バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

バーミキュラの鍋

2011-09-29 21:49:28 | エッセイ,その他(ジャンルなし)

今日は、古座町のほうに仕事に行く途中 たくさんの自衛隊に車両と出会いました。 第七施設・・・ とか中部方面・・・とかそういうのでしたが 串本の橋食い岩の駐車場には、8台くらいまとめて駐車していました。 

あとからTVニュースで知ったのですが、いったん和歌山での不明者捜索やがれき撤去の作業を終えて帰るようでした。ご苦労様です。

 

自宅に帰ってメールチェックをしているとバーミキュラの鍋が完成しました。2~7日以内に発送します。とありました。 あっそういえば 嫁さんに言われて申し込んだのが今年の1月。申し込んだときは1年待ちだったのですが多少早まったようです。 これでおいしい料理を作ってくれれば安い買い物かもしれませんが期待してみましょう。

仕事が早めに終わったので、途中本屋によって NERTON11月号とアスキーPCを購入しました。アスキーPCを購入するのは、初めてでしたが、スマートフォンの選び方が載っていたので、買って見ました。 携帯と比べたら便利ですが データ通信料¥5460が上乗せされるので、ここまで必要になるかが考えてしまいます。

いま アップルのアイフォーンと グーグルのアンドロイドが2強の争いになってますが今後どう展開してか見極めてからでも遅くないなあ自分の場合はと判断しました。 携帯壊れたら また考えるかもしれませんが。

大学からラグビーを始めた長男も今は、4年生。 先日の試合で初めて公式戦のスターティングメンバーに入ったようでしたが、立教大学にノーサイドで負けてました。敗戦のコメントも載っていたので、大連にいる長女にサイトアドレス言うと ”珍し 初めてちゃう ”と感心していました。 ラグビーもいいけどね 進路どうなってるんやろうね。

 


ponanza実戦譜より 問題その1(1問~3問)の回答  そして問題4

2011-09-27 18:59:39 | 将棋

1週間ほど前に 出題したponanza実戦譜からの問題 3問の回答を載せます。

(1)

まず回答から △5六飛です。

実戦は、以下のように進みました。△5六飛▲同歩△3七桂▲2一飛△4九桂成▲3一飛成△5七香まで後手 ponanzaの勝ち(次図)

 

△5六飛が思い切った手。普通は、△7六飛と思います。これでも以下▲6五桂△4一桂▲8三歩という変化で後手がいいと思いますが、桂馬を受けに使うと△3七桂がなくなっている。念のために激指しに問題をかけてみるとやはり△5六飛を第一候補としてきます。

飛車を渡すと▲2一飛があると思うのですがponanzaや激指さん強いですね。

 

(2) 次の問題ですが

この問題ですが、なんとここで△7五金と角の筋に重たく打つ手でした。△7五金です。

ちなみに激指さんも同じ意見です。△8六歩からの継歩もあると思いますが▲同歩△8五歩のときに▲7八金打かなんかで△8六歩に▲8三歩とかがあるようです。

この△7五金からの押し倒しは見事でした。 以下▲6三銀△6五桂▲7八金△7六銀▲3五歩△同歩▲3七桂△8六歩▲同歩△同金・・・まで後手ponanzaの勝ち(次図)

(3)次の問題は、下図でした。

この問題も難しいと思います。 回答は、▲3四歩でした。

えーって思うかも知れません。 本譜は、以下△4七歩成▲3三歩成△5八金▲4二と△5五飛▲4四銀△6九金▲5五銀△6八金▲同王△5七角▲7七王△7九角成▲5二とまで・・先手ponanzaの勝ち(次図)

 

なんと一直線に読みきって終局までいってしまいました。 普通問題図で、▲5三歩とか緩和しながら攻める手を考えそうなものですが、強気の▲3四歩でした。ちなみに▲5三歩は、△4七歩成▲5二角△1四角あたりでしょうか 先手がよいとは思いますがまだまだ粘れそうな局面でもあります。

 

正解が出ましたでしょうか?

