今日は、温暖な南紀でも寒い。雪が今年初めてパラついた。
2日前の紀ノ国杯という将棋大会に参加してきました。指将棋はさっぱり指していないので、これからちょっとずつローカル大会等経験して
アマ竜王戦やアマ名人戦の予選に調整したいところだ。
とはいえ この紀ノ国杯に全国強豪の木村秀利くんが来ている。まあ地元御坊市やから親孝行の里帰りといったところか。
あと古久保君や浜脇さん、楠本君、佐藤裕さんあたりの顔が見えた。
結果は当然 木村君の優勝
とりあえず 木村君と当たるまでなんとかと思ったがそこまで持たなかった(笑)
予選で当たった楠本君(小6)との将棋を振り返ります。
小学生ながら和歌山の県大会でも準優勝が数回ある強豪
先手▲バビル3世 後手△楠本君
後手が強引に攻めてきて、△47角と打ってきたところ ここで最強の▲34歩で勝ちを読み切ったつもりでしたが
▲34歩、△25角成、▲33歩成、△26馬 (次図)
もともと読みで以下 ▲22と、△57銀、▲79王、△66銀成、▲32と、△同王、▲66歩で優勢と読んでいました。局後 楠本君の読みも同じでした。
ところがこの局面で 何を思ったか ▲21飛を利かせた方が得に見えて打っちゃいました。 △31金で一挙敗勢。
気を取り直して▲同飛成、△同銀、▲43と、△32歩、▲44桂、△同馬、▲同角、△76桂、▲79王、△5七桂不成、▲25角 (次図)
一応 ▲25角が詰めろ逃れの詰めろですが 後手の次の一手で投了しました。
△34銀!
局後 木村君が ▲77銀、△25銀、▲76銀と粘る手は?と言ってくれましたが △6九飛から金を拾われてダメでしょうね。
やはり 指将棋は、たくさん指さないとあきませんねえ。
そのあと 決勝トーナメントで負けましたがけっこう覚えていないくらい乱戦になったので省略します。
対局後 負けた人たち集めて 詰将棋の解き比べをしました。古久保君や浜脇さん他集まってきて行いました。
スマホ詰めパラに投稿した自作や投稿中の自作を出しました。古久保君は、内藤さんの作品をたくさん覚えてきて出題。(よくそんなの覚えているなと感心。こっちは自作でも怪しい)
そして 意外なことに
この詰将棋 結構みなさん苦労してましたが、 木村秀利君がふらっとやってきて 10秒くらいで最後21銀までですねと言っていたので解いてた連中はあぜん。
さすが 今度 銀河戦に出場が決まっている人は違うわ。
*追加 上図 風太郎さんがアレンジ図を送ってくれたので掲載します。本人いわく改悪図とのこと
23銀~22銀成で金1枚の役目。収束は同様です。19手詰め
御坊市のY君が 今度はこれを詰めてみてよ。答えみてもようわからんという
誰の作品というので訊くと EOGさんの作品 という。 えー EOGさんか有名な詰将棋作家ですがなというと そうなんですかという返事
スマホ詰めパラは、自動対応してくれるがこんなの自力で詰ますのとても大変。 みんな悪戦苦闘でした。誰も手をあげない。10分~15分くらい読んだ後
10手目の合いごまがよくわからないので(次図)
もうしょうがないのでY君に10手目の合駒何?って訊くと 銀ですとの返事。 えー 桂合いで苦労してるのに銀かいな。
そこで もう並べようかとなって みんなで銀合いも桂合いも詰ませました。 スマホ詰めパラ 自力で詰ますのホント大変だ。
スマホ詰めパラ 最近新人さん作家も多い。
初めて採用されると どんなコメントがくるか楽しみですよね。 もっとも最近 評価もコメントも厳しめなのです。新人さんにはちょっときつすぎるくらい。
これも新人さん作家の作品 評価きびしすぎる。最初の作品としてはいいんじゃないでしょうか。歩を取るのがちょっと気がつきにくいか味が悪いかの評価に分かれるのと
最後に飛車を取る最終手余詰みがちょっとキズといたっところか
ここから改悪作を思いつきました。
23香、同桂左、43馬、同桂、22銀、12王、23と、同王、33角成、12王、11銀成、13王、25桂・・・まで13手
まだまだ推敲が必要かもしれません。