バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

スマホ詰パラ ブックマーク その125

2018-12-30 21:04:01 | 将棋

今年もあとわずかとなりました。昨日仕事納めをしたはずなのに緊急な仕事が入り

今日も仕事だった。さすがにあす以降 相当なことが起こらない限り勘弁してもらいたいところ。

詰パラ本誌も昨日届き 正月休みにすることでことかからない。

スマホ詰パラが明日が今年最後だが風太郎さんと共演で終えるのもちょっと嬉しい。今年は、1月3日から明日の12月31日まで17問もスマホ詰パラに掲載(予定)していただいてありがたいことだ。

来年もまあスマホ詰パラを中心に創作していきたいと思います。

さてスマホ詰パラに行きますがまず昨日のフェスから

常連作家のフェスは、難しいがこの図は、作意が見えやすかった。

この筋をやさしい風に換えると

同じ9手でもこれはやさしくて歓迎されるかな?

次は、今日のフェスから

初手が駒取りだったのでそれは、避けたほうが感じは、いい。

これをヒントにむちゃくちゃ悪形を思いついた。

初手は、12香か23桂か 2択

** こんな悪形だすより 通行人さんがもうちょっとスカッとした図をコメントくれました。

42桂と51角の配置に思わずにんまり。

 

次も今日のフェスより

これは、5手詰みだが本誌保育園あたりに出ると困るなあ。この作者こういう作品が得意でよく見かける。いいアイデアが浮かぶのがうらやましい限りだ。

 

本編に行くとまず好作も多数目に付く。

NO.12275 二次元世界の調教師さん作・・・解図意欲のわく軽快作。

NO.12276 ao碧さん作・・・これが小学6年生とは!それまでの作品を見てるから納得だが

NO.12279 みつかづさん作・・・作者を見ずに解いたが手慣れているなあ思ったらやっぱり

NO.12281 あたまかな さん作・・・フェスに本編に大活躍。本作も難解だが鮮やか。

NO.12291 小笠原圭 さん作・・・新人離れの作品。きっと本誌でも活躍している人なのでは?

それでは、いくつかとりあげます。

まずは、大作

21角、同王、31桂成、同王、35飛、34桂、同飛、同と、32歩、21王、23飛成、22飛、同竜同王、23飛、32王、53飛成という手順を経て

連取りをリフレインして香車を取った局面が下図

いままで桂と歩の持ち駒だったから21へ逃げたのだが今度は、21へ逃げると

23香、32王、22香成、同王、23竜で詰み(解説を読むと23竜、22飛、同竜、同王、32飛、21王、22香となってるが確かにそれでも詰みだ)

そこで31王と逃げるがそこからの収束も素晴らしく間違いなく名作。

手順とスマホ詰パラの作者解説を読んで楽しみたい作品。改案図も掲載されているよ。

次にいくと

これは放っておけない軽快作

初形の角は、23がいいのか41がいいのか迷うところだが手順は、好感触

こういう好作を見ると改悪したくなる。

とは言ってもほぼ同じ手順だ。

** これに関しても通行人さんがうまい序奏で改案図を送ってくれました。

32歩、同王(42王は、51銀、52王、54飛の筋で詰み)、52飛が入ってなかなかの序奏。

 

 

次にこの作品は、軽快作

角銀のさばきを参考に作図してみた。

銀の繰り返だけのような作品だが。

**追記No.12287は、中田章道さん作と同一とEOGさんから指摘あり、早晩削除されると思われる**

 

スマホ詰パラ 管理人さんのエモンさんの誠意に頭が下がる思いだがこのおかげで多くの作家が誕生したといえよう。創作の敷居が低くなったそこからみんなステップアップしていける。

それでは みなさんよいお年を!

 

 


スマホ詰パラ ブックマークその124

2018-12-24 19:39:28 | 将棋

今日は、クリスマスイブだが仕事で、出張先のビジネスホテルで、一人ケーキを食べている。

もっとも今日は、誕生日だったが子供からLINEメッセージがきていた。昨日が長女の誕生日で続いているので一人おぼえていると続いて覚えてもらえる。

さて出張先には、読書のための本と簡単な詰将棋の本を持ってきているが明日 書店でなにかまた探そう。

スマホ詰パラにいきます。

まず今週は、フェスは、日曜日だけだった。

そのなかからは、やはりトリのこの作品 作者は、驫飛龍

5手詰みだが初手は、心理の逆を突く 55銀だ。同王なら46馬が炸裂する。

初手だけで十分楽しめる作品だ。

 

