バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

スマホ詰パラ 残念図(創作あきらめ図)

2016-12-31 14:50:05 | 将棋

今日は、大みそか、いろんなことがあった1年。

将棋界では、やはりあのスマホ事件がダントツにおおきな事件。

各方面でいろんな意見が飛び交っているがそのとこについて、個人的な意見を書かせてもらうと。

今回の一件は、やはりこのままではよくない。

狭い将棋村での出来事だが、一般社会とはかけ離れた結論と処分。

もし証拠が出てこなかった場合 取り返しのつかないことになると以前に書かせてもらったことがあったが

取り返しのつかない処分(3か月の減給)がこれでは、甘すぎると思う。

谷川会長のお兄さんが声をあげているがもっともな意見だと思う。

理事全員退任で総入れ替えが必要。まあこの一件の引き金になったW竜王にもそれなりの処分(ペナルティ)が必要なのだと思う。

これは、将棋村での出来事なので将棋村の棋士たちが立ち上がらなければ、ファンにそっぽ向かれると思う。

今思うと 羽生さんは、さすがに疑わしきは罰せずというまっとうな意見を言っていたなあ。

この一件 このまま時間が経てば薄れていくと思うのであれば 将棋界は、自浄作用がなくなりあきらかに衰退の方へむかうのではないかとさえ思える。

この件に関しては、いろんな意見があると思うがあくまで個人的な意見なのでこれ以上は、記載しません。

 

それでは、今年も1年お世話になったスマホ詰パラについて

今日は、12時ちょうどくらいにフェステボにチャレンジする機会があったが問題が難しすぎた。

最初順位で15/15だった、えっ最下位なんかいな。最初にチャレンジする人たちは、さすがにすごいね。まあいつも全体では、真ん中より上位なんですけどね。 

最近VER5.0にバージョンアップしてタグがつけれるようになったがそのなかでも 十九枚目の歩さんが提案した作者のいちおし というタグが気に入ってる。

個人的には、そこに出すには力不足だが個人的に現状一番気に入ってる作品を選んだ。今後変更することはあるかもしれないが。 スマホ詰パラ○○人一局集なんて発想は素晴らしいね。この作品

最近の作品でちょっと感心したのが

こんなのが詰むんですね。途中で何回か無仕掛けになるがそこでわかったことは

結局 収束部分のこの図も詰むということですね。あたまかなさんが選んでいる作者のいちおし(No.6311)も同様に無仕掛けのすごい作品だ。

と思ったら十九枚目の歩さんから指摘で上図は、余詰みあり 修正案は、61金を追加した下図とのこと

(コメント欄を参照にしてください)気がつきませんでした。

 

スマホ詰パラに出そうと創りかけで余詰めと変同に悩まされた作図があるのでご紹介します。(つまりあきらめたわけです(笑い))

 

まずは、この図 あえて素材とします。うまく創りかえた人は自作品にどうぞ

25香、24銀、同香、同角、23歩、12王、21銀、同王、33桂、同角、32銀、12王、22歩成、同王、31馬、12王、24桂、同角、21馬、13王、25桂・・・・まで21手詰み

ただし19手目 21銀不成でも詰む余詰みがなかなか消せない。 銀の限定合いと33桂馬~24桂と角を翻弄するのが狙いだったのですがこの3つを成立させようとしましたが

残念。マニアには可能かもしれませんが。ご自由にお使いください。

追記:

上図三輪さんの力技で3つの手順を成立させてしまいました。これは、大変参考になりました。

さすがというべき。こういう力技でも成立させるのは難しいと思ったのですが先生にかかればなるほどです。

 

 

次の図は、これ

22金、同王、21桂成、同王、11歩成、同王、22角、同王、31角、21王、22歩、11王、12歩、同王、13桂成、同王、21歩成、23王、22角成・・・まで19手詰み

