バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

寄せ方・詰め方 升田幸三著     ブラックサンダー

2015-01-31 10:55:00 | 将棋

最近TVで知った、ブラックサンダーというチョコレートがなかなか。

菓子職人が選ぶ市販チョコで第3位になっていたもの。全く 知らなかったが試しに買ってみるとこれが¥30ながらいける。

たしかにクオリティーは高い。大手メーカーでないがこういうのが頑張っているとうれしくなる。ちなみに昔からあるみたいで子供たちは知っていた。

 

 

昔の棋書の本棚整理で升田幸三著のシリーズ12巻が奥の方から出てきたが懐かしい。このシリーズと加藤一二三九段の本で主に勉強したから。

その升田本のなかの寄せ方・詰め方という本に升田詰将棋50番が掲載されている。(確か当ブログでも一度取り上げたと思う)

そこに升田さんの詰将棋の本はほとんどなく この50番が初めてで、もしかしたらこれが最初で最後の詰将棋集になるかもしれないとあったので今一度

いくつか挑戦してみた。

まずこの本の最初に詰め手筋 がたくさん載っている。そこから駄作をちょっと創ってみた。(詰めパラアプリにも投稿できないレベル(笑))

まず手筋の5手詰み

ここからほんの少し発展させると

まあでもこれじゃというわけで角を打って金を召し取って詰ます筋が見えたので創作

54飛と61金は見え見え。要するに54に角を打ちたいだけそして桂を打って金を取るという寸法だが大きく手広すぎたので私の趣味に合わない(笑)

51飛成、同金、54角、12王、22金、同王、32歩成、12王、24桂、同歩、45角、23香、22金まで13手詰み なお22金と捨てるところですぐに24桂と打つのは詰まなくなるので注意。

もうひとつ 例題

この例題 5手詰みながら粋な手順。

これを見ているときちょっと思いついたのがこれこれも5手

63歩がないと23金、41王に63角以下追いかけまわして長手数で詰んでしまう。

 

最後に升田50番より 角使いの名手升田さんらしい詰将棋を掲載します。挑戦あれ

 


サンスポ 芹沢9段作 ちょっとアレンジ

2015-01-26 21:49:59 | 将棋

日曜日 近隣の田辺市で小学生名人戦の和歌山予選があったので、午後からのぞきに行ってきました。 まあ予想通り 5年生(新6年)楠本君が圧勝で優勝しました。全国大会が楽しみですね。

いままで小学生の大会は、見たことがなかったのですが、じっくりみていろいろな発見がありました。優勝者の楠本君は、別格として他の選手を見ていても鋭い手とえっという手が混在します。そのえっという手がだんだん少なくなってくるのでしょうね急速に。

とくに準優勝者の近藤君3年生(新4年生)も楽しみな逸材です。和歌山県も小学生や中学生、高校生のレベルが上がってきているので、県予選が楽しみ。特に高校生の坂本君はトップクラスだし。

 

今日は、昔のサンスポの詰将棋から芹沢9段の作を何作かご紹介。芹沢9段と言えば筋のいい将棋、天才肌といったイメージと比較的あっさりとした棋風。詰将棋に関してはあまり知りませんでしたが、新聞将棋には手ごろな作を多数残されています。

まずは、これから

新聞将棋らしく 好形 (最初 44歩がない状態で掲載しましたがこちらの誤植です、訂正しました。44歩がないと23銀成、同王、45角からの余詰みあり)

佐原さんご指摘ありがとうございます。

▲31銀不成△12王▲13歩△同王▲22銀不成以下詰み

この▲22銀不成に変化手順として△24王と逃げる手に対して▲13角が絶好ですね。ちょっとアレンジしてみました。

こうアレンジするとマニア一目の手筋詰将棋になります。誰だって14香~13歩とするわな。本当は、もっときれいにアレンジせんとあかんのかも。

 