本編にいくとやはりmunetokiさんの作は、自分好みだ。

この作品の収束部分をエッセンスにすると

この収束手法は、munetoki作品に何回か見られると思い、スマホ詰パラのmunetoki作品を251作品を見なおしたが同じ収束は、次の作品だけだった。

並べなおして気がついたのは、34桂の形で11竜と玉で取らせ33角成りという収束が多かった。

それとmunetokiさんも初期の頃からものすごくうまかったというよりは、ぐんぐん上手になっているのがはっきりとわかったのと 3000番台付近は、なぜか他の作者の作品含め評価が厳しめなのは、参加者の増加と関係あるのかもしれない。

つぎに最近すばらしい作品を連発するシナトラさんのこの作品

解説にさらに改良図が載っていて、(コメントに改良案のヒントもあり)

こうなると数段レベルアップだ。

並べてみると理路整然として、最後までびしっと決まってる。最後に52の桂馬で決着をつける

いうことなしだ。

単に悪い癖で手のばしをすれば

これ以上するといい作品を壊してしまうので次にいきます。

今日の作品なのに作品番号は、昨日より戻ってる?

無意味な手のばしをして遊ぶ。

*そうしたら もっと手延ばしの図をコメントいただいた。

なるほどと思う図 感心。

年内あと1週間程度だがもう一作自作が取り上げられるか否かといった感じだ。

現状採用待ちが2題だからもう少しストックを増やしておかないといけないと思う次第。

 


スマホ詰めパラ ブックマーク その123

2018-12-20 21:31:04 | 将棋

今年もあと10日あまりになった。来週も出張だがそれが終われば仕事納めだ。

詰将棋の本は、好きだがkindle本は、ちょっと遠慮しがちなんだけどmunetokiさんの作品集がでるとなれば話は、別。 武島さんの作品集に続きmunetokiさんの作品集もダウンロード。

munetokiさんの詰将棋といえば解後感よさが売り

1問目の13手詰みもなかなか好きな作品だった。(顔となる1番だから図面は、載せられないが)

著者によると46番、64番、87番、98番が好きな作品だということです。

1番からヒントを得て駄作をひとつ創作、えっ全然違うって? そうあんなにうまく創れない。単に図を見たとき浮かんだ筋なんで全然違うの。

まあ この作品集 正月休みにゆっくり取り組もう。

*: 上図からさらに4手延長した改案を通行人さんからいただきました。手順は、いずれも易しいですので

さらっと解けると思います。下図の方は、歩のたたきが入ってる図ですが、一路ずらしても成立してるんですね。

 

但し 初形31王でも同じ21手詰みだ。

 

 

 

スマホ詰めパラにいきます。

まずは、中学生のこの作品

この作者は、実戦形が好みだが過去の作品をみても作りがうまい。

この形できれいな収束は、今後も楽しみだ。

こういういい作品を見ると悪い癖がでて、単に手伸ばしの改悪を載せます。

次にいきます。

これは、驚愕の初手

初手 99角不成が成立しているうえに収束もきれいにまとまっている。

作者の解説にもう一案あって

駒減だが収束甘めのとある。同じ初手99角不成だ。

やはり個人的には、先の図が好みだ。

それの収束を借用すれば短編になる。

最後にこの作品

これは、一目あの収束が見えるが、それを実現する31飛がぴたり

コメントに延長案があるが馬にしたほうが非限定がなくなるのでいいような。

まあ改案には賛否あるが創作技術の勉強と考えご勘弁を


スマホ詰めパラ ブックマーク その122

2018-12-16 21:18:37 | 将棋

今年もあと2週間あまりになった。

今年は、大半の期間ブログを休止していたがその期間中でもスマホ詰めパラだけは続けていた。おかげで投稿数も100問をを超えたが、次はどこを目標にしようか考え中だ。

 

最近 マイナビ出版からの須藤さんの詰将棋練習帳林の巻を読んでいるが、創作のヒントも浮かぶし ときに盲点の問題にぶつかると大発見という気になりうれしい。

またスマホ詰めパラの自作の次作(じさくのじさく)は、この作品集から非常に気にいった収束に感心しオマージュとして出題予定である。

次の問題もちょっと盲点になった。

まあ普通の人は、一目かもしれないが

 