これは、10手目 21王で11王と逃げても同様の手順で詰むのでこの変同は、なかなか消しずらくあきらめの図。素材がいまいちなのでまあ直せる方は使ってくださいともいいずらいかな(笑)

スマホ詰パラの管理人さん 一年お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

 


スマホ詰パラ ブックマーク その61

2016-12-25 11:11:58 | 将棋

今日は、クリスマス。 天気も小春日和だ。

昨日年賀状も書き終えた。 将棋仲間には、詰将棋を掲載。なかなか趣向作は得意じゃないのですっきりした9手詰めを掲載。

もうすぐ年末だが、家族が集まりにぎやかだしいい時だねえ。

 

スマホ詰パラの方はというと 採用待ち 9作(そのうち 1作はフェス作) とまあ私の場合の普通のポジション。

ただ これとは別に2作ほど 終盤での余詰みと これまた終盤での変同作の仕上げがなかなかうまくいかないのがある。

結構自分らしい作品なので、完成させたいがあきらめた時点で、ここに掲載して先生方の見解を見てもらうことにしよう。

 

最近のスマホ詰パラより

すこしひさびさの作者のこの作品より 作者の名前がユニークだったこともあり結構注目している作者。

55角、23王、14銀、22角成と進む。 14銀と決めてから角を取るのが急所(まあ実戦的ではあるのだが)

そこでこの逆に抑えを決めないので取るのを考えた。

44角、34王、35金、23王、22角成、同王、 以下 自力で詰ましてみてください。なかなか実戦的な手順かな?

と思ったら6手目 同金で変化同手数 どうやらこのままではだめですね。

 

次は、この作品

これは、非常にやさしい問題。フェステボにでてもだれも文句を言わないだろう。LV 7となってるがもうちょっとやさしいかも

そこで少しだけひねってみた。

これで レベル 7くらいだろうか? フェスでも怒らないって? そうかもね。

 

最後は、大御所のこの作品

作者のブログに出ていたのでご存じのかたも多いはず。 これは、将棋無双1番の改良版ですがよくこんなのが成立するものだと感心。

ちなみに無双1番を掲載すると

作意は、42桂成、同金、33金!、同金、44銀、同金、33竜、同王、45桂、同金、34金・・までという妙手説をとっているが

実際は、4手目52王で、相当手数がかかる変長(駒余り)詰ませ方も幾通りかある。 柿木にかけると余詰め作と判断される。

そこでこの変化をさっぱりなくし 妙手部分だけを成立させたのがNo.8611なのです。さすがですね。口は少し悪いが腕はピカ一(笑)。

 

さて 年末まであと1週間ないし 今年中にもう一作自作が掲載されるのは、間隔からいって微妙かちょっと厳しいかな?

 

 

 


スマホ詰パラ ブックマーク その60

2016-12-07 17:21:58 | 将棋

今週は、ずっと出張中でビジネスホテルに滞在しているが、ちょっとネット環境が遅いようで対局をするには接続きれの可能性もあるので詰将棋環境ともいえる。まあ読書と両方であるが。

スマホ詰パラ ここのところ 常連作家が同じようなメンバー登場という感じもするようだ。新人作家も挟んでの登場なので確定的ではないが。

最近の作品からいくつか取り上げます。

当ブログで一番取り上げているの作家のさざんがさん グループ登場でごいっしょしたい作家でもある。

初手がほとんど決め手の作品だが後味がいい。ちょうど週刊誌レベルのような感じで清涼剤といえようか。9手詰み

次は、スマホ詰パラでは、掲示板やツイッターでも大活躍、解説に個性的なみつかづさんのこの作品

3手目が味な手で、飛車角4枚の配置が絶妙。難解ではないのでスマホ詰パラをやらない方でもチャレンジあれ。11手詰み

次は、新人さんの作品を取り上げます。

 

 