次の図 これは13手詰め 試しに挑戦あれほんの少し骨があって、狙いの手は9手目あたりか

その狙いの手でアレンジ作 といよりか改悪作 44歩がないと24銀成から詰むのでしかたない。上が詰まない人はこれを詰ませば狙いがわかるので詰ませやすいも

--風太郎さんからコメント有 上図を見事にすっきり改作した図を送ってくれましたので掲載します。

これは、見事で 22銀成、13王、22成銀、23王で24歩と打つということで、実にすっきりしています。

なるほどこうやって創るのかと感心した次第。

 

芹沢作 もう一作

これはお遊びといった感じで邪魔駒消去の典型

いっそなら下図のようにもう一枚 邪魔駒を配置してもいいのかも

まあどちらも角の非限定があるのですがそれに対して駒を置く気にもなれない。

 


詰将棋手筋教室 初級用局面

2015-01-23 23:05:49 | 将棋

今日は、アジアカップ アギーレジャパン残念でしたね。

圧倒的攻勢でも勝負事は、こういうこともたまにあるという事例となりました。香川選手がこのあと復調、成長したときの日本代表を楽しみにしたいというところです。

 

詰将棋の話題も少し離れていましたので、これに戻します。

よく和歌山の大会等は、競技が始まるまでに誰かが詰将棋を並べたりして、それをみんなで考えたりする光景をみたり参加したりしますが、私は、詰ますのは遅いほうかもしれません。和歌山では、構井さんが圧倒的に早いですね。

詰将棋をどうやったら早く詰ませられるのかは、訓練しかないんですけど手筋やコツが書かれた名著が村山隆治さんの書かれた 詰将棋手筋教室なんですが これは、いまでもときどき読み返します。そのわりにあまり進歩しないんですけど。

このブログでも何回かこの本取り上げたと思うのですが、再び取り上げます。

今日は、そのなかでも手筋というよりは、ごく初級の形で覚えていて損のない形をご紹介。

最初が次の図

実戦で現れたら後手玉詰みがあるように思いません。多分34桂と詰めよをかけるという感じです。

ところが後手玉は、詰みます。難しくないので考えてみてください。

 

もうひとつ 覚えていて損のない手筋 次の図

実戦で秒読みならうっかり逃しそうですが冷静にみればすぐに詰むということがわかるはず。

なまじっか銀とかをもう一枚余計に持っているとかえって詰みをのがすかもしれませんねえ。

そして最後は、手数は短いがちょっと手ごわい5手詰み

この詰将棋 確か森下九段が少年時代 とても感動したというようなことをTVで言っていたのを見たことがありました。

たった5手詰みですので是非 挑戦あれ。

追加--

上記の詰将棋 オリジナルは、山本民雄さんの作品だとEOGさんからコメントいただきましたのでそれも掲載します。

個人的には、こちらのほうがすっきりしてると思いました。

 


第3回新春紀の国杯将棋大会 続き

2015-01-20 14:55:19 | 将棋

前回 紹介しなかった2局なかなか熱戦でしたので、ご紹介します。

和歌山県の人限定に参考になるかと。

まず予選の初戦は、高校生のKさんとの戦いで後手番でゴキゲン中飛車を指しました。

Kさんが超急戦の▲5八金右を指し手きましたが、今回は挑発にのらずにおとなしく丁寧の指しました。局後Kさんに

超急戦受けると村田本にある稲葉新手の▲33香車の変化で来るつもりでしたか?ときくとそのつもりとの事。 その変化よくわからないのでやめたんですけど。

その次の予選2局目 対古久保戦を解説します。

大体 古久保君とはこちらが中盤で有利になるのが普通だったんですが(これは失礼) 今回は、作戦負け模様。

先手▲私 後手△古久保5段

この数手前のときの読み筋どおりの展開。 こちらは歩得を主張のつもり

この局面 ▲5四歩と打つのが最善手のようです。いま冷静に考えると。

実は、ここで過激に▲4一銀と打ち込みました。 一瞬金損になるのですが両取で取り返せるという魂胆でここまで進めてきて、

以下 △5五飛▲3二銀成△同王▲5五飛△同金▲5二飛△4二銀 (次図)と引かれて真っ青!

