ここのところ 土曜日曜もすべて仕事なので、ゆっくり休日を自宅でNHK杯を見ることはできないので、録画したのをゆっくり見るという感じです。
昨日のNHK杯トーナメントからの詰筋でひとつ11手詰みを創りました。まずは挑戦してみてください。
この将棋を見ている人は、簡単に詰んだかもしれません。見てない人はちょっと苦戦かも。
じゃ種明かしをします。
下図は、その将棋トーナメントの終盤戦です。http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=78184
▲先手 広瀬7段 △後手 村山6段で、後手の村山6段が△5九飛と打ったところです。
解説の鈴木8段もこの手は、5筋を受けながら保険をかけ もう一枚入ったら詰ますという手ですと解説していました。
ここで広瀬7段は、▲4三銀打と指しました。
ところが解説の矢内さんが▲3二銀成~▲4一銀打は?と解説の鈴木8段にいうと あっ! これは矢内さんすごい!
両対局者も解説の鈴木8段もだれも気がつかなかった簡単な詰筋。
こんなことがあるんですね。事前に解説者の鈴木8段が 序盤の天才 村山6段と終盤の天才広瀬7段と紹介していましたので余計に気がつかなったのがプロの盲点なのかなと
金園社200題シリーズも 加藤博二、五十嵐豊一、原田泰夫さんと詰ませ、昨日から加藤一二三に移りましたが、もうひとつ作風がなんとなくすっきりせず
ご紹介する作品にまでいたってません。まだ6問目までしか詰ましていないためかもしれません。
明日から4日間 本州最南端の町 串本町に出張です。 この前の高野山と違い 和歌山県でももっとも暖かい場所です。
泊まるところは、浦島ハーバーホテルで、¥7350ながらバイキングの豪華な料理と温泉が楽しみです。もちろん仕事もきっちりしますが(笑)
部屋にWi-Fiがないのでロビー近くでネット閲覧になりますけど。 読書も少しできそうですね。
追加:
三輪さんが私の作を詰将棋らしくしたという改作を送ってくれましたので、掲載します。
17手詰です。ちょっと難しいので、最初の指し手を掲載します。
▲3一飛成△同王▲3二銀△2二王▲1二角成△3二王。。。と続きます。
あとは挑戦してみてください。
詰将棋にはあり得ない手順(笑)。
よって改作は出来ません~
自玉が詰まさなければ勝てないなら1分将棋でも詰ます自信はあるけど、実戦は自玉とのアヤで詰みを逃したりしますね。
2三角が邪魔駒のように見えて単に取り除いても詰まないし不思議な感じ。
なお攻め方1六歩はなくても詰むのですが長手数の余詰が発生するためです。まあお分かりかと思いますが(笑)
バビル三世さんの改作はより実戦型に推敲されており、指し将棋の感覚からも考えられるので、個人的には今後もこのような実戦型詰将棋も是非期待しております。
ところで指し将棋の特に終盤は、一手一手に膨大な読み筋があり、しかも非常に難解なので、時間が無い時は相手の指し手を信用しつつ、自分の指し手を勧めることがよくあります。
ですが、それにしてもあの広瀬さんが簡単な詰みを逃したのは、非常に珍しい光景でしたね。
さてバビル三世さんは串本まで出張で行かれることもあるんですね。国道42号線は急なカーブとアップダウンが続きますよね(涙)お車で行かれる際はどうぞお気を付け下さい。
部屋にネット環境がないのが唯一の難点です。
いまは、ロビーの広場からネットをつないでいるところです。
広瀬さんだけでなく3人とも同時に気がつかないのが不思議な局面でしたね。
改作した詰将棋 お気づきかもしれませんが3四歩の形だと2一飛成からの余詰が発生します。(あとで3三桂が発生し詰む)
私は、仕事では毎年和歌山県内 すみずみまでいくので県内は知らないところはほとんどありません。
ご鑑賞ありがとうございました。
持駒 銀銀
玉方 11香、13銀、21桂、22玉、34金、42金、44馬、53歩
詰方 23角、24歩、51飛、52銀、64香以上17手詰。
収束ダレ過ぎ(涙)。
結構難しいですね。ちょっと苦労しました。(笑)