手は、限られているので難しくないが、駒取りと清算がちょっとだけ印象が悪いのでそれをなくして22飛の狙いを実現すればよくなるかも。

例えば、こんな感じ(参考図)駒取り清算がないが、51桂と62歩の配置が気になりこの辺をもうちょっとスマートにまとめられたら少しはよくなる。9手詰み

最後にこの作品、一目詰むのかよと思った。

コメントでどうやったらこういう作品ができるのだろうと書いたら 金銀を適宜ならべ柿木に尋ね面白い順が現れたら根性で余詰みを消す(笑) というコメントがかえってきた。

すごい根性だ! この作品  37手詰めの大作なのでここではこれ以上書きませんが詳しい解説が作者自身の解説でよくわかるのでそちらをご参考に。

12金、同王、15飛、14銀、24桂、23王、34銀、同王、44飛、23王、33金打、同金、同金、同王、34金、22王、12桂成、同王、14飛、13歩、23金、同王、24飛右、33王、34飛右22王、23銀、同王、33飛成、12王、32飛成、22角、23竜寄、11王、31竜、同角、12銀・・・31手詰

この作品の収束部を使って軽いのを創ってみました。(アレンジ図)15手詰み

NO.8516(nono_y作)の姉妹作があるのは、知ってましたが、本誌を購読していないのでどういう作品か知りませんでしたが、作者からコメントいただきましたので掲載させていただきます。

 こちらは、31手詰とのこと。中合いの銀をすぐにとったり全く違う収束。いいですねえ。

 

 


スマホ詰パラブックマーク その59

2016-12-04 10:11:24 | 将棋

今年もあと1か月をきった。なんか1年1年が早いですね。

ブログ更新もたまにしないとなんかあったんとちゃうと言われそうなので、この辺で。 

将棋界も三浦問題の決着をどうつけるかで理事もいい年を越せないかも。

 

スマホ詰パラにうつりますが、先日 1日に10問新作という大サービスがあった。どういう風の吹き回しなんでしょうね みんなとしてはうれしいですが(笑)

スマホ詰パラのストックもサロンダメそうなのを1題 こっちへ呼び戻したので 送信中3、採用待ち7(うち1問フェステボ用)とまあまあのちょうどいいくらいの状態。

 

それではスマホ詰パラのごく最近の比較的簡単な作品を取り上げてみます。

ひとめじゃま駒いっぱいという感じで、すこし便秘になった気分(笑)。 同じ筋でアレンジしてみました。

ちょっと途中駒取が入るのでよくなってるかどうかは不明。悪くなってるって? そうかもしれないです。

次は、これ

この作者は、フェスでもときどき見かける気がする。82歩は、不要と思うがいい感じの作品。ホッとする。

2手追加してみました。まあこんなものでどうでしょう。

(追加)---

kisyさんからさらにこれのアレンジ図が送られてきたので掲載します。

4段目に桂馬の捨てごまを3回するんですが、3回目が小気味いいですね。

----

 

 

次は、これ

簡素形で、いい感じだが。32とはなくても詰むのでまぎれようかな? 

これも2手追加して

一見詰まない感じだが23銀~34角の筋で見事に捕まるんですねこの形は。

 

最後にこの作品、非常に筋のいい作品。作者の過去の2作も見直したがやはり筋がいい。

これは、穴熊倒れで4手追加して

良くなってるかどうかは、わかりませんけど、まあこんなところか。

いろいろ取り上げたいがこういう記事を書いているといろんな筋が見えて創作のアイデアになるので、やはり時にはかかないといけないのかなあ。

また明日から 5日間泊り出張である。まあ海南市なので、そこで読書と創作かな。

読書で気になってるのは、前作から2年以上経つ ビブリア古書堂の事件手帖 7巻。 来年2月に発売予定だそうですが、ちょっと間空きすぎ、待たせ過ぎて。同様の作品で後から出てきたタレーランの事件簿 なんかはどんどんでてるのにと思ってしまう。