バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

毎日新聞の詰将棋 勝浦9段作

2016-03-28 19:46:12 | 将棋

昨日は、地元大荒れの天気だったらしく 大阪に出ていたのでよく知らなかったのだが落雷が相次ぎ、テレビや電話が故障したばかりでなく 部分的にひょうが降り地元の名産の梅に大きな被害がでているのが少し心配です。

昨日 amazonから届いた 最強アマの即戦力戦法(中川慧吾 著)を読んでいると実際の指し手以上に アマの全国クラスがどのくらいの研究をもって臨んでいるかとかがよくわかり参考になった。いくつかの得意戦法は必須でその研究の深さが問われるところである。地元出身にも木村秀利くんがいるが彼は、いくつかの得意戦法があり角換わりでも非常に得意形を持っているのが観戦していてよくわかる。

 

今日からスマホ詰パラのメンテナンスが終わり 新題も掲載されてまた普通に戻りましたね。よかったです。

 

今朝の朝刊は、勝浦さんの詰将棋が載る日でした。

朝食をとりながら考える(体によくないのかもしれないが)、今日の作品は、まさに手筋なので1分~2分くらいで詰んだので、朝食がうまい。11手詰。

なんで52銀がいるとかいえば余詰み消しなのだが

勝浦先生の作 もう一枚減らそうと思えば下図のようになるがまあどちらだいいかはわからない。

これを考えているとき いも筋が浮かんだので作図した。

これは、きれいな詰将棋でないが筋にいい人には詰ましにくいかと思う。13手詰

 


スマホ詰めパラ ブックマーク その40 新着のない日々

2016-03-24 19:24:29 | 将棋

明日、急に長女、二女が偶然にも帰省すことになった、友達の結婚式らしい。気分がいいのでブログを書くことにした。

スマホ詰めパラ(スマホ詰パラ)の新着を解くのが日課だったが、どうやらサーバーがダウンしたみたいなようで、新着がないという本当に珍しい日々が続いている。管理人さんもたいへんだからたまには、休みも欲しいだろうからちょうどいいのかも

バックアップサーバで動いているようで、コメント類がすべて消えている。初掲載でコメントを楽しみにしてる出題者のひとももう少しの辛抱ですね。まあでもきついコメントがいっぱいくるとめげちゃいますけどね(笑)

前回の新作からいくつか取り上げます

No.7237 白石直人さんの作品

きれいな5手詰。飛車を動かしている間に詰むが解後感は、いい。

もうちょっと飛車を動かして詰ます用にアレンジしてみた。

25飛、同王、24飛、35王、25飛、44王、45飛、33王、32角成、34王、33馬、同王、43飛成・・・まで13手

 

No.7238 hamuponさんの作品(図面省略)じは、女性の方で初掲載ということで取り上げようと思ったが

なかなか取り扱いにくい作品だったので、今回は、省略させてもらいます。初作品にしては、なかなか詰ましにくく、狙いがよくわからなかった。 恥ずかしながら正直めちゃくちゃ時間がかかった。161秒とんでもない時間だなあ。 〇輪さんはとみると61秒。先生でもこれくらいかかってるのか筋が見えへんのでしょうね。

この作者 〇輪さんあたりのアドバイスがあればのびるでしょうね。あの先生 女の人には優しいからね多分(笑)

 

No.7239 これは、よくわからなかった。えーなんでと思ったが歩しか残ってないやんと気がついて納得。コメントが見えない現状 どんなコメントがあるのか楽しみではある。(図面省略)

 

No.7240 これは、形は、いいがちょっと素直過ぎるかなと感じた作品。飛車の不成が狙いだがもうひとひねりがあればもっと良くなるはず。(図面省略)

No.7241 有吉敏弘さんの作品

この人は、初掲載だが著名な作家

これは素晴らしい作品。緩みなく収束もばっちり。

難解な作品なので収束部分をちょっと取り出し作図してみました。収束部分のエッセンスですね。

これならやる気おこる?