▲5五飛成だと△2二角であきらかに不利。 そこで時間を使って善後策をひねり出しに没頭。

▲2四歩△同歩▲2三歩△同王▲2五歩△5三金▲2四歩△3二王▲2三歩成△同王▲9二飛成△6六金▲2八香△3二王 (次図)

実は、この局面実際は後手の受け間違いもあり好転しているのですが、対局中は、こちらの先の見落としもあり ちょっと足らないだろうなと悲観的でした。

ここで▲2一香成と指せばあきらかに先手が指せています。局後 古久保君に指摘されました。

同王だと23金(詰よ)か。

実戦は、▲2二金と重くうち△4三王に▲3一金と取りましたが冷静に△同銀で足らなくなりました。ここからはちょっと足らないようです。

一瞬の間のチャンスでした。

 

そしてトーナメント初戦 優勝候補の一角 田村道場のNさん。昨年末の和歌山将棋フェスティバルでは優勝をしているし実力者です。

この一戦も熱戦になりました。

先手▲私 後手△Nさん

先手の一瞬のはなれ駒をみて△2五桂と歩を取って跳ねてきたところ。

取るか落ち着かせるかですが、迷ったときは積極的にをモットーに▲2五同飛と応じました。

以下△2四歩▲2八飛△2五歩▲3三角△2六歩▲1一角成△2七歩成▲2一馬△2八と▲4三馬△同金▲4一飛 (次図)

なんとも一本道の攻め合い。▲4一飛は金取に打ってますが狙いは、7六桂と据えての85歩や64歩にあります。

ここから△4九角▲7八銀△3八飛▲5八香△1九と▲7六桂△9五歩▲同歩△9六歩▲6四歩(次図)

狙いの▲6四歩が入り どちらが先に行き着くかの勝負。

以下△9五香▲9八歩△9四香▲6三歩成△同金▲8五桂△同歩▲6四歩△同金▲4三飛成(次図)

Nさんの△9四香はうまい。普通通りしたから打つと玉が9筋に逃げたときに香車が通らなくなる。先手の▲8五桂は、逃げ道を開ける手筋。

お互い時間切迫の熱戦でこの局面は、難しいと思っていました。

以下△6三金▲5二竜△6二歩▲5一竜△8六歩(次図)

今見ると▲5一竜も変な手。当然▲6一竜なのだが△7二角を嫌ったものだがなんのことはない、▲7一銀~▲7二竜で終わっている。(まあ秒読みだから勘でこう指したが王手飛車の筋に入るところなので時間があると当然勝ちを読み切るところだろう)

ここで決め手がありました。▲9三銀と放り込む手です。 その手がちらっと浮かびながら 実戦は、▲7一銀△9三王▲6二銀成と非常に重い攻め。むろん同金なら8一竜で勝ちだが

この瞬間に△5八角成とされるとどうも敗けくさい。局後少し検討したがどうもそのようである。

▲6二銀成以降 △9七歩成▲同歩△同香成▲同香△8五桂▲9四香△同王▲9六香△9五歩▲8一竜(次図)

こうなってようやく勝ちが見えてきました。△9七桂成▲7九王となって先手の勝ち。

いつもNさんとの将棋は大熱戦になるのですが勝つことは、たいへんなのです。

今回の大会 前回のベスト4の4人とも今回は、誰もベスト4に残らないという激戦でした。

構井さんの好調さが目立ちましたが決勝残念でしたね。

今回の大会 長沼七段もご来訪されていましたが終始ニコニコの温厚なかただと思いました。

 

 

 

 

 


