捨て合をしていますよね。(注釈:実際は、桂売り切れなので香合いですが)
これは僕は飛打~飛捨てを縦横でする狙いを殺しています。
マイナス点です。
ただ、部分的には妙味はあります。
なので、これを生かす課題です。

《28飛、26桂合、同飛、14玉、26飛、同玉の後も44飛、34桂合、同飛の捨て合を入れよ。》(注釈:26飛は、多分24飛の誤記)

これが課題です。
44には馬がいますが、それは各自考えて下さい。

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以上チャレンジされる方は、ご自由に。相当高度と思います。

このブログに掲載の方は、コメントいただければ掲載しますがいい作品は、どこかに投稿しましょう。

 

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早速 元図となった十九枚目の歩 さんが解答図をコメントくれました。(9-19の記事に)

こんなにも簡単に創るんだ。さすがというほかないです。収束まできれいに決まっている。

27飛、26桂、同飛、14王、24飛、同王、44飛、34桂、同飛、25王、37桂、同香成、17桂、16王、36飛、同成香、34角・・・・まで17手詰

2度の桂の捨て合いの課題だけでなく飛車も最後にさばいてうまいですね。

 

 

 

 

 


岩永光一の詰将棋 7手詰集 スマホ詰パラ 

2016-09-24 19:59:51 | 将棋

ようやく 台風16号による被害の施設修復が一段落した。 紀伊半島に上陸したときは、970hpaだったので大したことはないかと思っていたが

隣の田辺市に上陸だったこともあり 予想よりは、強風が吹き荒れた。大きな木がたおれたり線が切れたり、関西電力さんが一番大変だったでしょうけど。

 

今日は、スマホ詰パラで私よりずっと前から活躍されている みつかづさんが作品集をアップしたので取り上げます。

作品集は、https://play.google.com/store/apps/details?id=air.mitupara

(WIN10で、ブラウダをマイクロソフトEdgeを使うようになってからこのブログでハイパーリンクがきかないのでちょっと困りもの)

 

30問の7手詰集で、比較的清涼詰が多いので、気持ちよく遊べます。

7手詰は、創るとわかるのですが、収束がかぶらないか結構創るのが大変かと思います。作者は、9手詰めをけずったり工夫して30問揃えています。

わたしなんかは、この芸当は、無理ですね。基本11手~17手周辺が多いので。

そのなかで、わたしなら1番に持ってきた方がいいと思ったのが(勝手な意見です)25番のこの作品

手筋ものだが感触がいいので、これでつかみとしたいような気がしました。

 

そして最終の30番には、(これも勝手な意見です)29番のこの作品を持ってきたかった気がします。

じゃま駒消去の典型的な作品。今回の中では、個人的には、一番いいと思いました。

 

その他 20番にこういうかっけー作品(攻め方が角と桂だけの作品)がありました。

これを見ていた時 ちょっと浮かんだので作図してみました。(できれば44歩を取り払って完全 角と桂だけの作図にしたかったのだが)

最初 44歩がなくても成立してると思ったが、ソフトにかけると余詰みがあるのでしかたなく。(7手目に44角という手があるみたい)

形は、簡素だが、手順は、いまいち。

34角成、11王、23桂打、12王、31桂成、11王、21成桂、同王、13桂、31王、23桂打、41王、52角、51王、61角成、41王、52馬引、32王、43馬引、41王、31桂成、同王、21桂成、41王、52馬、32王、43馬上・・・まで27手 ちょっと駒が残りすぎですね。

 

 


スマホ詰パラ ブックマーク その56

2016-09-19 19:13:13 | 将棋

明日は、どうやら台風の直撃を受けそうな気配になってきた。みなさん備えは、いいですか?

スマホ詰パラがらみのブログそろそろ連続しているのをストップしようと思ったのだが、昨日 当ブログがらみの作品が掲載されたのでとりあえず今日は続けることにしました。

 

昨日の作品より

まずは、にぎり詰から

これは、3手詰。同じ駒数なら(握り詰なら) 次図のようにすると5手詰めになる。

どうだろうか?