 

 

 

 


NHK杯トーナメント決勝

2016-03-22 11:53:59 | 将棋

昨日の棋王戦も迫力満点、感心しきりの終盤戦だった。渡辺棋王の終盤の怪しげな▲77桂に感心したがそのあとの△85金を逃したのは、天彦さんらしくなかったかな。(第1感で見える手だから) まあでも渡辺棋王とほぼ互角に渡り合った内容だったので、今度の名人戦は面白くなりそうだ。

日曜日のNHK杯の決勝は、録画予約していたのを再生して視聴した。

棋譜は、http://kifdatabase.no-ip.org/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=86514

千田さんは、関西出身なので応援するところだが 今回は、B2組に降級した村山7段を若干応援していた。王将戦でもB1組に降級した郷田さんが防衛とうまく神様は、バランスをとっているのである。 あとは、久保さんになんか褒美がほしいな。

 

NHK杯戦決勝 どちらが勝っても初優勝だし名前が残る大一番、大熱戦だった。確かに事前のインタビュー通り勢いよく村山さんが攻め込んだ。

気になった局面を少し振り返ります。

先手▲村山7段 後手△千田5段

ここでこういう時は、▲67金と逃げるのか▲68金右と寄るのか注目したがあっさり▲68金右だった。あとのあたりは強くなるが、▲67金右だと△86歩▲同歩△87歩の崩しで先手で飛車を打たれるからだろうな。

そして数手進んだ次の局面

佐藤康光9段の解説では、微妙だが若干先手持ちのような雰囲気だったが実際は、後手が少しリードしていたようだ。

解説で、次に△68とが来れば詰めろだからという解説がありましたのでその辺を少し取り上げます。

すなわちここから▲81馬△68と▲63馬と取って先手玉に詰みがなければ明快の勝ちだが見事に詰む。(変化図)

見やすくするために詰将棋風に局面を創るが、大した手はでないので(わかりやすくした図)さっと読み切ってください。

その後 千田5段に受けすぎの手(△54銀打ちでは、△54銀の方がよかったか?)があり下図は、はっきり先手勝ちの局面

実戦は、ここで▲63飛成と取り再び混戦だが明快な勝ちがあります。

そうです後手玉に即詰みがあります。チャレンジあれ

ともあれ 村山7段 来期は是非B1組に復帰しA級を目指してください。B2組には、下から上がってきた 中村太一6段や斎藤慎太郎6段、菅井6段ら若手強豪、それとベテラン藤井9段らがいますが、実力をはっきりすれば一期で復帰でしょう。藤井さんにもいい加減上がってきてもらいたいんですけどね。

 


第二回 宮本広志杯

2016-03-21 09:16:02 | 将棋

昨日 上富田町で、第二回の宮本広志杯将棋大会があったので、参加してきました。

書籍を2冊持っていったので、ちょっと無理をいい サインをもらってきました。五段 宮本広志 と書くのはまだそんなにたくさんないとのこと。(今期 C2組を9勝1敗で昇級)

スマホ詰めパラはやってるんですかというと詰めパラの方は、解くけどやってないとのことで、是非機会があったらやってみてくださいと言っておきました。

数少ない和歌山県出身の棋士なので応援していきたいと思ってます。

 

A級は、20人程度の参加でしたが優勝は、ついに小学生6年生(卒業前)の楠本君が優勝しました。準優勝ばかりでしたがついに勝ち取りました。

ちびっこパワーが吹き荒れました。

自身はというと予選は、2連勝で抜けましたがトーナメントに入って、準優勝者の伊達さんに負けました。

負け方がちょっとひどいというか序盤で飛車の捕獲をうっかりするという大ミス。あとは、苦しい時間ばかり。形を作って投了(最近は、この形を作るという行為は、あまり見られなくなった、プロにおいてもしかりである)

悔しい投了図のみ 先手▲私 後手△伊達さん (△29飛成まで)

最後は、粘るなら▲39銀打だろうけどすっかり嫌気がさしていたので、投了しました。念のためこの図面をソフトにかけてみると最善手は、▲39銀打ながら後手優勢(-1981)

納得の投了。これで差が微差なら後悔もあろうけど間違ってなくて幸い(笑)

 

今朝の毎日新聞は、勝浦さんの詰将棋がのっていたが朝食を取りながら詰まそうと思ったが見た瞬間に詰んだ(といっても5秒~10秒くらいですけど)。典型的な手筋ものである。

ちょっと逆算してみました。

初手34竜の限定のための54金はちょっと重いか。 後半そのままです。

34竜、同銀、32桂成、同王、33角引成、31王、43桂、同銀、42馬、22王、33角成、13王、31馬、同飛、25桂馬・・・まで15手詰み

 


果し状 伊藤果8段著 予約開始

2016-03-19 20:50:47 | 将棋

今日は、amazonからいろいろ注文していた本が送ってきた。 今年は、ロシア語とをそして英語を再勉強しようと思っている。

来年あたり娘婿の母国に行こうと思っているので、多少の勉強が必要かと。ポルトガル語なら少し勉強すれば思い出すのでなんとかなりそうだがちょっと前から見ていたロシア語講座は、やはり最初からやらないと全然わからん。