 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

今度は、ponanzaの中盤戦の問題を1題 出題します。(たくさん出題すると回答するのもたいへんなので1題づつにします)

問題4です。

いま先手が▲2六銀と出たところです。 ここでponanza(後手番)は、次にどう指したでしょう。個人的には、ちょっと驚きました。

 次の一手(後手の手番)をお考えください。

 

 

 

 


ショウガラゴ

2011-09-25 22:33:10 | エッセイ,その他(ジャンルなし)

今日は、変わったタイトルでしょう。

ググルとこれ サルの一種になります。 この話はあとででてきます。

 

実は、今日は姪の結婚式で夫婦で大阪にいってきました。まあ妹の娘になるんですが、我家は、いつのことになるか気の遠い先の話です。

新婦の手をとって父親がエスコートするときのステップがなかなか難しいらしく。順番があるようだ。

教会での結婚式へ参加するのは初めてでした。 身内だけの結婚式でしたがそれもまたよしです。

結婚式にデジカメを持ってきたのですが、式が始まってから駐車場の車においてきたことに気がつきました。あとの祭りです。携帯ではあまりいい写真が取れないので、後から甥におくってもらうことにしました。

いろいろ話しているうちに新郎の弟さんは、風貌から何をしておるのだろうと思っていると先に誰かが訊いてくれました。 あまり大きな声で言えないのですがお笑いを目指してますとの返事。 トリオでやっていて ショウカラゴというグループということでした。

めがねかけた青年です。 25歳か若いっていいなあそして自分のやりたい事をやっていていいなあと思った次第。 コナミでゲームソフトの開発をしている甥がその場で、スマートホンでyoutube画像をぐぐって、見せてました。それは、やめてと大笑い。

お笑いを目指す若手ってものすごい数いてるんですね。そのなかのホンの一握りが成功するんでしょうけど、それにささげた情熱ってのは、いつまでも残るんでいいなあと思った次第。まあ機会があれば注目したいと思います。

 

その式が終わってから西宮の二女ところによっていろいろ買い物をしましたが、夕方になってららぽーとに一挙に人が増えました。タイガースのはっぴやメガホンをもった観客のようです。でもいまひとつ表情がさえません。携帯で結果を確かめると 巨人4-2阪神 でタイガース負けていました。道理でね。


敦煌、蘭州

2011-09-24 20:52:08 | エッセイ,その他(ジャンルなし)

スカイプをつけていると 長女からチャット割り込みがあり 中国にもゴールデンウィークあるんで 今度の休みに 敦厚と蘭州にいってくるとのこと。

敦煌ってあのシルクロードの分岐点 たしか 大連から何千キロもはなれているはず 

蘭州?

調べてみると黄河が流れているシルクロードの要衝だったらしい これも2000kmくらい離れている。 どこまで飛び回っているのかあきれています。

 

明日は、姪の結婚式に出席で大阪にいきます。簡素な式にするらしいのですが、教会での結婚式にでるのは初めてです。

 

 


藤井9段 連敗

2011-09-23 11:52:13 | 将棋

昨日 将棋順位戦のB級1組で4連敗中の藤井九段を応援してましたが、終盤勝勢とも思える局面から即詰みを逃し 見事に深浦さんにひっくりされてしまいた。

がっくりです。がんばれ藤井九段。理論的な解説や発想では、群を抜いていますので、なるべく第一線で活躍してほしいものです。昨日の対局を少し振り返ってみたいと思います。

先手が▲深浦9段 VS △藤井9段です。

まずは、藤井9段の十八番の角換わり振り飛車です。

最近の傾向としては、△7二金とあがって穴熊を目指す指し方が多いように思います。このあと 穴熊に囲い 金を引いたり手損は、気にしていません。

銀も5五に出て行ったあと歩を突かせてまたまた△3三銀と引き戻し争点を作って歩の交換を目指したのが次図です。

一歩もつといろいろ手が作れるようになってきますが、ここから一気に決戦になります。

以下▲2九飛△4五歩▲同桂△4六歩(次図)

△4六歩が狙いの一手 お互いの急所です。

以下▲3三桂成△4七歩成▲2二成桂△5八と(次図)

この展開は、歩切れながら5八のと金が大きく後手がさせる展開です。 ここから多くの応援を受けながらも優勢を持続し、勝勢局面になったのが次図です。

後手の△8八銀の王手に対して 先手が▲6七王と桂馬をとりながら逃げたところです。

この局面 銀と歩があれば簡単に詰みます。(△6六歩から△5七銀で)

それがわかれば比較的簡単に詰むのですが、(13手詰み) 簡単ですので考えてみてください。

 