 

次は、常連さんの原田椅子さんの作品。この人に呼び名 パラダイス と読むとは知らなかった。

21とが実は、じゃま駒。

22飛、23歩、同飛成、同王。22と、24王、23と、同王、21飛、22歩、同飛不成 以下23手詰み

詳しい解説は、作者が変化を丁寧に掲載されています。

この形 15歩にして持ち駒に桂馬を増やせるかとおもったのだが、見え見えなうえに 初手16桂または、22飛、23歩、16桂という手順前後に引っかかるので不成立だ。

この作品 収束まできれいに決まった好作品。評価いいでしょうね。

 

最後に 学生さんのkisyさんのこの作品を紹介しないわけにはいかないでしょう。

この作品、創作の発端は、当ブログ 8/12版 とのこと。http://blog.goo.ne.jp/babiru3_2005/e/d2e570d1f4895415174fddbc42d9b30e

 

手短に話すとまず没作(自作)を紹介

ここから三輪さんが課題を2つ出してその2つ目が高度な課題。

(課題2)

44馬、25王の形から 26飛、14王、24飛、同王、34飛、13王、14飛、同王を成立させて詰将棋を創れというもの。

一応こっちも出したのだが、26飛を26飛打でなく移動させて成立させたのだが、26の利きもダブったため

ぼろくそ言われてマイナス200点とのこと。(何点満点や(笑))

nono_yさんは、きれいに成立させていた。

そしてこのkisyさんの作品だ。きれいなのができたら本誌とかに出されたらいいとコメントがあった。

腕達者は、チャレンジされてみるのもいいかと思う。あれ以来考えていないが 機会があればチャレンジしようと思っている。

 

---追加---

kisyさん作を本家三輪さんがアレンジ作をコメントくれたので掲載します。

課題の解答ではありませんが2度の飛捨てが見事に決まってます。

26飛、14王、24飛、同王、33銀不成、25王、26飛、14王、24飛,13王、14飛、同王、26桂、13王、22銀不成、同角、14歩、24王、34馬・・・まで19手詰

--再追加---

スマホ詰パラでもおなじみの(本誌でも活躍されている)19枚目の歩さんがひらめいたという図を

コメントいただいたので、作図掲載させていただきます。

27飛、26香、同飛、14王、24飛、同王、14飛、同王、26桂打、13王、14香、24王、34馬まで・・・13手詰。

なお8手目25王は、34馬、14王、26桂、13王、14香まで桂あまりで割り切れ。

10手目24王は、34馬、13王、14香まで変同ながらやむ得ないところ。

ちょっとひらめいたというには、決まりすぎていますね。

 

 

 

 


スマホ詰パラ ブックマーク その55 新人作家その4

2016-09-18 10:32:25 | 将棋

朝からずっと雨。台風の影響か今週前半は、予報もずっと雨だ。

台風16号も不気味なコースだ。近畿地方は、今年それほどの被害はでてないが東北・北海道は、大きな被害がでたのでさらなる被害は、勘弁してほしいものである。TV報道では、あまり言われなくなったが熊本地震で仮設住宅で暮らしている人もたくさんいるし、九州へのコースも避けてほしい。

 

こち亀の最終回がでたようだがまだ本屋にいっていない。ここまで199巻 結構うちの本棚の位置を占拠している(数冊は長男が持ち出したので全冊いまはないが)200巻それえばこれ以上増えることはないという安心感もあるがやはり寂しい。

こち亀には結構勇気をもらった。是非 ときどき臨時増刊で出没してほしいものである。亀有の下町も長男の大学の下宿探しの時にいったが、なかなかいい場所で商店街一体となっていた気がする。

 

こち亀が終わってやけ気味でブログが1週間連続は、多分数年間のブログのなかでも初めて。

さてスマホ詰パラ ここのところ新人作家の作品が多数掲載で、ベテラン作家は、ちょっといつ出るんだようと思っているかも(笑)

 

昨日の作品より

シンプルで、新人らしい。

ちょっとアレンジしてみた。

28金、同王、29飛以下は、同じ手順。36歩がないと19飛のベタ打ちで詰む。

 

次は、この作品

EOGさんに途中までは、入選クラスとお褒め?をいただいた作品。

22金打ちから角の押し売りは感じがいい。

これを見ていた時 すこし別収束が見えたので掲載します。ただし融合は、ちょっと難しかったのでやめましたが。

簡単な見え見えの9手詰みです。

 

最後は、この作品 

これは、新人離れしているので、ある程度創れる人と思います。

33手詰みで途中 角合いとか桂合いとでてくる。スマホ詰パラだこそ適当に動かして詰ませたが読み切りは相当の棋力を要するだろう。詰め上がりに右側に多数の駒が残ったのがちょっと残念なところではあるが。