スマホ詰めパラにいきます。

土曜日のフェスで目に留まったのは、まず最初にしゃむーさんのこれだが

2手だけ逆算のこれを入れたい気もする。

そして次は、

やはりnono_yさんのこの曲詰めだ。

もうこの形から 10周年の10というのは、見え隠れするが55竜から入る手順もなかなかお上手。フェスにはもったいない。

 

日曜日のフェスは、フラッグ獲得者のタイムをみてもわかるようにここ最近では、一番容易なケースかもしれない。

そのなかで

 

これは、収束になる手順なので少しだけ逆算すると

まあさえないといえばさえないが。

 

本編にいくとやはり好みで行くとkisy一族のこの作品だ。

これは、飛車打ちを入れたい気もするが

こういうのは、良くも悪くもないのかもしれない。

No.12221で97手詰が出題されたが、解説もきっちり書かれていてほっとした。

 


スマホ詰パラ ブックマーク その121

2018-12-14 15:46:56 | 将棋

昨日は、羽生さんのタイトル通算100期のかかった竜王戦であったが、仕事から帰った時点ですでに終わっていて持ち越しだった。

次の7局目は、実現してほしいと思うが、広瀬さんも好きな棋士なのでちょっと複雑である。まあどっちが勝ってもOK。

 

そんなに多くの頻度でブログも更新してないが、時々400IPを超すときがありどうしたんだろうと逆に気になる。

今年もあと2週間余りだが今のインターバルでいくとスマホ詰パラに自作が出るのは、今年は、無理の感じである。

年末 常連特集なんて企画があればもしかしたらと考えるくらいだ。もっとも作家数が増えてインターバルが長くなるのは

喜ばしいこと。

 

それでは、目についたスマホ詰パラを取り上げます。

まず わかばさんのこの作品。

うん? 一瞬玉がどこにいるんだ。面白い作品を投稿してくれるもので感心する。

収束まできれいにまとまっていた。

収束をちょっといじってシンプルな感じにするとこんな感じか?

 

次に昨日作品だが

まず一目で、こんな感じにすると悪くない2手延ばしだと思う。

もっともあとからコメントを見ると同じ書き込みがあったので、誰でも考えることのようだ。

歩を打ってあとからそれを玉に取らせるのは、好感触なので32歩からを考えたいが

ただ32歩から入るように改作するのは、相当難しい、ちょっと考えたができなかった。

 

** 上図 通行人さんからコメント有 32歩が無くても成立するとの事。そうですね気がつかなかったけどその通りです。**

 

三輪さんあたりに課題として出されたいけないので予防線をはって

つぎの感じで、勘弁してもらおう、つまり 歩を打って、あとから玉に取らせる手筋は、好感触なのである。

* 上図から通行人さんがさらに逆算手順を駆使して21手詰めをコメントくれました。

これだけ歩を駆使すればスマホ詰パラでも3.75以上はもらえるかも。

 

以前自作にも同じような手筋があったので恐縮ながら掲載。

 

次は、この作品だけど

この作者は、何が好感触なのかをよくご存じだ。34飛からの詰み筋を消すのに左サイドが少し気になるが作意は、手筋の連発で、気持ちいい。

評価も上がってくるだろう。

 

最後に昨日のラス

ラストにしては、レベル10 シンプルなだけに類作が心配だが

EOGさんによると手順自体は、中出慶一作にあるとコメントがありました。

これを見ると41王にして31歩成を入れたくなる。

但し単純にやると同王と取られて詰まない。

じゃ そっちの方で作意を創ってみた。もちろん 31歩成に51王の方は、上記の詰み筋で詰む。

収束が甘いのと81銀がなんともなさけない。

明日、明後日のフェステボの作家陣をみるといつものあたまかなさんの名前がない。

一連の曲詰終わったからかな?

替わりにnono_yさんがある、これは、きっと10周年の曲詰に違いない。

もっとも明日も、明後日も仕事だから挑戦できないが、最も挑戦しても旗が取れないのは本人が実力不足を一番知っている(笑)

 

 