秒読みに追われた藤井先生 ここで△6六歩▲同王△6五歩▲5五王△4六角成▲4四王△4二金(次図)と縛りますが。

自玉がぴったり詰んでしまいました。

以下▲7二馬△同香▲9一銀△7三王▲6三金△8四王▲8五金(次図) まで先手 深浦9段の勝ち

藤井九段呆然。2ch等の応援団も呆然。 今日こそ 初勝利と思っていたのに。

開始日時:2011/09/22(木) 10:00:00
先手:深浦康市
後手:藤井 猛
棋戦:
戦型:
手合割:平手

▲2六歩  △3四歩  ▲7六歩  △4二飛  ▲6八玉  △8八角成 
▲同 銀  △6二玉  ▲7八玉  △7二玉  ▲4八銀  △2二銀  
▲9六歩  △8二玉  ▲9五歩  △3三銀  ▲2五歩  △7二金  
▲3六歩  △2二飛  ▲4六歩  △9二香  ▲4七銀  △9一玉  
▲7七銀  △8二銀  ▲8八玉  △4四銀  ▲7八金  △7四歩  
▲1六歩  △7一金  ▲5八金  △5五銀  ▲5六歩  △4四銀  
▲4五歩  △3三銀  ▲6六歩  △5二金  ▲3七桂  △4四歩  
▲2九飛  △4五歩  ▲同 桂  △4六歩  ▲3三桂成 △4七歩成 
▲2二成桂 △5八と  ▲4一飛  △6二金寄 ▲1一成桂 △7二金寄 
▲5九香  △6九銀  ▲5八香  △同銀不成 ▲6八銀打 △4七角  
▲2八飛  △3六角成 ▲3七歩  △4七馬  ▲2一成桂 △4六歩  
▲3九桂  △5七金  ▲4七桂  △同歩成  ▲5五角  △6四桂  
▲7九銀  △7五歩  ▲6五歩  △5六金  ▲6四歩  △5五金  
▲6三歩成 △同 金  ▲6四歩  △同 金  ▲7三桂  △4五角  
▲5六歩  △7六歩  ▲同 銀  △6六金  ▲7二歩  △同 角  
▲7一飛成 △同 銀  ▲8一桂成 △同 角  ▲7三角  △8二桂  
▲6四角成 △7六金  ▲7三桂  △7二銀打 ▲5三馬  △7七歩  
▲7一馬  △7八歩成 ▲同 銀  △7三銀  ▲8一馬  △同 玉  
▲5四角  △7二歩  ▲6三金  △6二金  ▲6四歩  △7一香  
▲6一銀  △6七桂  ▲7六角  △7九角  ▲7七玉  △6一金  
▲4三角成 △7四桂  ▲6五金  △5二歩  ▲7三金  △同 歩  
▲5四馬  △7二金  ▲7四金  △同 歩  ▲7三桂  △8二玉  
▲5八飛  △7五飛  ▲7六銀  △8八銀  ▲6七玉  △6六歩  
▲同 玉  △6五歩  ▲5五玉  △4六角成 ▲4四玉  △4二金  
▲7二馬  △同 香  ▲9一銀  △7三玉  ▲6三金  △8四玉  
▲8五金  
 まで、151手で先手勝ち

残念! 

自らを鰻屋(うなぎ屋は、うなぎしか出さない)といい いつも同じパターンで対戦する藤井九段。今後是非巻き返しを期待しています。

 

 

 

 


再び台風接近 15号

2011-09-20 09:07:40 | エッセイ,その他(ジャンルなし)

紀伊半島の復旧がままならないうちに 次の台風が接近しています。台風15号です。

明日の21日くらいが再接近のようです。

気象庁の予想進路は、

 

 

アメリカ海軍気象レーダー(時間が日本時間ではありませんが)では、

いずれにしても紀伊半島に少なからず影響がありそうです。

 

田辺市の熊野(いや)地区は、 熊野と書いていやと呼ぶのを 全国的に名前を知られましたが災害で知られたので喜べません。この地区は、カモシカ高原があり夏には、キャンプでにぎわうところです。

ここの地区には、現在は、TV受信は、光システムのCATVになっていますが、それ以前のCATVシステムの保守を担当していまして、何度も足を運んでいます。2年前に旧施設の撤去を行った際は、10日ほど連続で通いました。ですから結構 よく知っているので、今回の災害は特に気になります。