ツイッターで、序の4手省略して金を1枚省略したほうがどうかという意見があったので作図してみた。

これで29手詰みとなるが 確かにすっきりする感じは、します。

 

 


スマホ詰パラ ブックマークその54 新人作家その3

2016-09-17 11:19:09 | 将棋

多分毎日更新も今週まででしょう。今週は、車の接触事故でへこんでからブログを急に更新しだした。ちょっとしたきっかけ(笑)

3連休だが自営業には関係ないはなしですね。こういう時はサラリーマンがいいですね。私は、あまり向いていませんが(笑)

もうすぐ孫の杏花が2歳だ、嫁さんがひっしに何を誕生日プレゼントを贈ろうか考えている。最初の子【孫)はいつも得だよね。

 

 

 

スマホ詰パラ ここのところ新人作家がどんどん増えている。昨日の作品から

これは、ひとめ新人作家らしい。今後もうちょっと駒を少なくしていくといいように思います。

ようするに狙いの13銀を成立させるまでの導入部だが次のようにあっさりする手もある。狙いの13銀だけをつかって

次の作品

角の近打ちが狙いだが62金が残るし気になる。

--追加-------

風太郎さんが62金では、53歩または、持ち駒 桂馬増やした図(次図)

をコメントくれましたので掲載します。

シンプル過ぎて類型はありそうだが、同一は、ひっかからない。

--------------

 これは角の打ち換えでちょっといじってみた。

これをアレンジしているときこの作品の応用編がひらめいたので、久々にスマホ詰パラに追加しよう。

最近 管理人さんも忙しいみたいで、返却希望もそのままである。返却されたらそこにほり込もうと思ったが、なかなかなので新規で追加。

 

最後のこの作品

飛車の不成がとことん続くがこのこの作者は、スマホ詰パラ新人であって、決して新人でなく。多分私よりは、腕達者であると思う。

王方の11成香がちょっと違和感があるがそれがゆえにぴったり割り切れている。

今後の作品が楽しみな作家です。

 

 


スマホ詰パラブックマークその53 素材

2016-09-16 17:10:56 | 将棋

5日連続更新は、どういう風のふきまわし。

台風が来なければいいが。

スマホ詰パラの採用待ちもあと6作になってきたからそろそろ新作を送りこまねば。まあ採用待ちの6作はまあまあと思うのでどれが次に採用されてもいいかなという感じ。

 

スマホ詰パラ 最近の作品より いい素材ヒントになりそうな作品が見かけたのでご紹介。

まあなんと変わった名前。!が12個つくんですよ。

打ち歩詰めを狙いの限定角行の5手詰み。

ちょっとアレンジしてみました。

狙いは、一緒だがちょっとごちゃごちゃしたか? 9手詰み

 

次は、この作品

収束のひとつのパターンです。

このままでは、変同なので、12香とか追加すると消せる。

実は、採用待ちのなかのこの収束パターンになるのが1作ある。

困ったなあ。まあでも狙いは全然違うのでそのまま採用待ちにしておこうか。

上記の詰将棋よりヒントにものすごい駄作ができた。上作の狙いに見せかけて全然違う筋。

なーんだという感じだが疲れている人は、ちょっと考えるかも。

----追記--------

この問題に関して、最初23歩を23桂馬と誤植してましてそれを見つけた、スマホ詰パラでは、おなじみの十九枚目の歩さんが 脳内でひらめいた図を送ってくれましたので掲載します。

 

一瞬 狙いがどこかとらえずらいのだが、なるほど空き王手をと金で竜を取らせない方法か。 9手詰みです。

私のよりは、少し難しいです。

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最後に形は、いいが収束がちょっと残念な作品。

収束が決まればもっとよかったのだが

なお63歩は、角の非限定をさけるためだが、いるのかいらないのかは、意見が割れるところ。

この作品 収束をもうちょっとと思い少し考えたが駒を置く感じであまりぱっとしたのができなかったので

あきらめた。

 

 

 

 


スマホ詰パラ ブックマーク その52

2016-09-15 21:10:34 | 将棋

4日連続更新とは、自分でもどうかしている。来月に入ったら出張だらけなので暇な9月に帳尻を合わそうという魂胆でもないが。

スマホ詰パラごく最近の作品から

この作品 12の角が全く動かないのがちょっと気になる。それなら王方45歩に変えてもいいくらいかなと思う。

ちょっとだけいじってみました。

16飛、同王、13飛成、26王、17竜、同王、35角、16王、17香・・・まで9手詰み

次に昨日自作(No.8093)がでたので

その2手目の変化を詰ませてください。初級用です。(変化に必要な持ち駒は省きました)