テキストを見るとまた再放送を使うみたいで ナビゲーターは、小林麻耶さんだ。改作大魔王が泣いて喜ぶ人だが私は、他の人でもいいのだが1年間お付き合いか(笑)

 

明日は、近隣の上富田町で第2回宮本広志杯の将棋大会がある。さっぱり実戦を指していないがなにも急な仕事がない限り参加しようと思っている。

が成績は、多分だめだろうと弱気。 和歌山の青棋会のレーティング戦の棋譜が載っていたので、いくつか並べたがなるほど と感心するところが多数。こういうときは、いたってだめである。(笑)

 

マイナビのサイトを見ていたら 伊藤果8段の詰将棋集が予約開始になっていたので、早速1部予約した。

それで、近くの詰将棋好きの知人と話してたら 私の分も予約しておいてということでもう一部予約しました。

まあまあ高価な本ですが、伊藤果さんとくれば買いでしょう。

20000作のなかから200作を選びこんだということで楽しみですが、編集者ブログで一部は、判明してますが。

ちょっと予想も含めいくつか伊藤作品を取り上げてみます。

段位を7段で図面を掲載していますが、この4月に8段ということらしいがあえてそのままにして掲載させていただきます。(blogタイトルは、あわてて8段に変更しています。ウキぺディアまだ変わってなかったので間違えました)

 

まずは、編集者ブログで取り上げられていた簡素図式

 

これは、香車打って何合いかわかればすいすい。 うん角合いか そうなるとゴールまでは、一瞬である。詰将棋を創っているとこういうのは筋なのである。

これをいじくっているときに中編作ができたので、収束をあれやこれやいじって最高41手詰めにもなったが駒が少し残るので、そこら辺の折り合いをみて33手詰めくらいでおさめてスマホ詰めパラに投稿することにした ここのところ返送された枠がいくつかあるんでちょうどいい。

伊藤さんの百蓮という小冊子から

みためすぐ詰みそうだが17手もかかるし 好手もいくつかあるし収束もばっちり好作。

無理に4手延ばせば

こりゃあきらかに延ばさん方がええな。

もう1作白蓮から

解説によると42角から始めたとき玉に22と逃げてほしいための22歩は、作家がときどき使う手とある。確かにやっちゃいますね。

これからちょっと筋がひらめいたので作図してみた。

柿木将棋にかけると余詰み。 最後の方での悔しい余詰み 修正できそうでなかなか難しく、この図はあきらめた。

伊藤先生の本は、4月28日か楽しみである。


スマホ詰めパラ 返却コレクション

2016-03-18 15:45:59 | 将棋

今日は、仕事がドタキャンになってしまい、のんびり一日を過ごしています。天気が落ちてきたので、今夜から明日にかけて雨だろう。

日曜日には、宮本広志杯の将棋大会がある。参加予定だがいつも急な仕事が入ったりして確定的ではないのである。

 

スマホ詰めパラ 採用待ちになってもなかなか採用されずに取り残されていく作品(後から投稿したものに追い越される)も多々ある、そこで、初期の頃の採用待ちや見直していくつか返却してもらった。今回は、4つも同時に返却してもらった(いままでそういうことはなかったが)。それをいくつか掲載します。

もしそのまま 採用されていたら厳しいコメントが予想されるものたちを。

まずは、これ

簡単すぎるかな そのわりに形悪いし。ということで

13飛、22王、31角、同王、21桂成、同王、11香成、22王、12成香、31王、21成香、同王、33桂、22王、31角、同王、11飛成・・・まで17手詰

これ以上 手を加える気にもなれずあきらめました。手成りで詰むとかコメントがきそうだ(笑)

 

次は、これ

実戦型だが手順がちょっとさえない気がして返却してもらいました。

24桂、同銀、22金、同王、31角成、同王、32金、同王、43竜、22王、34桂、12王、32竜、13王、22竜・・まで15手詰み

3手目23金~43竜の紛れはあるものの冴えない。いまいち とかコメントがきそうだ(笑)

これ以上手を加えるのも考えものなのでやめた。

 