なお 先ほど土砂ダムが満水になったとの報道があり今後の推移を注視したいところです。

ライブ映像は、ここ からみることができます。 なにもおこならいことを祈ります。

 


ponanza実戦譜より 問題集 その1

2011-09-20 07:58:56 | 将棋

ponanza102番勝負の紹介もひととおり終わったので、振り返って印象に残った手とかを問題形式にして、非定期的に何回か紹介したいと思います。いずれも有段者向けの問題になると思いますので、一度考えて見てください。 回答は、次の問題を出すときに行う予定です。

(1)終盤戦の問題です。ponanzaが後手番で、後手の手番です。

いま▲6七歩と飛車取りに打ったところです。 さてこのponanzaは、選択は?

飛車を交換すると▲2一飛が見えるところなので、次の一手は、重要です。

後手ponanza 次の一手は

 

(2) 中盤戦の問題です。

   後手番がponanzaで、後手の手番です。 いま先手が▲7七同金と銀をとったところです。先手の馬も強力でここからの攻め方は、センスを問われます。

  後手番 ponanza 次の一手は

 

(3) 終盤戦の問題です。 先手番がponanzaです。

   いま後手が、△4六歩と手筋の歩を突いてきたところです。これに対してどうするかです。9筋で相手の馬を取ったので端に銀がいて通常とは、違う感じですが。

   先手番ponanza 次の一手は?

 

 


赤旗東日本チャリティ囲碁将棋大会 (和歌山大会)

2011-09-18 20:37:12 | 将棋

毎年恒例の赤旗将棋大会は、東日本大震災のため今年は、全国大会は実施しないため、県内だけでチャリティの将棋大会が実施されました。

最初は、どうしようか迷ったのですが、一部が寄付されるということで参加することになりました。A級は、9人と少ない人数でした。予選4人ブロックが2つと 昨年度の優勝者 中野さん(予選シード) の9人です。 

予選は、1勝通過でしたが、初戦 新鋭の秋山くんに負けてしまいました。その将棋を少しご紹介します。最近は、新鋭に勝ち星を提供することが多くなりました。わかるだけでも 太田君、野口君、山本尚くん、今日の秋山くん 。うん? あっそうか実力か(笑)

下図は、秋山君との戦いで、先手、後手を入れ替えて表示しています。

先手▲が私(実際は、後手) 後手△が秋山君(実際は先手)です。

 

藤井さんが好む角換わり振り飛車を採用しました。 この角換わり振り飛車は、ブログでいずれ研究発表しようとネタを集めています。

 

直前の▲7七桂が悪手。 後手が凝り形になっていてここでは作戦勝ちと思いましたが、▲7七桂で台無しにしてしまいました。

以下△6五桂▲同桂△同歩▲同銀△7七角▲8九飛△5五角成▲5六銀△4六馬▲4七金△2四馬(次図)

馬を作らせてしまいましたが、まだ後手の銀等が立ち遅れているので、悪くない形勢と思います。

以下▲4六角△3五歩▲3六歩△3四銀▲2六桂△2五銀▲3五歩△1五歩▲5五角△3三歩▲3四歩△4四桂▲4五歩(次図)

と激戦が続きましたが、終盤で一手ばったりという大悪手を指し、いっきに負けてしまいました。

 

その次の第二戦は、対戦相手のお名前を忘れてしまいましたが大苦戦ながらもなんとかごまかして予選を通過。

決勝トーナメントの1回戦は、元学生名人の構井さんとの戦いです。 シャープでバランスよい構井さんの将棋が、和歌山県勢のペースにすっかりはまって少し不調気味とは、仲間内の話(笑)。おそらく 古久保くんとかの将棋と対戦していると大局観までがおかしくなってしまいます。(笑)(古久保君ごめんな 中野さんも結構貢献してると思うし 笑) 

先手番だったので、迷わず居飛車にしました。最近は、先手居飛車、後手振り飛車というパターンが多くなっています。

先手▲私 後手△構井さんです。いま▲2四歩と仕掛けたところです。

 

以下△2四同歩▲5五歩△同銀▲2四角△4四角▲5七角△2七歩▲同飛△2六歩▲2八飛△6五歩▲6八飛(次図)