第3回新春紀の国杯将棋大会

2015-01-19 09:34:14 | 将棋

昨日 日曜日 深夜作業があるので将棋大会に行くかどうか迷ってましたがいってきました。

行ってみると事前に申し込まなくてはならなかったようで、本来は出場できなかったのですが欠員がでたため換わりに出場させてもらいました。

構井さん、中野さん、古久保さん、那須さん、野口さん、山本尚さん、佐藤さん、楠本くんとか強豪が大勢こられてましたので、少数精鋭で予選がなかなかきつい。

予選は、古久保君に負けたものの残り2局を勝ってなんとかクリア。

予選のなかから印象に残った将棋をご紹介。 田村道場支部のNさんとの将棋

先手▲私 後手△Nさん

▲4五桂ととんで居飛車指せそうな局面にうつり実際多少の手ごたえがありましたが

ここから△5五歩▲3三桂成△同桂▲5五銀△4七歩成▲4四歩△4五桂▲8六角△5七桂成▲2三角 (次図)と進んでうん? あれっ どっかおかしかったかなという感じがしてきました。

本譜はここで秒読みに追われて△6七成桂と指してくれたのですが一目 △5六歩あたりがいやらしい。このまま大激戦になり辛勝。ようやく予選抜け。

決勝トーナメントの初戦は、強豪田村道場のNさんでしたが、難しい将棋をこれも辛勝。

そして迎える準決勝 那須さんとの対戦(初手合い)

先手▲私 後手△那須さん

実は、▲4三角と打ちこんだところですが後手の次の一手が全然見えてなくて、愕然。

△7五歩▲同歩△7六歩▲6五桂△8五桂 (次図)と進んで圧倒的に不利

この後 不利は拡大しましたが相手も間違え少しもつれ気味でしたが結局 入玉され気持ちが切れました、投了したあとも粘る人なら相入玉も狙う局面だったかもしれませんがそういう気は起りませんでした。本日最低のでき。こういう棋譜が記録されるのですから、なさけないなあ。

那須くんバランスよくて強い。次回の対戦を楽しみにしよう。

ここまで、納得のいく将棋がなかなかなかったんですが ようxやく3位決定戦で指せました。

相手はう、スーパールーキーの小学5年生のkくん。

3位決定戦なのでモチベーションは上がらないが さすがに相手が相手だけに本戦どおりにちゃんと指しました。

先手▲私 後手△kくん。

後手が43金と上がってきたので34銀を許さない意味でもの自陣角を打ったところ

この角は、好点なので損はないと思った次第 その後攻め合いで下図を迎える

ここで▲4三歩成が入ったのがめちゃくちゃでかい。 局後 kくんと金をつくらせても大丈夫と思ったの感想がありました。

以後▲4八飛△3八成銀▲同飛△2九飛成▲4八飛

△4七歩▲同飛△3八角(次図)

ここで決め手がありました。▲5二とがぴったり。

以下 △4七角成▲6一と△同銀▲4七銀と進んで先手優勢。

駒得となってからは着実な手を続け、面目を保ちました。

将来楽しみなスーパールーキーです。

なお決勝は、構井さんと那須さんにの対戦になり。

中盤大優勢だった構井さんが緩みだし 那須さんの大逆転で幕を閉じました。


スマホ詰めパラ ブックマークその9

2015-01-15 08:07:12 | 将棋

今日は、朝から雨が強い。

すぐには仕事にもなりそうもないので宿泊先のホテルでブログを更新することにしました。

引き続きスマホ詰めパラで見つけたちょっと素敵な詰将棋をご紹介。

 

まずは、もランさんの作品

実にシンプル。初手が迷うが21飛と近打ちが正解。同銀に取りかえしてはだめ。

実は、王方52の香車はなんのためかと考えると 21飛、同銀、同歩成、同王に54角筋で詰みそうだ。この筋をけしているためのようだ。

それで下図のあと銀をとらずに角を打つとすいすいとつながる。最後まで流れるように。

あとは、自力で詰ましてください。そのあとの合いゴマは、飛車のようです。

つぎにご紹介は、わかばさんの作品。

持ち駒が多いのでちょっとすすめます。

12香、同金、21金、同王、43角、32銀、33桂、31王(下図)

この局面の次の手が妙手!