スマホ詰めパラ ブックマーク その120

2018-12-09 13:43:54 | 将棋

昨日に続き今日も寒い。

こたつに入って、録画したものを見ている。百分de名著等だ。やめた島津アナのファンだったが11月は、再放送だったので島津アナだった。

さて

スマホ詰めパラも10周年を迎えた。それに伴いいくつかの曲詰めが発表されていたのでそれを中心にご紹介します。

まず土曜日の494回フェスから

これは、曲詰めではないがフェスらしくなく本編でも全く問題ない作品

作者は、massannさん  タイトルは、早逃げは大事

タイトル通り 12飛、同香、22飛、同銀 と入ったのが大きい。収束は少し流れ気味だけど最初の4手で十分価値がある。

次は、十周年曲詰め 494回フェスより

これは、常連作家のnono_yさんの作品

この作品 持ち駒 銀 歩 でも同様に詰みだが香なのは、最後離して香車を打つと中合いで逃れという落とし穴を用意しているんですかね。

続いてフェス10番 常連のあたまかなさんの作品

これも曲詰めながら最後に変同があって柿木で詰ますと曲詰めにならない

つまり途中図で

意地悪く32王と逃げるためだ。33同王と取って31飛成、32合、34金だとお見事シャンシャンというわけなのだが。

曲詰め極めつけは、本編の

世阿弥さんのこれだ。

ぱっと見 と金だらけなのにどうして38の金だけがと金じゃなないのかと目につく

それは、途中図で判明

ここで48合いは、27金までだし36王と逃げるのも26金以下早詰みなので、48金寄と移動合で受けるしかないが同角と取って、同王、28竜のときに持ち駒が金金桂となるがと金じゃ戦力不足になるためだ。

このあとも下段から打った桂馬が見事に飛び出してきれいな収束図を迎える。素晴らしい。

次に今日(12月9日)のフェスを見たがこれには、曲詰めがなかった。

やってる最中に電話がかかってきて手早く話をして再開しても時間内に終わったので今日のフェスは、やさしい日だ。もっともランクインの人たちは、すごいが。

はやく詰ませる人たちの頭と動作が一度みてみたいものだ。直近の自作を見た場合 ベスト10位までのタイムに私自身が負けているくらいだから。

 

 

 

 


スマホ詰パラ ブックマーク その119

2018-12-07 20:27:46 | 将棋

今週初頭は、異常に暖かかったが(特に本州最南端の串本にいたこともあるが)週末は、寒波がくるようだ。

和歌山県民は、寒さにあり強くないので少し大変だ。

 

スマホ詰パラにいきます。おかげさまで昨日 スマホ詰パラに100問出題達成しました。

まあ創り始めたころに比べては、少しは、ましになってると思うが、将棋世界や詰パラには、最近は全く投稿してないので

スマホ詰パラに 余裕がでたら考えるが、まずはストック切れにならないようにがまず第一だが。

 

それでは、最初はこの作品

この作品は、もう少し発展できそうだ。たとえば

ただこの詰将棋を見たとき最初に思い出したのは、この作品だった。

この形の手本形の作品だろう。

次は、この作品

7手詰めだが、この詰め上がりの感触がとてもいい。

スマホ詰仕様だから49香に48角が自動応答なのでそれがもったいないが7色で7手詰み

評価が3.8くらいいってほしい作品だ。

 

それから詰パラでもご活躍作家のこの作品

この作品の解説は、詳しく書かれているのでなにもいう事はないが素晴らしい作品。

王方85とは、金でもいいはずだが好みなのか

玉方95銀が歩なら不詰み。これは解説を読むとよくわかる。

収束部分を詰将棋にすると15手詰み

ただちょっと変えると別の詰み筋になる。

 

次は、昨日のトリの作品

この人は、過去の作品を見てもただものではない、きっと著名な作家のはず。

この作品 うなってしまう。13手詰みだが素晴らしい。

王方の竜が38竜なら58角の一発だが38竜まで持ってくる手順が秀逸

58角、27王、28金、同竜(16王は、17香で簡単)、49角、36王、48桂、同竜(同桂成は、46金、37王、45金、47王、46馬まで)、38香 と進んでこれで狙いが実現する。

途中図

 

同竜しかないが58角が実現する。全く無駄のない構成に感服!

 

最後にこの作品

まず目につくのは、74銀の存在がなんだろうな?