まあここまでは、お互い読み筋と思います。ここでどうくるのかわかりませんでした。△2二飛、△2七歩成、△6四銀 とかいろいろ考えれるところでしたが

本譜は、いっきにきました。

以下△6六歩▲同金△同銀▲同角△同角▲同飛△5五角(次図)

 

ここもほぼお互い読み筋だと思います。以下▲6四歩△6六角▲6三歩成△同銀▲4一角(次図)

ここもお互い読み筋があっています。 以下△6二飛▲6四歩△5二銀▲同角成△同金▲6三銀△同金▲同歩成△同飛▲5二銀△6五飛▲6三金(次図)

問題は、この局面がどちらがいいかです。非常に難しい終盤戦だとおもいます。 本譜は、以下△8三銀▲6四金打△同飛▲同金△6二歩▲6一飛と進みましたがなんとか辛勝しました。最後は、指運でした。

 

準決勝は、新田さんとの戦いです。新田さんとは、今年の竜王戦の代表ですし全国大会で予選通過もしてるので優勝候補です。

先手番でしたが、珍しく相手を考え 初手▲5六歩からの中飛車を採用。 序盤で、角を換え 筋違い角を打って趣向をこらしました。局面図は中盤戦です。

穴熊が遠いので、少し悲観的にみてましたが、新田さんもそんなによくないと思っていたとのこと。

以下△7七歩成▲同銀△5八歩▲同飛△6九角▲5三歩成△6五銀▲5二と△5八角成▲同金△5二飛▲5九歩(次図)

この底歩の感触がよくなく悪いと思っていましたが、難しい形勢のようです。▲5七歩と打ちたいところですが、△5六歩の合わせがあるので、しかたありません。

以下△5七歩▲4八金△6九飛▲4九金△5八歩成▲同歩△5七歩▲同歩△9九飛成▲6三角成△5七飛成▲5八歩△5一竜▲7九歩△5四銀▲6四馬△7三香(次図)

この局面になってあれっ そんなに悪くないじゃないですかと思った次第。 ただ時間を使いすぎていましたので、ほぼ1~2分しか残ってなくすぐに30秒の秒読みになりました。新田さんは、15分以上残していたのでその点でも 悪かった次第。

この局面 局後 構井さんからの意見で、▲8八銀△8九竜▲9九金で先手がいいのと違う? という。えーと思いみんなで突っつきましたが先手良しの変化ばかり。うーんでもこれはわかっていても打てないなあ(笑)

本譜は、▲8六角△8五歩▲3一馬△同銀▲同角成△同竜▲5三銀△7七香成▲4二金△6一竜▲3二金打△5五角▲3一金左(次図)と肉薄しましたが足りませんでした。

どうも形勢を悲観していたのが敗因と序、中盤で時間を使いすぎました。赤旗は、25分の持ち時間と豊富なのでつい考えてしまいます。

 

なお決勝戦は、トーナメントで、川原さん、寺角くんに勝った中野さんと新田さんの戦いで、中野さんが激戦を制しました。棋譜を取られていたようなのでそのうち青棋会のHPに載ると思います。(早速掲示板にUPされていました)

なお3位決定戦は、寺角くんとでしたが、お互いもう気合がはいらないからやめようお互い棄権。 それじゃ困るというので じゃんけんで決めました、じゃんけんで勝って 図書券¥1000を商品をもらって帰りました。まあ将棋に堪能できました。それにしても人の将棋は、見えるのに自分の将棋となるとだめですね。

本日は、伊達さんが世話役に回られていましてたいへんご苦労さまでした。 誰か代わりをやってくれて本人自身に是非参加してもらいたかったですね。

 

 

 

 

 


3D天体観測シュミレーター mitaka

2011-09-16 18:12:11 | PCの話

PC雑誌をぱらぱらと見ていて、国立天文台が開発した3D天体観測シュミレーターがあるのを知りました。

mitaka というソフトです。ダウンロードは、ここからできます。 ダウンロードしたのを解凍するとフォルダが現れ、mitaka.exeをクリックするだけで実行されます。インストールは、必要ありません。

また 使用方法もりっぱなPDFファイルがついているのでじっくり楽しめると思います。こういうのがフリーソフトというのは、非常にありがたいですね。

 

ここのところ雑誌のNEWTONで宇宙を特集していましたが、太陽系をはなれて宇宙の果てまでの見に行けます。 われわれ太陽系は、銀河系のなかでも中央からはなれたいちにあるのもよくわかると思います。