普通に21金だと同銀、同桂成、42王、52角成、32王とかぬるぬると逃げられる。

次の妙手が見えれば解決しますので、挑戦あれ。

 

本日 最後は、名作というくらいのいい作品。

無仕掛け図。

進めると44角、31王(下図)

ここでの次の手が妙手

普通に51飛だと41桂で詰まない(その他は詰み)。

ここでの次の手が見えれば解決なのだがその手がなかなか見えにくい。

実は、ここで33飛と角道を止めて打つのが名手。そこで金合い等は切られて詰むので銀合いが最善のようだ。

33飛、32銀、22銀と続くがこのあともお決まりの収束まで流れるような作品。すばらしい。

 

 

 

 


スマホ詰めパラ ブックマークその8

2015-01-14 07:34:35 | 将棋

昨日から橋本市付近に出張中です。

昨年できたルートインという全国展開のビジネスホテルの居心地がとてもいい。ネットも早いし食事もいいしいうことなしです。

仕事が終わった後 読書をしスマホ詰めパラ数題挑戦しました。まあいつも毎日出題される 新題を解いた後 挑戦で下のレベルから解いていってます。現在は、LV16~20を解いているところです。全問解答が目標です。昨日は、三輪さんがLV26の難問を出してくれるものだから苦労しました。(笑)

 

そのスマホ詰めパラ 個人的には、munetokiさん、osumo3、パスファインダーさん等の作品が個人的には、好みで多くブックマークに入っています。今回はそれ以外のなかから自分のブックマークに残した作品をいくつかご紹介。

まずは、この作品 5手目に感心。

 

ちょっと(4手)進めてその局面にします。ここで手筋の41銀等は、同王、31金、51王、52歩、61王、65竜と王手は続くのですが追いきれません。そこで下図をよく見ていると妙手が見えてくると思います。初期の局面から考えると難しいのですがこの局面をじっとみているとわかると思います。それがわかればあとは、一本筋で詰みます。

解けましたか?

じゃ次の問題にいきます。

なんともシンプル 最初の3手がみえれば大丈夫

ただ 変同があり 21角成、23王、13香成に同王と取ると手と34王と逃げる手がありどちらも同手数で詰みます。

前者は、こんな感じで

後者は、

もっともスマホ詰めパラでは、後者をすすめています。後者のほうが不詰み感があるからですね。

 

スマホ詰めパラの作品のLV(レベル)は、管理人さんが決めていると思うのですがときどきえっ!と思うこともあります。私も12作品掲載させていただき感謝いたします。

下図は、そのなかから一番最近の自作品 LV15

まぎれ筋は、23桂不成、12王、42飛成という手順でこれは22飛合いで詰まない。

これがわかれば比較的簡単と思ったがコメントに多数 難しいというのが寄せられたがそうでもないと思うのだが。

上記の作品から思いついた筋でちょっと創作してみました。ちょっとごちゃごちゃしているので投稿レベルではありませんが 上記の詰将棋と詰め筋は全然違いますので挑戦あれ。

-----追加

すみしんさんさから No.5052の作品とよく似た作品を創ったことがありとコメントいただきました。

見てみるとびっくり 自作品がすみしんさんと同じ収束になっている。それに 作品的にはすみしんさんの方が素晴らしい。(拍手!)

すみしんさんの作品掲載します。21手詰めです。ご鑑賞ください。

 


将棋魔法陣 二上九段

2015-01-10 22:10:44 | 将棋

今日は、10日戎 地元の神社にいってきました。娘夫婦もいっしょについてきましたが、イワン君のだっこしていた孫の杏花(あんな)がモテモテで、若いお姉さんたちに囲まれていました。

1月は、日曜日に深夜作業がいくつかあり18日にあるきのくに杯将棋大会も当日が深夜作業なので出場できるか微妙なところです。

 

マイナビブックスから将棋魔法陣が発行される。

実は、この将棋魔法陣 ものすごく昔発行されたが それを当時まだそれほど詰将棋に興味がなかったにもかかわらず購入していた。 だから今回 発行される限定版は、購入するつもりはなかったが マイナビさんのブログを見ていると この将棋魔法陣の良さを知るには、よい解説が必須だということがわかった。 歩の打診の44番などは解説をみなければその深さに触れることもなかった。