そして最後にこれ これはごく初期の作品

今見ると4手目に変同がある。当時は気がつかなかった。返却してもらってよかった。

但し この作品は、変同をなくしていろいろ手を加えてそこそこの作品ができたので、スマホ詰めパラにだそうと思ったが、思い切って詰将棋サロンに出すことにした。

同時にもう一題 返却してもらったのだがこれは、少し手を加えてスマホに再投稿した。

いま採用待ちの作品もいくつかあるが 見る日によってなんか返却してもらった方がよいのかなというのも違ってくるから不思議だ。

でも管理人(エモン)さんの採用選択は、なかなか的を得てるともいえる選択をしているような気がする。

だから私は、採用順を記載しないことにしている。


スマホ詰めパラ ブックマーク その39 改作大魔王

2016-03-15 17:41:00 | 将棋

今日は、徹夜明けの仕事で朝帰りだったが、軽めだったので昼くらいには起きたが、まあまあのんびり過ごした。夕方からは、注目の アルファ碁VSイセドル の最終局を中盤から生中継で見ていたが残念ながら 人間側の1勝4敗となった。

囲碁界では、今後もチャレンジマッチをしていくような感じなのでさらに注目される。

スマホ詰めパラからいくつかご紹介

まずEOGさんのツイッターをみていたらNo.7190は、改作大魔王が手を出しそうな作品とあった。

そうっとしとけばなにもなかったのだがこういうのを目にすると改作大魔王は、じっとしておられないらしい。(笑)

そういえば No.7190は、私の作品だが結構前に投稿したものである 60近く投稿したなかでまんなかくらいの時期の投稿したものなので当然半年くらい前か。

そのNo.7190は、軽い作品 13手詰み

5手目が見えれば解答にいくつく。

改作大魔王にかかれば次のようになる。http://katsuaki3r0429.hatenablog.com/entry/2016/03/14/105232

No.7190の収束は、32金が残るのでちょっと不満との意見があっての改作のようだが

もうなんか別物である。前作を知らないととっかかる気がしないしろもの。

22と、同王、34桂、23王、28飛、同馬、22桂成、同王、23金、同銀、34桂、同桂、33角成、同桂、21金、12王、11金、22王、21飛成・・・まで19手詰め

前に考えたときは、34桂馬を打ってから打ち換えというのがすぐにはできなくてあきらめたが改作大魔王の言葉にもあるので、いま一度考えてみた。

17手詰み 形もひどくなったし収束は、同じなので威張れないが一応34桂馬の2回打ち捨てくらいは達成。まあでもこれは もうちょっと推敲しないととても出せないかな。

*最初玉型43歩有の図を掲載しましたがよく考えると不要なのでとりはずしました(3/17)

 

昨日のスマホ詰めパラの新題は、高度な作品が多かった。NO.7200とNo.7201は高度すぎてここでは取り上げません。

いつも好作を提供されている黄楊の輝きさんの作品

初形は、ちょっとごつい感じだが手順は、軽快 31銀、同王、32銀、同金、22銀、同王、12歩成、23王、24金、同王、25銀、同桂、14竜、同王、13飛成・・・まで15手詰み

捨て駒の連続である。

 

次は、セレンさんのこの作品

一瞬 どこから手をつけようか迷うがちょっと考えると 12飛、同王、11金、同王、33角成、同銀、21金、同王、41飛という手筋が見えてくる。

その収束からちょっとアレンジしました。

32金、同金。41金といくと同王なら詰みますが22王で詰みませんが、セレンさんの作を考えれば同じようなもんです。

 


将棋の詰め方 大山康晴著

2016-03-11 13:41:01 | 将棋

今日は、東日本大震災があってからちょうど5年。

5年前は、はっきりその日を覚えている。あれからもう5年か という感じである。原発被害があるので復興もままならない。

毎年のように大災害は起こっているが、原発に関する被害は、特別だ。 大飯3号機に停止命令が出たが画期的なことだと思っている。

 

囲碁界では、グーグルのAIがトップ棋士(現レーティングで世界4位)に2連勝したことで、青ざめている。5番勝負なのではっきりとは言えないがコンピュータの弱点をつかみ切れていない現状勝つのは、大変だろうと推測する。 

こうなると偶然を要しないテーブルゲームは、コンピュータには、すべて勝てないことになる。

将棋界においてもコンピュータが発見した手がいろいろ現れてくることが予想される。

 

ヤフオクで、将棋の詰め方という懐かしい本を入手した。もっともこれは、昔持っていてずっと昔にヤフオクで処分したのだが、急に見たくなったためである。

いまの目で見てみるとやはり詰将棋が巻末に50問掲載されているのだが、昔と感じ方が全然違う。

ぱらぱらと見て、感心した詰将棋、苦戦した詰将棋、ちょっといじりたくなった詰将棋を3つほどご紹介

まず感心した詰将棋

この詰将棋入り方がちょっと戸惑うが3手目に好手がありそれが見えるかどうかがポイントあえて解答は、記載しませんが 13手詰みです。

 