初手 見えるのは、23飛と12飛成だがスマホ詰パラでは、23飛を指した瞬間不正解と出るのでそれ以降を読む必要がなくなるが

ゆっくり考えると23飛、31王、22銀不成りと進むと結構手が続く。ということは、74銀はこの変化の余詰め消しのようだ。

そこで初手は、12飛成りだが同王に飛車を横に打つのが絶対だが最初 42飛あたりに打つと不正解じゃ52と打つと不正解

そこでちょっと考えた、なるほどそういうことか92しかないのか。つまり92飛に11王の場合ぴったり詰むが82より近いとこの変化が詰まない。

 

以下 23王(または、13王)、22飛成、14王と進むと あとは、きれいな手順で詰む。

面白い作品だった。

 

 

 

 

 

 


スマホ詰パラ ブックマークその118

2018-12-02 16:38:27 | 将棋

1週間経つのは、早い 先週の土日名古屋に行ったがもう次の1週間が経つ。

この調子だと年末まで早いな。もっとも出張だらけになってる12月のスケジュール。

でも年末には、子供たちも集まるので楽しいが1年が早いのも考えものだ。

 

スマホ詰パラ 先週 好作がいくつか目についたのでとりあげます。

まずは、シナトラさんのこの作品

18枚の歩を使った豆腐図式 だがこの作品がすごいのは、途中図からの構想だ。

35のと金がなければ33と右寄、24王、25歩で簡単だがこのと金をどかす前にもう一人敵がいる46のと金だ。 これをまずどかす手順が秀逸

33と左、44王、45歩、同と引、43と左、54王、55歩、同と、53と左、64王、65歩、同と、63と という感じで最初のと金を65まで移動させて同じように

2枚目の玉方のと金を45まで動かして25歩打ちを実現する。しかも歩もぴったり数が足りてる。

評価も4を軽く超えている。久々にいいものを見ました。この作品は、おそらく 今後出る スマホ詰パラ好作選に載るだろう。

 

次にこの作品の序盤がすごい。

ここから数手進んだところが

いま△36桂と合いゴマをしたところだが36歩じゃダメなのかという疑問が生じるが調べてみると割り切れている。

36歩の合い駒だと26金、37王、36金、47王、46金、57王、69桂、66王、56金、76王、77歩、75王、67桂、74王、84と、64王、65金、53王、43香成、同王、44金、52王、53金、61王、62金まで同手数駒余りで割り切れている。

本局は、この局面から3枚の桂馬をパクパク食べるのだがこの桂馬をさらにきれいな収束に結び付けたらすごい名作になるがリヴァロさんでさえ難しいのだから相当難しいのだろう。ちょっと考えたが作意以上の収束にならなかったので載せられません。

 

ここから今週のフェスにいきます。

昨日の492回のフェスは、目についたのはNo.10のあたまかなさん作だが

普段のあたまかなさんのような難解なひねりなくさらっとした手筋作である。フェス用に創ったのでしょう。

初手31飛成(詰将棋ではない手)だと12王で、角、桂3ありながら頭の丸い駒ばかりで詰まない。当然だが

 

さて今日の493回のフェスだが全体的に手ごわくめちゃくちゃ簡単なのは皆無といった感じでいつものフェスじゃないそんな印象。

さすがにクリア時間をみてもクリアした人は、実力者ぞろいだ。

私は、お昼の12時10分くらいに除いたが旗が4本残っていたくらいだから

いくつか取り上げます。

まずは、この作品 作者は、詰将棋ハツタカさん

普段通りのフェスなら 34桂、12王、52竜、同金、23銀までのはずだ。

ところが今日のフェスは、第1問もそう簡単でなかったがこれも

52竜に22角と引く

おいおいいつものフェスじゃないとこの辺で今日のフェスの異変に気がつく(笑)

22桂成、同銀、34角、13王、22竜以下詰みだが 34角に同香の変化もちらっと考えたので時間を取られる。

こんなかんじが続く

つぎは、この作品 作者は、amakoさん

これは、私も以前ツイッターで豊島さんの終盤戦から創った図面とほぼ同じ手順だ。スマホ詰パラだから桂合の正解手を指してくれるからまだいいが

41香車は、風太郎さんに指摘されたもだが。 作者のかたも豊島さんからヒントをえたのか全く別のところから思いついたのか

興味深い。

そこでツイッターの図(風太郎さん指摘図)をもう2手長くしてみた。

 

次は、この作品

つぎはNo.6のv_v_u_uさんのこの作品

初手が手筋の一着だ。筋がいいのでフェスでなくてもいい感じ。2手逆算すれば

これくらいでもフェスで許してくれるかな。

最後は、一応自作を載せさせてもらいます。

個人的にこれは、やさしかったと自負してます。19手詰み

というわけで 493回のフェスは、ものすごく簡単なのがなくみんなそこそこ手ごわいので制限時間も320秒と長いのに時間内に解ける人が少なかったのがうなづける。