マイナビさん商売がうまい!。高価だが予約注文をしました。

昭和49年に発行された将棋魔法陣より少しご紹介。

まあ私自身 難しいのは苦手なのでシンプルなのを

なるほど見事に不成が発生している。

この図から思いついた駄作をひとつ

それとこの改訂版将棋魔法陣は、本編81問と盤外19問で合計100問その番外編の1番

二上さんが非常に自分自身気に入っている作品

31角、11王、33角成、同桂、13飛、12角、21金、同王、23飛成、同角、22金まで11手詰み。

ただし 4手目22歩合の変化長等のキズはあるのがちょっと残念では、あるが。

この本で述べられている二上さん自身気に入っているもうひとつの短編(といっても17手詰みだが)が番外編の2番だ。

こちらは自力で挑戦あれ、

結構 骨のある問題かと思う。


ビブリア古書堂の事件帖6

2015-01-07 20:50:25 | 将棋

昨日から海南市のほうへ出張中だがたまたま1年前の自分のブログを見ていると同じように海南市のほうへ出張に来ていて、ビブリア古書堂の事件帖5を取り上げていた。

あれから1年経つのかと思いながらぶらっと書店のほうへいって何気なく見ているとおっ ビブリア古書堂事件帖6がでていた。

これは、買いの一手だが、少し時間があいたのでちょっとだけブームも去った感もあるが根強いファンは、買うはず。 これでこの出張は楽しめそうだ。

 

スマホ詰めパラだが、大物作家の三輪さんが出題でも昨日から参戦。 それにしてもしょっぱなからLV24の37手詰め もうちょっとお手柔らかに(笑)

腕に自慢のあるひとは、挑戦あれ。 53の香車を途中で入手する展開。中合いもでてきます。

私もスマホ詰めパラに11題ほど出題していますが10手台の中短編が主なのでこういう長手数は、なかなか出題できそうにもありません。まあそれに誰でも手を出してくれそうな初形をモットーとしています。

書店でビブリアの本と同時に目に付いたのが逆転の5手詰(中田章 作)だったので一緒に購入した。以前逆転の7手詰みがなかなかの作品集だったので。

中田さんの作品は、勝浦さんと同様に手慣れている。

ひとつご紹介

手筋なのかもしれないがうまい。 いろいろ参考になる問題が多い。

 

 


謹賀新年 

2015-01-03 17:39:13 | 将棋

あけまして おめでとうございます。 (といいましてもあっという間の1月3日ですが。)

本年もいい年でありますよう。

この3日間は、昨日 近くの神社に初詣にいったくらいでのんびりしていました。こんなときに将棋大会があれば参加できたんですが。

毎年箱根駅伝をTV観戦しているが青山学院大学 ダントツの記録で優勝、おめでとうございます。明日からはTV出演ですね。

今日 次女が名古屋に帰り 次男も6日に大阪に帰る予定。その後はいつもの生活に戻る感じですね。

 

年末 地元のローカル新聞に懸賞詰将棋が掲載されていたので挑戦してみたが、えーこれ余詰みやん。53角成、44飛、同竜以下詰むのだが。

27手詰みとありましたが21手目から余詰みがあります。羊年にちなんだ趣向作なのにちょっと残念。おわかりだろうか?

一応 担当者にメールしておこう。

地元ローカル新聞用の詰将棋もまた用意しなくてはならないが9手詰以内で難しくないものという制約があるので、なかなか納得のいくものもできない。

まあ そのローカル誌用にも使えないと思い没とした作品(まあ改良する余地もなく作品にする前に没としたもの)を2つほど

これは基本手筋なので、ほぼ同型があるかもしれないので没とした。

もうひとつ

これはもうちょっと手を加えて手数を伸ばそうとしたがいい案もうかばずちょっとさえないかと没。

なかなかアイデアが浮かばないと詰将棋もなかなかできません。スマホ詰めパラにもまあ出題していくことにしよう。