次にちょっと苦戦したのが

これ

すぐにでも詰みそうな顔をしているので癖が悪い(笑) 15手詰みです。

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と書いたら風太郎さんから余詰みありとのコメント

調べてみると初手▲34桂からでも同手数で詰むようです。

そこで風太郎さんの修正案を掲載します。

これで見事 34桂からの余詰みは解消されましたので、本筋の23銀打ちからの15手詰めとなります。

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そして 巻末の最終問題

これは、そんなに難しくないので挑戦あれ、15手詰み

頭にちょっと導入部を追加すると 24桂、同銀、23銀、同歩。。

あっ でもこれは、ひどいな やはり改悪になってしまった。

この本に掲載されている詰将棋は、比較的筋のいいものが多そうなので、そんなに苦労するほどでもない。大山さん本人の作だろうかとさえ思う。


スマホ詰めパラ NO.7146

2016-03-10 17:32:27 | 将棋

春だと思ったら昨日、今日とまた寒い。まあでも一歩一歩暖かくなっていくのだろう。

先日は、囲碁界でも激震というべき出来事がありました。囲碁は、アルゴリズムが難しくコンピュータが人間を超えるのは、もうちょっと時間がかかると言われてましたが、、世紀の5番勝負コンピュータ先勝ということで、結果がどうなるか非常に興味深いところです。

 

スマホ詰めパラを見てるとNo.7146がいつの間にか消えているという書き込み等を見かけるので取り上げてみます。

実は、このNO.7146 偶然と思われるバッティング(同一作)で削除となりました。

下図がもとのNo.7146です。

実にいい作品でしたがこういうことです。

まあこのポケット詰将棋(近代将棋編)によると上図は、参考図でもとの問題は、

こういうので、この図は、収束用にも時々現れるというもので、No.7146(参考図)も途中でこの図といっしょになります。

この図がいいのは、ここで▲34桂馬と打つと△12王で(不詰み)

ですから▲14桂から入らなくてはならないのです。

この収束手順を使ってひとつ創作してみました。

▲34桂△31王▲22銀△同馬▲42金△21王▲22桂成△同王となり収束手順といっしょになります。(計21手詰み)

 

前にも取り上げたことはあるのですがこういう収束手順は、他にもいろいろあります。手順を確かめてください。

例えばこれとか 15手

こういうのも 17手

11王にして持ち駒を 銀2、桂 にするとできるなと思うと北原義治さんの作品とバッティングする。

 

 


スマホ詰めパラ ブックマーク その38  昨日の5作

2016-03-05 09:44:22 | 将棋

最近 ツイッターを始めたというよりあまりよく分かっていないが タイムリーな言葉を返したくて参加したまでなのです。

すっかり春めいてきたが 花粉のとびも半端でない。今年は、ちょっとこれに悩まされている。

和歌山出身の宮本広志さんが2年目でC級1組に昇級して5段になった。今月 第2回宮本広志杯が出身地の上富田町で行われるので参加しようと思っています。

ちなみに第1回は、まあ参加者数やレベルにもよるが優勝させてもらった、えへん(笑)

実戦不足なので今年は、ダメだろうが。

 

 

昨日の5作について今日は、コメントしてみます。

まずは、

9筋は、全く必要でない駒(かざり駒)ですね。実戦では、ならいの手筋です。まず思い付きでアレンジしました。

72銀、同王、61銀、同王、53桂、61王となってあとは、本編と同じ。 まあだれでも思いつくアレンジといえるかもしれない。

次の作品

一瞬 ごちゃごちゃしていているが 44馬、同歩、33銀、12王、13桂成、同王、15香に対する逆王手の14角が狙いの作品

ちょっと駒を整理してみました。まあよくなっているとは言いませんが

 

次の作品

これは、コメントにもあったがこれと似ているとの事

確かに収束の違いであるが。 なんともコメントしようがない。作者もうひとつの作品も途中図が同じというコメントがあるので、次はすっきりさせたいところだろう。

 

次の作品

14の歩も33の歩も省くと余詰みなので、ひとつにまとめると参考図だがどちらがいいかはわからない

最後に瓶子さんのこの作品

いつもレベルの高い作品を投稿されているが今回もまたしかりである。

26角、25王、45飛、同馬、35金、同歩、24金、同王、15角、同王、16歩・・・まで11手詰み(詰め上がり図)

最初の26角に45王と逃げられる手(変化図)も考えなくてはならないが

どうやらこれは 46金、同王、66飛の筋で捕まっているようだ。

それにしても最後までビシっと決まる瓶子さんの作品は、素晴らしい。