今日も雨だ。さすが梅雨である。
ここのところ ブログの更新が多いって? 結構暇で時間があったため まあでも来月に入るといつものペースにもどると思います。
7月16日は、アマ名人戦の県予選の日だが、仕事が押してくる頃だ。雨なら確実に行けるが仕事次第で微妙ですね。
いまなら十分時間があるのに、、
将棋界は、藤井聡太ブームで沸いてるが、ひとつ個人的に気が引いたのが 愛読書に 深夜特急(沢木耕太郎)が入ってる。
中学生が読むんだ。バックパッカーのバイブルともいわれる本なのに。個人的には、この本が大好きで、文庫本も単行本もそして沢木耕太郎全集 挙句は、深夜特急のDVDまで持ってる。
この小説 都会から田舎に帰る前に読むんだった。そしたら多分 1年くらい放浪してから田舎に帰ったようにも思うのである。
さてスマホ詰パラに移ります。
まずは、この作品
この作者 前回は、飛車の成、不成りの打診をテーマに作成したが(面白かったので以前にブログに取り上げさせたもらった ブックマーク76で)今回は、角の成、不成の打診だ。
これも明快ながら面白い。56馬で成りますか成りませんかの打診である。成れば23桂成 成らなければ23香成という仕組み。
うっかり打診だと67馬とやると同角不成りで依然 成、不成の権利を有しているからあっということになる。
この作者 テーマ性を追いかけていいですね。
次は、この作品 いつも好作を提供してくれる作者
最後まですっきりとした手順で、気持ちいい。
42飛は、42金とどちらがセンスいいんだろう。手順は同じだが(参考図) 42飛は強力で詰ましにくく。42金だとまぎれも多そう。どっちでしょうね。
最後に本誌でもおなじみベテランの有吉氏の作品
タイトル 捨駒ラッシュ
難しすぎるのでまずは解答から
36香、同馬、24銀、同王、23飛、35王、27桂、同馬、56銀、同香、38香、同桂成、26銀、同馬、44角、同王、24飛成・・・まで17手詰み
作者の解説では、5手目以外は、捨て駒で初手と11手目の香車が限定打になっています、そして 49とは11手目の香車を限定するためだけにありますとの解説。
細かい変化の解説はないので
一部 補足しますと初手37香がまずは見えるがこれは25王と逃げられ角の筋が2筋から遮断されるので失敗。そこで36香の直打ちだ。同じように25王なら17桂から早く詰む。
2手目同王は、37飛~17桂でこれも早く詰む。
24銀~23飛で骨格が定まってくる。
なお作者は、最初49とは、11手目の香車の限定のためだけにあると解説されてましたがこれがないと 実際は、3手目 47桂からの余詰み(同香成、34と以下の)が発生するので49とは、ここでは必要なのです。