 

また雨が降り始めましたが、先日 大きな被害がでた紀伊半島 これ以上災害が拡大しないとこを願います。


ponanza 102番勝負 最終局 第102局 ゴキゲン中飛車 ▲5八金右超急戦

2011-09-15 07:51:59 | 将棋

ponanza102番勝負も ついに最終局を迎えました。 一応これで一区切りです。

さて最終局は、前局と同じgさんの挑戦を受けました。 ゴキゲン中飛車に▲5八金右からの超急戦という興味深い戦形となりました。 第54戦目でもこの戦形になり大接戦を演じましたが、本局も最終局にたがわず大熱戦となりました。

先手▲ponanza 後手△gさん(レーティング 2841)です。

(A) 定跡どおりですね。ここで▲1一竜や▲7五角とかいろいろあるのですね。

(B) 定跡がどんどん進んでいくので、ponanzaにどういう定跡が組み込まれていて、どれを選択するかですね。

以下▲1一竜△9九馬▲6六香△5四銀▲2三角(次図)

 

(A) ▲6六香では、▲3三角も最近多いですよね。

(B) そうですね。▲2三角は、前回の54戦目では、▲2二歩でした。

以下△3二金▲同角成△同飛▲2三金△5二飛▲3一竜△5一香(次図)

 

(A) △5一香は、味のよさそうな手ですね。

(B) 形勢は、難しいですね。2三の金がうまく働けば先手に形勢が傾くでしょうし。

以下▲4一銀△5三飛▲4二竜△5二歩▲3三金△5五銀▲同歩△同飛▲4三金△7二王▲5三歩(次図)

 

(A) 先手の▲5二歩成、▲6一とがくるまで後手の早い手があるかどうかですね。

(B) 次の一手がポイントですね。

以下△7七桂▲同桂△同馬▲6八銀△2四角(次図)

 

(A) 馬取りにかまわず△2四角 すごいですね。

(B) この手は、好手に思います。竜を消せばぐっと先手のスピードは、落ちますので。

以下▲7七銀△4二角▲同金△5七桂(次図)

 

(A) △5七桂は、詰めろですね。大接戦になってきました。

(B) ここではどちらがいいのかよくわかりません。

以下▲7九金△4九飛▲6八王△3九飛成▲4六角△5六飛▲6三香成△8二王▲5二歩成△6九銀(次図)

(A) ▲6三香成は、取ると王手飛車なので逃げるしかないのか

(B) △6九銀とからまれて次の一手が大事そうです。

以下▲6一と△4六飛▲5一金(次図)

 

(A) 単に▲6一とでしたがこれでいいんですか?

(B) ここでは、▲7三成香△同桂▲7四桂△9二王▲6一とならこれが詰めよで先手が勝っていたと思うのですが

   どうやら形勢混沌としてきました。

以下△5八銀成▲7八王△4七飛成▲7二成香△9二王▲8四桂△同歩▲6五角(次図)

 

(A) 王手飛車ですが、

(B) ここでは、後手が優勢になっています珍しくponanza先生終盤で間違えたようです。

以下△7四角▲8二金△同銀▲4七角△同角成▲8二成香△同王▲4二飛(次図)

 

(A) 今度は、王手馬取りですが

(B) ここでは、後手勝勢です。

以下△5二歩▲4九歩△同竜▲5九香△同竜▲5二飛成△8三王▲8九王△7九竜▲同王△6八成銀▲同王△6九桂成▲7八王△7九金▲8八王△8九金打▲9八王△9九金打(次図) まで後手 gさんの勝ち

 

(A) すごい投了図の形ですね。

(B) この将棋 中終盤でponanza先生が間違えたのが非常に珍しいですね。それにしても大熱戦でした。

ponanza最終局を破れて9敗目 トータルで、93勝9敗で終わりました。

ponanzaの苦手な戦形が角換わり振り飛車であるような気がしましたが、定跡が追加されればこの辺は、克服されるとおもいますし、 入玉形において自分が入る時の判断や相手が入りそうなときの攻め方あたりがちょっと気になったくらいで、特に振り飛車相手の銀冠で対抗する形は、安定していました。

そのうちに ponanzaの指し手で、特に印象に残ったところとかをピックアップしてみたいと考えています。

長いあいだどうもありがとございました。