超簡単でしょうね。

じゃ次いきます。

ずいぶん 個性的な名前の作者。初作品のようです。金の位置と角をみれば金2枚捨てるのは、勝手に読みが動く。

この作品からヒントに短編がひらめいた。

 

33飛から合いごま請求を読んでくれればしめしめ(笑)

次は、この作品

 

この人も初作品だ掲載されてうれしいだろうな。

素材がよさそうなので

これをヒントに1作できた。スマホに出せるか微妙なレベル

22香、同王、14桂、同歩、44馬、21王、22香、以下 17手詰み

 

 

 


スマホ詰パラブックマーク その51

2016-09-14 07:58:31 | 将棋

3日続けて更新なんてすごく珍しい。ちょっと気分転換です。まあ外は、雨ですし 事故処理も終わったし、でも自分の車の修理費10数万円は痛い(苦笑)

スマホ詰パラNo.8084に四銀あって詰まぬことなしという作品があったが私にも採用待ちで四桂あれば詰まぬことなしという作品があるので(難易度h)もしかしたらその翌日に採用されるかと思ったがそう都合よくはいかなかった(笑)

最近の作品から3つほど

まずは、常連作家になりつつあるこの人から

この作品は、序盤ちょっと強引であるが焦点の成捨てが主眼。

焦点の成捨てってすごいもので例えば何枚利かしても詰むのである。(参考図)

あたりまえだって。なんか不思議に思えませんか?

 

次の作品は、比較的新人さんで2作目の作品

7手目の飛車捨てが主眼だが コメントにEOGさんのコメントがあり参考になるので紹介します。この筋ならこれくらいでといった図が

さすがは、大家 すっきりしている。これなら例えば王方 11王にして持ち駒に銀1枚増せば13手詰めにもできる。

最後は、これ

22銀、同王、31竜、13王、12金!、同王、11飛、同王 と進めるが竜をひとつ寄るのに飛、金、銀も捨てるのである。

もっとも12金がきもで24王が割り切れていないとだめなのだが45歩の配置がぴったりで詰む。26飛、25歩、33角、34王、44角成、24王、33馬というふうに

 

収束を借用した短編?(15手)を創ってみましたというよりよくある筋。ただし角は、非限定(あえて王方55歩とかは置きたくない)。

 


華麗なる詰将棋 光文社文庫 若島正著

2016-09-13 09:18:58 | 将棋

めずらしく2日続けて更新である。朝から雨が降っていて仕事もどうしようもない。

それと個人的に昨日 自動車どうしの接触事故を起こし少しへこんでいる(お互い小損であるが)。(保険屋さんが知人なのですべて任したが、一応先方に謝罪にいき落着であるが)ケガがない場合は、まず警察と保険屋に連絡するのが急務。

お互いさまなのであるがやはり細い道から出て行こうとした当方に比が大きくなるらしい。

みなさん ちょっとした気のゆるみは厳禁ですよ。

 

昨日の記事で少し書いた 華麗なる詰将棋についてそういえば いままで一度も紹介していないことに気がつき紹介することにしました。

個人的に好きな作家は、塚田正夫、野口益雄さんで、苦手な作家というよりすごいなと思うのが若島さんなのです。

簡単そうに見えてもどれも骨がある。詰ますのに骨が折れる。 

今日は、その若島さんの作品集からやさしそうな顔をした作品をいくつか紹介します。

 

今は、絶版になっているのでオークションか古書店で探すしかなさそうな本であるが。

まずは、

これはさすがにやさしい。一桁で詰む。玉方54歩の意味を考えてください。

実は、この原図となる作品がこれで

これは、若島さんらしく骨がおれる。23手詰めである。合いごまを食いちぎっての収束となります。

 

次は、好形

解説に塚田名人ならきっと これいいね とほめてもらえたのではないかと思うとある。確かにそう言いそうだ。3手目がきも

 

最後にこれ

ものすごくシンプルな13手詰。それでも若島さんの作品には、いつも合い駒が絡んでくる。

まだまだいっぱい好作が載っているので、古本屋とうで見つければ買って損のない一冊だと思います。