昨日は、次女の引越で名古屋に車で行ってきましたが 片道4時間はやはり遠い。 そのことを少し書こうと思ったが名古屋市内でちょっと目を離したすきに駐禁にかかり 警察署を電話で訊いて、ナビに入れて出向かなければならず たった5分とはいえ いい勉強になりました。 そんなわけで将棋ネタにします。
今日は、コンピューター側が1勝をあげ まあいえば歴史的1勝です。
ポナンザVS佐藤慎一4段の一戦は、ポナンザの逆転勝ちでコンピュータの食いついたら逃さないというのを目の当たりにしました。
印象に残った局面をふりかえります。
▲先手 ポナンザ 後手△佐藤慎一4段
この局面は、後手が駒得でさせる局面ですがここからのポナンザの指し方がなかなか巧妙です。局面図の▲8三角もちょっと不思議な手です。
このあと△8二飛とした手が後に王手飛車の筋にはいりどうだったかという手でした。
その後
金を取り合ってポナンザが▲6七銀と補強したところです。 手厚く▲6九金ではなく▲6七銀からここを足場に▲5六桂と手をつなげていったところは参考になります。
おそらく局面図の最終手△7三桂と打ったのが▲6六馬と引かれここからはっきりポナンザに流れが変わりました。△7三桂と打つところでは△7七歩とか△4四銀▲3四歩△5二竜とかそんな方がまだよかあったようにも思えましたが、やはり時間切迫で食いつかれ気味なので正確に指し続けるのは至難の技です。
第1局、第2局を見て共通点があります。 そうです 端の突き込しです。 第1局では、阿部(光)4段が端の突き込しが自玉の安全に大きく影響し この第2局 佐藤(慎)4段も自玉の端を受けていれば全然違いました。(まあ結果論ですが)
というわけで これ以降 端の突き込しが意外と影響するかもしれませんのでその点も気にしながら観戦したいと思います。