バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

スマホ詰パラ ブックマーク その108

2018-01-16 15:53:44 | 将棋

日曜日に紀ノ国杯が御坊市であって参加したのだが内容がひどすぎてちょっと振り返れない。秒読みで落手が多すぎた。

そもそも実戦を指さないのがいけないのかも。

その紀ノ国杯を観戦していて面白い将棋にであった。

先手▲古久保さん 後手△谷さん

普通の角換わりの序盤で△34歩に対して▲88銀あたりのところを平気で▲24歩と交換していく。

えっ、これは一目 △77角成▲同桂△33角▲21飛成△77角成▲48王△22馬▲同竜△同銀 (次図)

が見える。

これ 一目後手が良いだろうと対局後に両者に尋ねると 先手の古久保5段の十八番らしい。後手の谷さんは、ネット対局でこれと同じ局面で負けたことがあるという。

ちょっとびっくりだ。ちなみにelmo等で評価を取ると後手がわずかによくて経験値がものをいいそうだ。

なおここからの進行は、研究課題だろう。 一例は、38王、52王、77角あたりだが確かにこの後は、経験値がものを言いそうだが。個人的には、後手を持って悪いはずがないと思っている。

 

さて スマホ詰パラにいきます。

2014-2016の好作選が出るようなアナウンスがあったがいろいろ細かいところで調整しているようだ(各人のご意見はもっともなところだし)。個人的には、選んでももらっているようなので大歓迎なのだが。でもまあ最終的にいいほうに向かえばと思ってる。

昨日の作品からまずは、この作品

私は、第一感で24香だったが同桂、23香、12王、22香成、13王、25桂まで あれ簡単に詰んだ。kisyさんらしくないなと思ったがよく考えてみると

そうか意図がわかった。香車の遠打ちに25歩で中合して24桂の移動合いで逃れか。さすがである。以下同香、32王となると33~24のコースでするりと抜けてしまう。

評価は、いずれ上がってくると思うが もうちょっと評価すべき

私は、この詰将棋をみたとき 二上さんのこの取らせの手筋を思い出した。

39角、28角、同角、同と、18歩、同と、28角! この7手目が取らせの手筋。7手目の28角で39角は、28とで見事に詰まないのである。

 

次は、この作品

初手の35桂、32王、23角、33王に次の24銀が実戦的な手筋だ。つい34銀と押さえてしまいそうになる

コメント改案に次図があったが

これは、スマートに遂行されているが、後で出てくる24銀が見え見えになるのがちょっとほしい。

 

次は、この作品

非常にシンプルで収束も決まってる。4手目に22歩の変化が変化長手数になるようだ。

攻め方53歩あたりをおくと駒余りの同手数で一応キズは、消せると思うが(たぶんもっといい方法があるかもしれない)

最後にこの作品

こういう手筋作は、大好きである。

収束を借用して少し触りたくなる、もちろん改悪だが

これに関してEOGさんがツイッターで自作を思い出したとあったそれを見るとうわ 難解だ。

 

ちなみに 初手13歩だが 24桂から余詰みがあるとつぶやいてましたがこれは、王方15歩を置くくらいで解決する。

ちなみに31手詰めだ。

 

 

 


スマホ詰パラ ブックマーク その107

2018-01-08 13:04:43 | 将棋

2018年が始まって1週間がたったが今年は、寒い冬だ。

年末からの風邪がすっきり直らないし いまいちすべてにおいて不調。

早く暖かくならないものかと思う。

今年は、できる限り将棋大会に出てみようと思う。年々弱くなっていってるんだろうけど、今年はいろいろチャレンジしてみようかと。

スマホ詰パラ 最終目標は、100問載せてもらうことだがあと15問できるかな?

 

スマホ詰パラ最近の作品より 独断と偏見でとりあげます。

まずは、この作品 シンプルで軽快な作品

ただし EOGさんのコメントによると北原義治や岡田至弘に類作があるようだ。

ちょっとアレンジしてみた。角を桂馬で1回動かすのだが最初から25桂を配置しているでトータル的には、改悪だろう。

ただこの筋は、いろいろ応用がききそうだ。

*洛将さんからコメントをいただいて王方42角にすれば15銀を省けるとありましたがまさにその通りでそっちの方がすっきりしてます。


 

次に常連さんの一人のこの作品

収束の打ち歩詰め回避まできれいに決まってる。

コメント欄に改案があったがそれは、初手に31金を実現させるのが目的のようだ。あとは同じ

次にうまいと思ったのが

角を打ってから後で成捨てる味がとてもいいのである。

1手だけ逆算すれば 参考図も考えたれるが11手になるので 作者は一桁で決めたかったのでしょう。

それからこの作品も面白い

玉方の26歩が主役だが成るか成らないかと 後味もよい。

コメントにシンプルにした改案があったので掲示します。

まあこれは作意を忠実にシンプルに推敲したものと思われます。

 

スマホ詰パラ 今年も管理人のエモンさんが絶えまず続けてくれています。そこから詰将棋作家も生まれてきているし私もここで成長させていただいた。

とても感謝しています。